こちらはUC−MSVのフェネクス。
OA4弾より参戦した『機動戦士ガンダムNT』のフェネクスはこちら。
※HGUCはガンダムフロント東京限定販売(通常(塗装前提)・メッキ・クリアの3種類、下記G−フェネクスを含めると5種類)。一般販売はMG・BB戦士のみだったが、2018年春に機動戦士ガンダムNTの発表に合わせて一般販売が決定した(ナラティブVer.にて追加されたアームド・アーマーDE下部のスタビライザーを取り外す事で通常のフェネクスに再現可能)。
東京お台場にあった、ガンダムフロント東京(現在閉館)のアトラクション「DOME−G」で上映された、「機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two」で登場する金色のユニコーンガンダム3号機。
ビスト財団及びアナハイム・エレクトロニクス社(以下AE社)、そして地球連邦軍との共同計画であるUC計画とは無関係に、AE社で組み立てられたフル・サイコフレームの素体を元に地球連邦軍の手により作られた機体である。
ただ、純度が低い為、1号機、2号機よりも出力が低い。
武装はこれまでのユニコーンガンダムと同様、ビーム・マグナムやビーム・サーベル、アームド・アーマーDE(本機の場合背中の接続パーツを介して翼のように計2枚装着されている)が装備されているが、ブレードアンテナについては不死鳥の翼をイメージした新規のものに変えられている。
なお元のユニコーン・バンシィと同様に、本機もNT−Dシステムによるユニコーンモードからデストロイモードへの変身機構を有しており、その際は青色に光り輝くサイコフレームが露出する。
「機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two」ではビスト財団と地球連邦軍との合同で、バンシィと評価試験が行われ、その間にリバウをはじめとした袖付きのMSによって奇襲が仕掛けられる。
その迎撃の際にバンシィがNT−Dを発動、優位に戦いを進めている様子を見て焦った連邦軍高官の指示により、フェネクスのNT−Dのリミッターも解除される。
それによって、バンシィとフェネクスの間でサイコフレームが共鳴し、フェネクスは暴走(その際に瞳が赤くなった)。
袖付きとバンシィを撤退させた後も暴走は治まらず、最後には連邦軍高官の乗る母艦であるアイリッシュ級のブリッジを破壊、消息を絶つという異常事態を生じさせた。
また、ガンプラの肩のマーキング(GR)から所属艦はゼネラル・レビルと2号機と同時に配備される予定だったことが窺える。
なお、作品中では、このガンダムに乗り込むパイロット等の描写はなく、ガンダムトライエイジでも専用パイロットは無しと設定されている。
ただし現時点唯一のミッション登場である「神獣伝説」での搭乗や登場弾(B7弾)でのバーストおよび共鳴ディフェンスもあり、マリーダの搭乗が推奨されているようにも見える(当時はクシャトリヤ・リペアードが参戦していなかったのでやむなしか)。
バトルアリーナモードではプルトゥエルブの容姿で本機に搭乗しており、ドラマチッククエストモードの「超決戦!黄金神」においてもこちらの姿でミッションに登場した。
ところが、ガンダムUC本編と同じ時間軸に当たるアクロス・ザ・スカイでは回収されたのか再建されたのかは不明だが、新たにフェネクスが登場し、追加パーツ(内容は新型のn i t r o)が搭載されている新型機として登場している。
アクロス・ザ・スカイの続編のラスト・サンではアームド・アーマーXCを外した状態で登場。
サイド7付近で式典に向かう地球連邦軍の輸送船アンヴァルと袖付きのメイルメル隊との交戦宙域に突如として出現した。
両陣営のMSには目もくれず、式典に招待された『ラスト・サン』の主人公である少年サン・プレースをはじめとする中学生達(全員NTの素養あり)に向けてメガキャノンを掃射、突然の非戦闘員に対する[攻撃という暴挙に及ぶ。NT−Dが過剰反応して暴走していた模様。
その後も生き残った中学生のみを執拗に追うその姿は機械的反応というよりもはや生身の獣そのものであり、主人公機の弟とは微塵も感じさせない暴虐な物だった。
