※BUILD MS6弾からは「グフ・カスタム」に名称変更。
こちらでは変更前の名称を使用する。
ジオン軍の量産機・グフを基にしたエースパイロット向けカスタムMS。
型式番号(MS−07B3)から設定資料によってはB3グフと呼称することもある。
グフの配備が進むにつれ、白兵戦を重視したコンセプトのため攻撃範囲・射程が狭い、また内蔵の固定兵装(5連装フィンガー、バルカン、ヒートロッド)の扱いにくさや装填弾数の少なさ等、前線での運用に不便な点が浮上した。
そこでグフを全面的に見直し、固定武装を廃して射撃武装を着脱式とし、中近距離射撃能力を向上させた機体として再設計した機体である。
そのためヒートロッドやフィンガーバルカンを外した先行試作型でもある07A型の発展型としても取ることができそうだ。
開発には最新の技術が惜しげもなく投入され、陸戦用MSとしての完成度はドムとは別のベクトルで非常に高くなっている。
前腕部に脱着可能な3連装35mmガトリング砲を装備し、射撃兵装としている。
また、小型化されたシールドには6連ガトリング砲を追加することで中距離の射撃能力を強化、攻防一体の武装となった(ガトリング・シールド)。
ガトリング部は脱着可能であり、裏には通常グフと変わらずヒート・ソードも備えることで格闘戦能力を損なわないように工夫がされている。
更にグフの特徴的な装備である右腕のヒートロッドは設計段階から大幅に変更と材質を強化し、ワイヤー型に変更したことで小型化を達成し、射程距離も延長されている(最長17.5m)。
それに伴い溶断機能を廃し、対象に吸着して放電のみとし、先端を鈎爪(アンカー)状とした。
機体としての活躍はノリス項参照のこと。
※実際に本編の第10話「震える山(前編)」を観ればこの機体と彼の凄さが良く分かるだろう
余談ではあるが、「08小隊」当時に展開されていた本機体のプラモデルの出来の良さは有名であり、その後の1/144におけるMSリファイン(HGUC等)の始祖となったといわれる。
ちなみにこのキットにはボーナスパーツとしてフィンガーバルカンタイプの手首も付属する。
バリエーション機としてMS−07H−8 グフフライトタイプも本機のパーツが流用されており、外観にも共通点が多く見られる。
最大の変更点は武装面であり、左手は通常のマニピュレーターとなった。
2018年5月5日にNHK BSプレミアムで放送された「全ガンダム大投票40th」にて、本機はMS部門の第14位だった。
上位演出技:キジン・ソルジャー
ガトリングによる射撃後、これをパージして飛び上がってヒートロッドを射出、放電攻撃で相手をダウンさせつつ逆手に持ったヒート・ソードで切り抜ける。
08小隊劇中でのその鬼気迫る戦いぶりからの命名なのか。
Ez8同様劇中の戦闘シーンを反映した必殺技であり、なおかつ全体的にライバル機と対になった演出である。
ノリスがEz8を撃墜していたら・・・と言ったところか(その場合はノリス側が「負ける」(量産型ガンタンクを討ち漏らす)ことになるのかもしれないが)。
なお、ヒート・ソードは劇中と異なり最後の斬撃時のみ放熱状態である。
余談だが、射撃通常攻撃時は走って攻撃をスタートさせる始祖の機体となった。
ゲームの仕様上全体的に浮遊している本ゲームでは珍しい。
こちらでは変更前の名称を使用する。
Z3-016 | P | タイプ | ディフェンダー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 3400 | アタック 3000 | スピード 2000 | |||
必殺技 | キジン・ソルジャー | 4400 | コスト | 5 | MSアビリティ | 捨身 |
適性 | 宇宙× | 地上★ | 水中× | 森林◎ | 砂漠◎ | |
通常武器 | 実弾 | 必殺武器 | 打撃 | パイロット | ノリス・パッカード | |
備考 | ノリスの専用グフが登場。 ステータス合計値は8400。Pレア版もセレクションと同じく捨身だが、HPを重視したディフェンダーらしい構成で捨身待機状態に持っていきやすいのが利点か。さらに同業者・Z2弾Pケンプファーとは同じクリティカル効果重視型だが、アタックがあちらより高く捨て身の火力が高い。ただしあちらよりスピードが低い上に適正も得手不得手が激しいので投入地形を選ぶ必要がある。捨て身の発動が安定する=瀕死になりやすいという事を頭に置き、苦手とする宇宙・水中は出撃させない方が無難か。後は同弾MNT−1と同様に捨て身後の事を考えスピード補正の高いパイロットを選んでおき、捨身発動後は一般機掃討に回すなどすれば無駄がない。 