此処はニコニコミュニティ「TRPGやろうず」のWikiです。TRPG全般を取り扱います。作りかけですので、ガンガン改変をお願いします。

注意

永い後日談のネクロニカは、暴力的なシーンや、グロテスクな表現が含まれています。
その点をご理解の上、このページをお読み下さい。
R15ではありますが、何故R-18Gでないのか不思議なくらいです。ど真ん中を突き抜けているので、その手の耐性の無い方、現実と空想の区別がつかない方、及び未成年は回れ右。
























・・・おやおや、はじめまして、でしょうか?ご客人。

このような滅んだ世界に、如何様な縁で参られたのでしょう。

もはやこの世は、命あるものにそぐわぬ世界ですが。

何かの手違いで参られたのなら、このまま踵を返すのがよろしいでしょう。
これは物語にあらず、総てが終わったあとの後日談。

地は汚れ、空は穢され、人は滅んで久しく。

ただ死せる者、死に続ける少女たちが、悲嘆と狂気の間で揺れながら、自らの救済を求め流離い行く。

そのような世界、眺めていて楽しいものでもないでしょう。



……なるほど、それがよい、とおっしゃいますか
なればあなたは、私の同類。

狂ったこの世で、踊り続ける人形の舞を。

哀れで愛しい、彼女たちを。愚かで悲しい、死人使いの物語を。

ともに紡いで行こうではありませんか。


これは、永い永い後日談。

  朽ちた舞台に   破れた台本

死の演舞に    殺戮の華

演者も観客もみな死人


     永い後日談のネクロニカ
       

     == The long long sequel==

ネクロニカとは

人類が滅びた後の世界。
みんな死んでいる世界。
もう誰も死なない世界。
動くのはただただ、死者ばかり。

『永き後日談のネクロニカ』で主人公は、
そんな世界でココロを持ってしまった少女――ドールたち。
平たく言えば少女ゾンビになって、他のゾンビと戦うゲーム。

死者たちを動かすのは、滅んだ世界の支配者たるネクロマンサー。
ゲームの中の最終ボスであると同時に、ゲームの進行役も示します。
なんといっても、ドールにココロを与えたのはネクロマンサーなのですから。
操り人形ばかりの世界、己の意志持つドールは、何よりの玩具。
敵を差し向けたり、ちょっとした悲劇喜劇を演出するのが楽しみというもの。

ドールたちは死んでいる以上、壊れはしても死にはしません。
もうとっくに死んでいるし、世界もとっくに終わっています。

ご用意するは10面体のサイコロ1つ。

そんなわけで鉛色の空の下、お茶でもしながらひとつ、長い――永い後日談を語ってみようじゃありませんか。


舞台背景


かつて、戦争がありました。自らの発展のため、自らの住まう星さえ穢し続けた人類は
当然の帰結として、環境汚染や資源の枯渇に苦しむことになりました。
中でも致命的だったのは、水資源の枯渇です。
度重なる破壊と汚染は、地球の処理できる容量を遥かに越えていました。
自らの存亡に関わるこの問題をきっかけに、人類の歴史は、大きく歪んでゆくことになります。

人類は偉大でした。
間も無く、海水を安価で淡水に変える、革新的な技術が開発されます。

人類は愚かでした。
この技術が産み出す莫大な利権を巡り、大規模な戦争が勃発します。

独裁国家、終末思想のカルト教団などが力を持ち、拡大を続けたこの戦争は
やがて地球全土を巻き込んだ、最終戦争にまで発展します。
その過程で使用された、様々な兵器は、世界を完璧に汚染し尽くしてしまいました。
核兵器、生物兵器、科学兵器、気象兵器、 地震兵器。
人体改造、変異生物、細菌兵器、
後日談の主役となる、アンデット兵器も登場します。
考えうる全ての技術を、破滅へ向けた人類。
倫理と良心、人道を屑篭に叩き込んだこの戦争は
空を、海を、母なる大地を破壊しつくし、何もかもを壊しつくしてしまいました。