また、その暴挙を止めようと両陣営のMSが協力して攻撃してきた際には第3形態である『アンチェインド』に変身し、完全な暴走を始めたが、暫くしたらパワーダウンを起こしたのか機能を停止した模様。
UCの短編小説「不死鳥狩り」(One of Seventy Twoの続きにもなっている)では原作小説版の世界の方でも本機が存在する設定になった。
その作中では、上記の合同評価試験の際、連邦軍の強化人間パイロットであるリタ・ベルナルが操縦していたことが判明。
彼女はフェネクスの暴走により、肉体を消失し意識だけが機体に宿った状態となってフェネクスと一体化し、およそ半年もの間宇宙を漂っていた。
その後、連邦軍の少数精鋭部隊「猟人(シェザール)隊」のフェネクス捜索任務「不死鳥狩り」の目標として追われる事になる。
リタは、ネオ・ジオング(正確にはハルユニットと内部のサイコシャード)の存在を感じ取り、その危険性を悟りながらも機体が暴走し多くの命を奪った贖罪として、幼馴染である猟人隊のヨナ・バシュタを導き、2人の力で最大稼働状態へと変化させ、フェネクスに秘められたソフト・チェスト・タッチ(ビスト神拳)でハルユニットを粉砕。
砕いたサイコシャードの破片はフェネクスの背中に集積し、全長100メートルを超える巨大な虹色に輝く翼を形成し、その翼で残った部分を包み込んで灰化させた。
戦いが終わった後、リタはヨナを降ろし、宇宙の彼方へと旅立って行った。
また上記の不死鳥狩りを再構成してOVA・アニメ版「ガンダムUC」の続編として描かれる「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」では、不死鳥狩り同様キーパーソンの機体として登場。
形状が一部異なっており、アームド・アーマーDEのテール部に鳥の飾り羽のような蛇腹状の姿勢制御用スタビライザーが追加されている。
詳細はこちらを参照。
また、「G−レコ」の作中世界を舞台とした壁面映像「ガンダム Gのレコンギスタ FROM THE PAST TO THE FUTURE」では、キャピタル・アーミィがヘルメスの薔薇の設計図から開発した設定の黒い機体・G−フェネクス(黒い不死鳥≠ハルファスガンダム)として登場。
サイコフレームは赤で、瞳と頭頂部のカメラは紫になっており、一層禍々しくなっている。
マスク大尉をパイロットとし(本ゲームでは専用機補正はつかない)、コア・ファイター(G−セルフ)&G−アルケイン(アサルトパック装備)と交戦している。
コア・ファイターを逃がす為に立ちはだかったアルケインと交戦、最初はユニコーンモードとして登場したため、NT−Dが発動してデストロイモードに変身した直後、アイーダが「G系に変身したの!?」と驚いていた。
しかし、マスク自身が機体特性をキチンと把握しておらず碌に慣熟訓練をしていなかったようで、いきなりビーム・マグナムを連射するという悪手を打ってしまった(通常、牽制射撃はアームド・アーマーDEのメガキャノンや頭部のバルカン砲を使い、マグナムはここぞの時に使用する)。
さらに悪い事が重なり、完全な復元には至らなかったためか、シールドに内蔵されたIフィールドはきちんと動作しなかったため、早々に接近戦を行う羽目になってしまった。
アルケインを倒した後はそれを救援すべく現れたG−セルフと交戦、パックを破壊するものの不思議な力を発揮したG−セルフの斬撃を受け、機能を停止した。
その後は部下のクンタラ兵に救助・回収されたが本機の修理パーツはなかったのか、はたまた被害が甚大で修理不能だったのかその後の本編には登場しなかった。
ガンプラでは初代とは別口で、作中再現という形で金メッキ(U.C.仕様)と銀メッキ(R.C.仕様)のツインパックというPGとは別の意味でとってもゴージャスな代物が発売されている。
上位演出技:NTデストロイ・ラズライト
虹色の光を纏って上昇後(上昇ポーズはとある機体にそっくり)、アームド・アーマーDEのメガキャノンをフルパワーで放つ。
長兄の流れを汲む単発系ビーム必殺技の最新版にあたる。