パイロット候補はPレア並みのステ合計と恵まれたZ3弾Mノリス…といきたいがスピードバーストなので常時は6弾Pアムロ・Mゼハートなどのスピード補正が高めのパイロットを乗せておき、敵を掃討しながら捨て身の機会を窺うのがよいか。Rジョニーなら先攻クリティカル確定スキルで、クリティカル確定の捨て身を打ち込めるが…撃破出来なかった場合には確実にこちらが撃破されることに注意(鉄壁持ちを出せば保険をかけておけるが)。逆に宇宙などではB1弾アスランを乗せてスキルによるクリティカル捨て身を狙えるが、やはり打たれ弱くなる。階級によっては耐えられるのだが... 低燃費必殺を生かす方向なら僚機にZ3弾Mシローを使い、この機体にZ2弾P刹那を乗せればお手軽にコスト5の威力6400を超燃費を作り出せるが、地形適正のおかげで汎用機にはしにくいのが欠点。これでも使いたい場合、万能ナビゲーター(マニューバスラスター)を使うと良い。ゲージはクイックなので熟練Gコマンダーは大丈夫なはず。また、スピードがいる場面はZ4弾Mハマーンなどの超スピード補正、覚醒持ち、スピードバーストを。 |
Z3-031 | R | ザ・ライバルセレクション(金箔押し) | タイプ | ディフェンダー | ||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 2400 | アタック 2200 | スピード 2400 | |||
必殺技 | キジン・ソルジャー | 2700 | コスト | 3 | MSアビリティ | 捨身 |
適性 | 宇宙× | 地上★ | 水中× | 森林◎ | 砂漠◎ | |
通常武器 | 実弾 | 必殺武器 | 打撃 | パイロット | ノリス・パッカード | |
備考 | Z1弾のシャアゲルググと同様、セレクション版であるRから上位演出技である。 能力値がフラットに近くバランスが取れているが、グフ以上に地上に特化した適性は場合によっては弱点足りうるので注意。必殺技は本弾から登場のコスト3で、コストも低いが威力が低いので僚機にZ3弾Mシローをつけるなどして補うのも一つの手である。 捨て身目的なら単純にアタックが高いPレア版が手に入ればお役御免になる所だが、Pレアよりスピードが高いのでこの機体を使いたいという場合には活躍するかもしれない。その場合は上記でも挙げたZ3弾Mシローを僚機に付け、6弾Pアムロなどを乗せて総合火力を向上するなどすると便利か。 |
Z4-014 | M | タイプ | ガンナー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 1500 | アタック 3600 | スピード 2400 | |||
必殺技 | キジン・ソルジャー | 3800 | コスト | 4 | MSアビリティ | 不沈 |
適性 | 宇宙× | 地上★ | 水中× | 森林◎ | 砂漠◎ | |
通常武器 | 実弾 | 必殺武器 | 打撃 | パイロット | ノリス・パッカード | |
備考 | 上位演出技を持ってMに降格。今回は不沈持ち。 ステータス合計値は7500。不沈持ちにもかかわらず2000を切ったHPは壁役として役目を全うしきれない可能性が高いのでZ2弾PガンダムNT−1の様に保険程度に捉えるのがよいだろうか、そう考えると専用パイロットのZ3弾Mノリスとの相性は逆によいかもしれない。 低いHPは割り切って高いアタックを利用するために6弾PアムロやMゼハートを乗せる手もあるが、その場合は追いつけない敵に対してはなす術もなくやられる場合があるので注意。他、クリティカル重視型を利用してZ4弾Mロウ・ギュールでHPと火力を同時に補う手もある。この場合は地形適正を生かさないとスピードが足りない場合があるので注意。 他の特徴としてコロコロプロモFX(システム抜き)を超えたコスト4帯最強である低燃費必殺が挙げられるか。コストダウンを図っておけば主力機が必殺技を撃った時に残ったGパワーを余さず使えるのは利点。ダメージカットスキル・装甲に阻まれダメージをろくに与えれない場合もあるが仕方の無い所か。そこで威力向上などを図るかはコマンダーの手腕次第。 他、コストダウン関連なら同弾収録のアビリティ・小隊「袖付き」などを併用すればまだ低下の余地があるが、ローゼン・ズールにしろシナンジュにしろ適性が宇宙寄りなので、この機体との相性は余りよくない事に注意。またアビリティ・小隊を併用する=機体枠が固定なので汎用性が失われるのも問題があるのでややネタの域か。逆に小隊「流派・東方不敗」での火力上昇でフォローしてやる方がよいかもしれない。 |
B8-069 | CP | タイプ | ディフェンダー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 2600 | アタック 2500 | スピード 2400 | |||