これにより、人類の98%の死滅が確認され……

人類は破滅を迎えました。

アンデットとは

この滅んだ世界で動き回るのが、ほとんどがネクロマンシーによって生み出されたアンデットか、対アンデット兵器として作られた生物などです。
このゲームにおいてネクロマンシーとは、魔術や超自然的な現象でなく、れっきとした科学技術であり
とある種の粘菌を用いたものが、その多くを占めます。
この粘菌群に、記憶や情報などをインストールし、死体に埋め込むなどすれば
粘菌が増殖して体の全体に広がり、その肉体を動かし始めます。
この粘菌は、全身が脳みそであり、筋肉であるために、アンデットの肉体は強固で頑丈なものになり
体の一部を切られたり、撃たれたりしても致命傷になりえません。
寄生先の脳みそだって、情報を保存し、動きを処理するために補助として使っているに過ぎず
最悪、首を跳ね飛ばされたとしても体は動き続けます。
(パーツである”のうみそ”を破壊されると、行動値というパラメータが減少し、動きがにぶります)

簡単な行動を行う、たとえば動く相手を銃で撃つ、といった単純なアンデットなら
知識と道具があれば、簡単に生み出すことができるのです。
ただし、プレイヤーの操るアンデット少女たち・・・「ドール」は、人間とかわらない心を
自我をそなえています。こういった高等なアンデットは、作るのに手間や能力がかかるでしょう。

ネクロマンサー

死人使いの業を持つものは、この世界ではネクロマンサーと呼ばれます。
それが人間でも、アンデッドでも、はたまたそれ以外の何かであっても、です。
彼ら、あるいは彼女らは、滅んだこの世界に退屈を覚えていることでしょう。
自分を盲信するアンデッドに囲まれても、いつしか退屈と孤独に狂うのです。

そこで生み出されたのが、人間の心を持ち、自由意志を抱き
この世界をおっかなびっくり歩く少女たち・・・
プレイヤーの操作する「ドール」です。

彼女たちの可愛らしさ、予想のつかない行動を
ネクロマンサーは楽しみます。時に希望を与え、また理不尽にそれを奪い。
彼女たちの冒険を楽しむのです。

ドール、心ある人形

プレイヤーが操作するのが、少女型のアンデッド、通称ドールです。
彼女達は、生前の記憶をほとんど持っていません。
世界の現状、自らの死などを一挙に認識してしまえば、人の心は壊れてしまうからです。
かろうじて、わずかな記憶のカケラ、自分が死んでいるらしく、生き返らせた誰かがいること。
そして世界が、恐らく大変なことになっているようだ、という程度です。
自分の記憶を取り戻すと こと、ネクロマンサーを打倒することが
彼女達の目標となることでしょう。

それはきっと厳しい旅になるでしょう。
彼女達の前に立ちはだかる敵はたくさんあります。
ネクロマンサーの悪意、未だ彷徨い続けるアンデッド
汚染され尽くした大地、死んだ体に閉じ込められた恐怖。

体は、この世界で生きて行けるよう
改造、強化が施されています。
しかしそれは、歪で狂ったものであることも多く。
少女らの心を苛みつづけることでしょう。
いつか終わりの訪れるその日まで。

このページへのコメント

…r15って書いてありました、すみません…

0
Posted by ねくろまんさー 2014年11月25日(火) 16:10:28 返信

ネクロニカはR-15作品ですよ?

0
Posted by 水色梟 2014年11月23日(日) 22:32:13 返信

表紙からして、体はんぶん千切れて背骨見せてたり
地面にはらわた撒き散らしてる本が
R18G以外の何なんだw

3
Posted by ねくろまんさー 2014年11月23日(日) 06:43:59 返信

ネクロニカってR-18じゃなくない?

0
Posted by 水色梟 2014年11月22日(土) 18:33:08 返信

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