「ラズライト」は宝石の名前であり、日本語(カタカナ表記)では同じ読みだが、英語では「Lazurite」と「Lazulite」の2種類ある(RかLかの違い)。
前者(Lazurite)は割りと有名で聞いた事がある人も多いであろう「ラピスラズリ(青金石)」の事。
後者(Lazulite)(は前者の影に隠れがちな「天藍石」である。
ラピスラズリの和名として天藍石が用いられるが、天藍石はラピスラズリには含まれない別種である。
サイコフレームの色が青い事や、機体そのものが金色である事から、おそらく技名は前者(青金石)の方から取られていると思われる。
ただ、この宝石はどちらとも「青い宝石」である(Lazuliteの語源はドイツ語で「青い石」と言う意味の「lazurstein」)。
OA4弾より参戦した『機動戦士ガンダムNT』のフェネクスはこちら。
B7-074 | SEC | タイプ | アタッカー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 3000 | アタック 3000 | スピード 3000 | |||
必殺技 | NTデストロイ・ラズライト | 6200 | コスト | 8 | Hアビリティ | 共鳴 ディフェンス+1 |
適性 | 宇宙◎ | 地上◎ | 水中× | 森林× | 砂漠× | |
通常武器 | 打撃 | 必殺武器 | ビーム | パイロット | - | |
備考 | B7弾Wシークレットは、やはりというべきか両機ともUCのMSVからの参戦。 2つ目は、なんと本ゲームオリジナルの可能性を超えた存在からタイミング的にもピッタリで過去のカードでも示唆された第3のRX−0であり、金色の不死鳥の異名を持つユニコーンガンダム3号機、フェネクス。 ボーナスありの共鳴は本カードのみ、FAユニコーン(D)(スピード)とネオ・ジオング(アタック)とでP相当の共鳴のバースト3種は揃う形となった。 ステータス合計値は9000。かつステータスは全数値3000というとても珍しい配分の機体となっているのが特徴。 アビリティは遭遇率の低い(ミッションでもビルドファイターズモードでも)追撃系必殺技アビリティ無効である共鳴ディフェンスバーストといまいち扱いづらくアタック、スピードバースト持ちではアビリティが死ぬという仕様になっている上に、適正が宇宙地上◎で局地適正が全て×とどっかの六枚羽のような配分(巨大MA的な)になっているという、辛いデメリットも所持している…と騎士ガンダムやBD1号機に負けず劣らずの使いどころの難しい玄人向けのカードとなっている。 それでも使うなら共鳴ディフェンスバーストの二つ目の利点である必殺威力向上を使うのに、必殺コスト低減パーツやコストダウンスキル持ちパイロットや、ディフェンスバースト持ちでコストダウンパイロット…Z2弾P刹那あたりでの基礎火力の上昇を施したり、無印5弾Mジュドー・Z3弾Mアイナでのクリティカル誘発(但しアシストカットに注意)、さらに必殺技使用で撃墜されるまでスピードを2倍にする脅威のスキル持ち・鉄血4弾Pヒイロなど「共鳴ディフェンスバーストの発動条件=攻撃を受ける」前提なのを頭にいれつつ、耐久力を補うセッティング・安定して反撃を行えるようなプレイングを心がけよう。この事から実は微妙な適正もさして問題ではないので、パーツはアイナの懐中時計やガンプラポーチのようなダメージ軽減+コストダウンパーツ(または防御アップ)か地上・宇宙での★クリでのダメージアップも期待できる地形適性+1あたりを回したい所。現在は必殺コスト−2が行えるパーツ・「ハロビー」がある為、手に入れればかなり柔軟な運用が行えるようになるのでお勧めだが、ガンプラポーチ、地形適性+1以外のいずれのパーツも、入手方法が高難易度ミッションでのハンティング品ばかりなので注意。 当然だが「攻撃を受ける必要がある」アビリティ持ちの本機体にとって、防御の上から撃墜される可能性のある速烈・闘気・突撃持ちは無闇に相手をさせない事が望ましい。また、現在ではTK1弾Pシャアなどのディフェバ封印スキル持ちが居た場合、バーストを封じられる事でアビリティも擬似封印されてしまう事に注意したい。