必殺技 | キジン・ソルジャー | 3500 | コスト | 4 | MSアビリティ | 回避 |
適性 | 宇宙× | 地上★ | 水中× | 森林◎ | 砂漠◎ | |
通常武器 | 実弾 | 必殺武器 | 打撃 | パイロット | ノリス・パッカード | |
ボーナス | 本弾CPが小隊内に多いほどアタックがアップ | |||||
備考 | ユニバーサルセンチュリーコレクションの一枚として排出。 ステータス合計値は7500。待望の再高レア化。アビリティが回避で、ステもフラット型で扱いやすいが突出した点がないのが場合によっては欠点になったりするかもしれない。 なおフラット型とはいってもアタックはボーナス効果で最初から2800、CP同時配備でアタック型回避機になる。通常戦闘における生存性は高いので、攻撃的なパイロットを乗せてさらに火力を高めておきたい。 |
TKR1-004 | M | タイプ | アタッカー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 1400 | アタック 3000 | スピード 4500 | |||
必殺技 | キジン・ソルジャー | 5300 | コスト | 6 | MSアビリティ | 決戦 |
適性 | 宇宙× | 地上★ | 水中× | 森林◎ | 砂漠◎ | |
通常武器 | 打撃 | 必殺武器 | 打撃 | パイロット | ノリス・パッカード | |
備考 | 新シリーズはMで登場。ステータス合計値は8900とこの時点でのマスターレア屈指の高性能カード(他のMは8600〜8700位)となった。 性能としては基礎スピード4500に加えて、更に適正的に地上(5500)・森林・砂漠(5000)で、それらの地形では全カード中最速を争える恐るべきスピード特化機体である。しかしアビリティは速攻型配分にふさわしい先攻系の闘気や速烈ではなく基礎ステ向上の決戦であり、アタック・必殺共にそれなりの数値な為、しっかり強化してやらないと打ちもらして返り討ちという事も珍しくないだろう。 また、ここまでスピードが高いと迅雷・先制には全く対応できない為、出会った場合は交戦を避けるか、発動しないのを祈るしかないが、建設的な意見を挙げれば先にも書いた通り先攻系アビリティではなく先制狩りなどで下から抜かれても確実に発動する決戦なのが強みなので耐久面をカバーしてやれば高いスピードを生かしてイニチアシブを取りやすいのが利点。グフ・カスタムを主力として使いたい人は、アビリティ発動にアビリティレベルが不要の本カードかBG1弾Rの無双がメインとなりえるだろう。 乗せるパイロットとしては専用パイロットのノリスの場合同弾Mだとアタック・スピード強化スキルで決戦を活かしやすいが、スキルが地上限定であるのが欠点。乗せるなら低レアかつ古いカードになってしまうが、B6弾Cがいいだろう。それ以外なら決戦効果も生かしてアタッカー鉄板のB8弾M・繚乱5弾Mキンケドゥと繚乱4弾M昭弘、鉄6弾Pドモン&レインを勧めたい。 |
OA6-083 | CP | タイプ | ガンナー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 2900 | アタック 3000 | スピード 3700 | |||
必殺技 | キジン・ソルジャー | 5300 | コスト | 5 | MSアビリティ | 戦迅 |
適性 | 宇宙× | 地上★ | 水中× | 森林◎ | 砂漠◎ | |
通常武器 | 実弾 | 必殺武器 | 打撃 | パイロット | ノリス・パッカード | |
ACE効果 (専用パイロット搭乗時限定) | ラウンド1からずっとアタックが2倍になる。 | |||||
備考 | 歴戦の強者キャンペーンの1枚。ステータス合計値は9600。 スピードの高いステータスで、アビリティは戦迅と2種類目の使いやすいアビリティとなった。ノリス搭乗時限定のACE効果がアタック2倍なので、不足しがちなアタックを強化できる。 そのノリスは同弾Cは必殺技時クリティカルとややACE効果が生かしにくいように見えるが、ノリスのACE効果もアタック強化なので、高めたアタックはラウンド1の戦闘時に生かし、クリティカルはラウンド2以降の必殺技で生かすという使い方となる。TKR1弾Mは地上限定だが、スキルでアタックを強化できるので悪くない。Z4弾とB6弾の両Cカードは、先攻を取れればバーストを封じることでバーストバトルも封じることが出来る。 |
EB3-004 | C | タイプ | アタッカー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 3000 | アタック 3700 | スピード 1000 | |||