その場合は相手の封印スキルの形態によっては撃墜されて状態をリセットさせないといけなかったりもする(前述のPシャアは撃墜されない限り永久封印)が、わざわざ撃墜されていては手数が減って後手に回るハメになるので、スピードダウンBAやスキルにGオーダー「夏の恐怖体験」等を用意して、アタバ・スピバへ対応して被ダメージを抑えたりする手段を講じておくか、ミッションなら採用を見送るなど臨機応変に対処したいところ。後のDWより登場のEX覚醒だと、ディフェンスバーストのパイロットとのみ組めるのは変わらないが、EX覚醒させるとバースト封印の影響を受けにくくなり、ディフェンスバースト封印のみなら影響を受けないので、できればGパワーMAX条件のパイロットと組ませたい。 なおガンダムフロント東京での映像を意識しているかは不明だが、サイコフレームから放たれる光の演出が多用されており、まさに不死鳥のような美しさを体現する仕様となっている。 証言タイトルは本機のリンクにも使っている金色の不死鳥(こんじきのふしちょう)と被っている。 証言者はこの機体の行方も気になっているフリーライター。ガンダムフロントでも一部(最新情報コーナーなど)に参加しており、適任といえる。 |
TK6-073 | RE:SEC | タイプ | ガンナー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 3000 | アタック 2400 | スピード 3400 | |||
必殺技 | NTデストロイ・ラズライト | 5600 | コスト | 6 | MSアビリティ | 不沈+1 |
適性 | 宇宙◎ | 地上◎ | 水中× | 森林× | 砂漠× | |
通常武器 | ビーム | 必殺武器 | ビーム | パイロット | - | |
備考 | SEC再録キャンペーン・RE:SECの1枚。ステータス合計値は8800。 ビルドMSが所持した不沈での登場だが、タイプがガンナーに変更された。(ビルドMSはディフェンダー)青不沈のSECと言えば、BG2弾SECと一緒だが、振り分けや得意な地形は異なるので使い分けができる。前のSEC版と違いアビリティが共鳴ディフェンスバーストから不沈に変わった為、アタック、スピードバースト持ちのパイロットでも安心して使用する事ができる。 不沈機だが一番高いのがスピードという変り種配分…の代わりにアタックが一番低く必殺も中コスト帯で総合火力が微妙、という割と無視できない問題があるが、これはパイロットの方で補いつつ、パーツで更に上昇させたり、必殺コストダウンパーツで蘇生からの必殺反撃をしやすくしておくかいずれかをしておくと使い勝手がなおよくなる。その他、局地は3つとも適正×なのでその点を活用する・しないはきっちりと決めておかないと置物になりやすいので注意。 G-フェネクス的なネタ運用とも取れる高レアのマスクを乗せてやれば低めのアタックを補う事が出来るので以外とバランスが良くなるので乗せるパイロットに困ったら選択肢には入るかも。実際、初出であるBG2弾Mの彼はステ・スキル共に不沈蘇生反撃戦術(要は不沈受け)に割と適した性能をしている(アタック極降り、初手Gパワーゲインと必殺アップ)。 もう一方の鉄1弾Mも全カード屈指の超高アタック補正(+2400)に攻撃時アタックダウンと撃ち漏らしたときにも被ダメージを下げれるようになっているので粘り強く戦えるが、局地の適正が全て×の為、そこで出撃させるとパーツで改善していない限り、スーパークイックのバトルゲージを止める事になる為、全地形+1パーツで補うか自信がない場合は戦場次第で見合わせよう。 それ以外のパイロットだとガンナー・不沈という事でB2弾Pロックオン&BG2弾Pアイーダのガンナークリ確アタバ組や、ガンナー指定防御0スキルディフェバのVS1弾Pアムロ(CCA)、ガンナー指定クリ確+クリティカル無効持ちスピバのVS5弾Mセイ&レイジなど、火力面を気にしてパイロットを選出するとうまく活躍出来るだろう。 例によって例の如くだが、対人戦ではBG6弾Mユニコーン(D)(不沈受け絶対殺すマシーン)+BG3弾Pセカイor鉄2弾Pカミーユや、BG1弾PプランB+アタックダウン(B2弾Mサーシェス、BG3弾Mミライなど)orダメージ半減持ちアタバ(B4弾Mリョウ、B8弾Mザビーネ、鉄3弾Mジュドー)など、頼みの綱である不沈を封じてくる共鳴アタバには注意したい。 証言者は前回に続きフリーライターの彼であり、今回は実名表記となった。 |
VS1-037 | M | タイプ | ディフェンダー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 1800 | アタック 4000 | スピード 3300 | |||
必殺技 | NTデストロイ・ラズライト | 5700 | コスト | 6 | Hアビリティ | 共鳴 スピード |
適性 | 宇宙◎ | 地上◎ | 水中× | 森林× | 砂漠× | |
通常武器 | 打撃 | 必殺武器 | ビーム | パイロット | - | |
備考 | SEC機体が再収録のRE:SECに飽き足らずまさかのラズライトM落ち。ステータス合計値は9100。 性能としては速攻型配分の共鳴スピードバースト持ち。共鳴スピバはビルドMS版も所持しているが、ガンナーからディフェンダーに変更されている。共鳴スピバは速烈や闘気と比べると火力は劣るものの、相手の反撃系アビリティを封印しつつ攻撃できるのが利点。ただし、宇宙・地上以外の局地適正は相変わらず最悪で、アビリティの発動の都合上スピバ持ちを乗せる事から、バトルゲージのスーパークイックと付き合う必要が出てくる為、不慣れな人は宇宙・地上以外の戦場には出撃を見送るか、適正+パーツで対処したい。 パイロット候補としてはB4弾MレイジやBG6弾Mウィル、鉄3弾Pガエリオや繚乱2弾Pヴィダールのような火力重視のスピバで攻めに出るか、防御重視型を活かしてB2弾MアセムやB5弾Pアムロ(CCA)、BG6弾P刹沙慈や繚乱4弾Mカミーユのような壁スキル持ちのスピバを乗せて攻めと守りを両立させるかはGコマンダー次第。鉄6弾Mロランか繚乱2弾Mアスランのようなパイロットスキル封印持ちと組み合わせるのもおすすめ。 |
※HGUCはガンダムフロント東京限定販売(通常(塗装前提)・メッキ・クリアの3種類、下記G−フェネクスを含めると5種類)。一般販売はMG・BB戦士のみだったが、2018年春に機動戦士ガンダムNTの発表に合わせて一般販売が決定した(ナラティブVer.にて追加されたアームド・アーマーDE下部のスタビライザーを取り外す事で通常のフェネクスに再現可能)。
登場作品 | 機動戦士ガンダムUC MSV 機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two(※ドーム映像) 機動戦士ガンダムUC 0094 アクロス・ザ・スカイ 機動戦士ガンダムUC 0096 ラスト・サン 機動戦士ガンダムUC 不死鳥狩り 機動戦士ガンダムNT ガンダム Gのレコンギスタ FROM THE PAST TO THE FUTURE(※壁面映像) | |
---|---|---|
開発系統 | RXシリーズ(サイコフレーム)(成長傾向:防御力重視型) | |
その他特殊系統 | ガンダム系 | |
格闘武器 | ビーム・サーベル | 打撃 |
射撃武器 | ビーム・マグナム | ビーム |
ディフェンダー | 通常武器:格闘武器 | |
ビルドMS | B7弾(「白熱!バトルフェスティバル編」の景品→一般開発) | |
証言 | ||
特記事項 | 専用パイロットは無し(詳細は下記)。 UC計画(ビスト財団及びAE社)とは無関係に連邦軍の手により作られた機体なので連邦系に属しているはずだが、こちらもやはり2号機と同じく本ゲームでは連邦系には該当しない。 その点は今までのSECの流れ的にもそうであったが、同期のSECの方は初めて連邦系にキッチリと属していた。 |
東京お台場にあった、ガンダムフロント東京(現在閉館)のアトラクション「DOME−G」で上映された、「機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two」で登場する金色のユニコーンガンダム3号機。