必殺技 | キジン・ソルジャー | 4700 | コスト | 4 | MSアビリティ | 先制 |
適性 | 宇宙× | 地上★ | 水中× | 森林◎ | 砂漠◎ | |
通常武器 | 打撃 | 必殺武器 | 打撃 | パイロット | ノリス・パッカード | |
ヴァリアブル効果 | - | |||||
ACE効果 | 相手にガンダム系MSがいると、ずっと防御力がアップする。 | |||||
備考 | 1年9ヶ月ぶりに登場。今回はCの先制持ち。 スピードの低いステータスなので先制が生かしやすいが、地上・森林・砂漠ではスピードが増加してしまう難点がある。しかし、ディフェンスバーストを乗せた場合でも、アタックゲージブーストがスロー・スーパースローと止めやすくなるのは大きな利点。最遅を求めないなら編成の選択肢が大きく広がるだろう。 |
登場作品 | 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 | |
---|---|---|
開発系統 | ジオニック社(成長傾向:クリティカル重視型) | |
その他特殊系統 | ジオン系 | |
格闘武器 | ヒート・ソード | 打撃 |
射撃武器 | 6連ガトリング砲(ガトリング・シールド) | 実弾 |
ディフェンダー | 通常武器:射撃武器 | |
ビルドMS | B1弾 | |
証言 | ||
特記事項 |
ジオン軍の量産機・グフを基にしたエースパイロット向けカスタムMS。
型式番号(MS−07B3)から設定資料によってはB3グフと呼称することもある。
グフの配備が進むにつれ、白兵戦を重視したコンセプトのため攻撃範囲・射程が狭い、また内蔵の固定兵装(5連装フィンガー、バルカン、ヒートロッド)の扱いにくさや装填弾数の少なさ等、前線での運用に不便な点が浮上した。
そこでグフを全面的に見直し、固定武装を廃して射撃武装を着脱式とし、中近距離射撃能力を向上させた機体として再設計した機体である。
そのためヒートロッドやフィンガーバルカンを外した先行試作型でもある07A型の発展型としても取ることができそうだ。
開発には最新の技術が惜しげもなく投入され、陸戦用MSとしての完成度はドムとは別のベクトルで非常に高くなっている。
前腕部に脱着可能な3連装35mmガトリング砲を装備し、射撃兵装としている。
また、小型化されたシールドには6連ガトリング砲を追加することで中距離の射撃能力を強化、攻防一体の武装となった(ガトリング・シールド)。
ガトリング部は脱着可能であり、裏には通常グフと変わらずヒート・ソードも備えることで格闘戦能力を損なわないように工夫がされている。
更にグフの特徴的な装備である右腕のヒートロッドは設計段階から大幅に変更と材質を強化し、ワイヤー型に変更したことで小型化を達成し、射程距離も延長されている(最長17.5m)。
それに伴い溶断機能を廃し、対象に吸着して放電のみとし、先端を鈎爪(アンカー)状とした。
機体としての活躍はノリス項参照のこと。
※実際に本編の第10話「震える山(前編)」を観ればこの機体と彼の凄さが良く分かるだろう
余談ではあるが、「08小隊」当時に展開されていた本機体のプラモデルの出来の良さは有名であり、その後の1/144におけるMSリファイン(HGUC等)の始祖となったといわれる。
ちなみにこのキットにはボーナスパーツとしてフィンガーバルカンタイプの手首も付属する。
バリエーション機としてMS−07H−8 グフフライトタイプも本機のパーツが流用されており、外観にも共通点が多く見られる。
最大の変更点は武装面であり、左手は通常のマニピュレーターとなった。
2018年5月5日にNHK BSプレミアムで放送された「全ガンダム大投票40th」にて、本機はMS部門の第14位だった。
上位演出技:キジン・ソルジャー
ガトリングによる射撃後、これをパージして飛び上がってヒートロッドを射出、放電攻撃で相手をダウンさせつつ逆手に持ったヒート・ソードで切り抜ける。
08小隊劇中でのその鬼気迫る戦いぶりからの命名なのか。
Ez8同様劇中の戦闘シーンを反映した必殺技であり、なおかつ全体的にライバル機と対になった演出である。
ノリスがEz8を撃墜していたら・・・と言ったところか(その場合はノリス側が「負ける」(量産型ガンタンクを討ち漏らす)ことになるのかもしれないが)。
なお、ヒート・ソードは劇中と異なり最後の斬撃時のみ放熱状態である。
余談だが、射撃通常攻撃時は走って攻撃をスタートさせる始祖の機体となった。
ゲームの仕様上全体的に浮遊している本ゲームでは珍しい。