ビスト財団及びアナハイム・エレクトロニクス社(以下AE社)、そして地球連邦軍との共同計画であるUC計画とは無関係に、AE社で組み立てられたフル・サイコフレームの素体を元に地球連邦軍の手により作られた機体である。
ただ、純度が低い為、1号機、2号機よりも出力が低い。
武装はこれまでのユニコーンガンダムと同様、ビーム・マグナムやビーム・サーベル、アームド・アーマーDE(本機の場合背中の接続パーツを介して翼のように計2枚装着されている)が装備されているが、ブレードアンテナについては不死鳥の翼をイメージした新規のものに変えられている。
なお元のユニコーン・バンシィと同様に、本機もNT−Dシステムによるユニコーンモードからデストロイモードへの変身機構を有しており、その際は青色に光り輝くサイコフレームが露出する。
「機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two」ではビスト財団と地球連邦軍との合同で、バンシィと評価試験が行われ、その間にリバウをはじめとした袖付きのMSによって奇襲が仕掛けられる。
その迎撃の際にバンシィがNT−Dを発動、優位に戦いを進めている様子を見て焦った連邦軍高官の指示により、フェネクスのNT−Dのリミッターも解除される。
それによって、バンシィとフェネクスの間でサイコフレームが共鳴し、フェネクスは暴走(その際に瞳が赤くなった)。
袖付きとバンシィを撤退させた後も暴走は治まらず、最後には連邦軍高官の乗る母艦であるアイリッシュ級のブリッジを破壊、消息を絶つという異常事態を生じさせた。
また、ガンプラの肩のマーキング(GR)から所属艦はゼネラル・レビルと2号機と同時に配備される予定だったことが窺える。
なお、作品中では、このガンダムに乗り込むパイロット等の描写はなく、ガンダムトライエイジでも専用パイロットは無しと設定されている。
ただし現時点唯一のミッション登場である「神獣伝説」での搭乗や登場弾(B7弾)でのバーストおよび共鳴ディフェンスもあり、マリーダの搭乗が推奨されているようにも見える(当時はクシャトリヤ・リペアードが参戦していなかったのでやむなしか)。
バトルアリーナモードではプルトゥエルブの容姿で本機に搭乗しており、ドラマチッククエストモードの「超決戦!黄金神」においてもこちらの姿でミッションに登場した。
ところが、ガンダムUC本編と同じ時間軸に当たるアクロス・ザ・スカイでは回収されたのか再建されたのかは不明だが、新たにフェネクスが登場し、追加パーツ(内容は新型のn i t r o)が搭載されている新型機として登場している。
アクロス・ザ・スカイの続編のラスト・サンではアームド・アーマーXCを外した状態で登場。
サイド7付近で式典に向かう地球連邦軍の輸送船アンヴァルと袖付きのメイルメル隊との交戦宙域に突如として出現した。
両陣営のMSには目もくれず、式典に招待された『ラスト・サン』の主人公である少年サン・プレースをはじめとする中学生達(全員NTの素養あり)に向けてメガキャノンを掃射、突然の非戦闘員に対する[攻撃という暴挙に及ぶ。NT−Dが過剰反応して暴走していた模様。
その後も生き残った中学生のみを執拗に追うその姿は機械的反応というよりもはや生身の獣そのものであり、主人公機の弟とは微塵も感じさせない暴虐な物だった。
また、その暴挙を止めようと両陣営のMSが協力して攻撃してきた際には第3形態である『アンチェインド』に変身し、完全な暴走を始めたが、暫くしたらパワーダウンを起こしたのか機能を停止した模様。
UCの短編小説「不死鳥狩り」(One of Seventy Twoの続きにもなっている)では原作小説版の世界の方でも本機が存在する設定になった。
その作中では、上記の合同評価試験の際、連邦軍の強化人間パイロットであるリタ・ベルナルが操縦していたことが判明。
彼女はフェネクスの暴走により、肉体を消失し意識だけが機体に宿った状態となってフェネクスと一体化し、およそ半年もの間宇宙を漂っていた。
その後、連邦軍の少数精鋭部隊「猟人(シェザール)隊」のフェネクス捜索任務「不死鳥狩り」の目標として追われる事になる。
リタは、ネオ・ジオング(正確にはハルユニットと内部のサイコシャード)の存在を感じ取り、その危険性を悟りながらも機体が暴走し多くの命を奪った贖罪として、幼馴染である猟人隊のヨナ・バシュタを導き、2人の力で最大稼働状態へと変化させ、フェネクスに秘められたソフト・チェスト・タッチ(ビスト神拳)でハルユニットを粉砕。
砕いたサイコシャードの破片はフェネクスの背中に集積し、全長100メートルを超える巨大な虹色に輝く翼を形成し、その翼で残った部分を包み込んで灰化させた。
戦いが終わった後、リタはヨナを降ろし、宇宙の彼方へと旅立って行った。
また上記の不死鳥狩りを再構成してOVA・アニメ版「ガンダムUC」の続編として描かれる「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」では、不死鳥狩り同様キーパーソンの機体として登場。
形状が一部異なっており、アームド・アーマーDEのテール部に鳥の飾り羽のような蛇腹状の姿勢制御用スタビライザーが追加されている。
詳細はこちらを参照。
また、「G−レコ」の作中世界を舞台とした壁面映像「ガンダム Gのレコンギスタ FROM THE PAST TO THE FUTURE」では、キャピタル・アーミィがヘルメスの薔薇の設計図から開発した設定の黒い機体・G−フェネクス(黒い不死鳥≠ハルファスガンダム)として登場。
サイコフレームは赤で、瞳と頭頂部のカメラは紫になっており、一層禍々しくなっている。
マスク大尉をパイロットとし(本ゲームでは専用機補正はつかない)、コア・ファイター(G−セルフ)&G−アルケイン(アサルトパック装備)と交戦している。
コア・ファイターを逃がす為に立ちはだかったアルケインと交戦、最初はユニコーンモードとして登場したため、NT−Dが発動してデストロイモードに変身した直後、アイーダが「G系に変身したの!?」と驚いていた。
しかし、マスク自身が機体特性をキチンと把握しておらず碌に慣熟訓練をしていなかったようで、いきなりビーム・マグナムを連射するという悪手を打ってしまった(通常、牽制射撃はアームド・アーマーDEのメガキャノンや頭部のバルカン砲を使い、マグナムはここぞの時に使用する)。
さらに悪い事が重なり、完全な復元には至らなかったためか、シールドに内蔵されたIフィールドはきちんと動作しなかったため、早々に接近戦を行う羽目になってしまった。
アルケインを倒した後はそれを救援すべく現れたG−セルフと交戦、パックを破壊するものの不思議な力を発揮したG−セルフの斬撃を受け、機能を停止した。
その後は部下のクンタラ兵に救助・回収されたが本機の修理パーツはなかったのか、はたまた被害が甚大で修理不能だったのかその後の本編には登場しなかった。
ガンプラでは初代とは別口で、作中再現という形で金メッキ(U.C.仕様)と銀メッキ(R.C.仕様)のツインパックというPGとは別の意味でとってもゴージャスな代物が発売されている。
上位演出技:NTデストロイ・ラズライト
虹色の光を纏って上昇後(上昇ポーズはとある機体にそっくり)、アームド・アーマーDEのメガキャノンをフルパワーで放つ。
長兄の流れを汲む単発系ビーム必殺技の最新版にあたる。
「ラズライト」は宝石の名前であり、日本語(カタカナ表記)では同じ読みだが、英語では「Lazurite」と「Lazulite」の2種類ある(RかLかの違い)。
前者(Lazurite)は割りと有名で聞いた事がある人も多いであろう「ラピスラズリ(青金石)」の事。
後者(Lazulite)(は前者の影に隠れがちな「天藍石」である。
ラピスラズリの和名として天藍石が用いられるが、天藍石はラピスラズリには含まれない別種である。
サイコフレームの色が青い事や、機体そのものが金色である事から、おそらく技名は前者(青金石)の方から取られていると思われる。
ただ、この宝石はどちらとも「青い宝石」である(Lazuliteの語源はドイツ語で「青い石」と言う意味の「lazurstein」)。