マクギリス・ファリドの2期での姿。
1期バージョン・モンタークとは同時出撃可能。
第1期での動向はこちらを参照。
エドモントン近郊の戦いの後、アーブラウ騒乱を素早く収拾した(予めそうなることを予想し関係各所に手配していたのは容易に想像できる)功績から准将へ昇進し、カルタ・イシュー亡き後の地球外縁軌道統制統合艦隊司令に就任。
搭乗機も青く塗られたグレイズリッターを新たな搭乗機とし、地球各経済圏のギャラルホルンへの不信感排除に努める。
1期のラストで失脚した養父イズナリオに代わってファリド家当主としてセブンスターズの会議に参加するなど、ギャラルホルン内の影響力も増している。
また、石動・カミーチェという部下が居ることが判明し、シュヴァルベも彼に引き継がれた模様。
(後、三日月・オーガスから1期の頃に呼ばれた渾名を略されチョコ(の人)と呼ばれるようになった。変わらずマクギリス本人は気にしてはいないが、部下の石動は「准将を変な名で呼ぶな!」と抗議した。)
物語が進むにつれて彼の目的やその計画だけでなく、見通しの甘さや実力・戦力差を把握しきれていない(言ってしまえば慢心)といった場面が目立ち始め、「生温い感情」と切り捨てた筈の友情に心の底では拘っていたせいで文字通りの手傷を自分から受けに行くなど(それが原因で元親友に殺されかけ、さらに石動を失う羽目になり、最終的には自身の命取りとなってしまった)、1期で見せた冷徹な知恵者という面は見られなくなった代わりに人間臭い言動が多くなった。
あくまで自分の目的を達するために「力」を求め続ける様から、エリオン家の当主にしてアリアンロッド艦隊の司令官であるラスタル・エリオンに「大人になりきれない子供」と評されている。
地位が向上した事により、以前にも増して前線に立つ機会が無くなり、無用の長物と化したグリムゲルデは機体の外装や装備を殆ど変えたうえで石動へ譲渡。
二年前はガエリオを圧倒した程の操縦技術も、鉄華団の阿頼耶識持ち団員二人を相手に撃墜寸前まで追い詰められる程に衰えた。
ただし寸での所で左腕を盾にし、相手の装備を取り落とさせて返り討ちにするという荒技をとっさにやっていた事もあり、そこまで深刻な衰えではない模様。
というよりも、手を組んでいる相手である鉄華団が相手なのもあり「死に物狂いになっている2人の相手を正面から死なせないように無力化すること」なので、流石の彼を責めるのは無理があるといえよう。
本格的に圏外圏での治安維持を目指すために海賊討伐を鉄華団へ依頼したのち、討伐後は鉄華団と秘密裏に手を組んだ。
ラスタルが自身の失脚を狙って起こした「無音の戦争」にて一時的に鉄華団と対立状態となるも、
自決したガラン・モッサに全ての責任を負わせる事で袂を分かつという事態を回避。
その後、鉄華団から謎の物体の発掘報告があり、その謎の物体(=MA)の検分の為に密かに火星へと出向、しかし身の回りの警戒を怠っていた事により「MAの存在を知って火星へ秘密裏に赴いた」という断片的な情報をアリアンロッドが手にしてしまい、「七星勲章を狙っている」と勘違いの判断をしたイオク・クジャンのレギンレイズ隊が火星へ降下。
イオク機の不用意な接近が引き金となってMA・ハシュマルの起動を許してしまう。
オルガから「ギャラルホルンが起動させたのである以上、その後始末に助力しろ」と乞われるが、コレに対して今後の鉄華団との協力関係においての上下関係が明確化し、さらにイオクが口にした七星勲章にも興味が沸いたので石動と共に出撃。
鉄華団やアリアンロッドよりも先にハシュマルへトドメを刺す事に拘り、あくまでハシュマルは自分達の手で倒せる前提で戦地に向かうものの、ハシュマルの足止めを狙っていた鉄華団が崖の爆破に想定以上の時間を要した上、イオクが2度邪魔した事もあり(一度ハシュマルが進路を大幅に変えて農業プラントを焼却し、さらに来た道を辿って元のルートに戻るという長い時間をかけてなお間に合わなかった)、最終的に鉄華団の戦力の殆どはハシュマルと分断したプルーマの群れの排除に尽力。
マクギリスと石動がハシュマルと対峙した直後は、イオクを追ってきたジュリエッタ・ジュリスのレギンレイズを加えても三機分しか戦力が存在しなかった。
それでもなお「ジュリエッタに手柄を渡さない」(=あくまで自分達2人だけでハシュマルを倒せると判断)ために攻撃を行うが、ジュリエッタや石動よりも簡単に撃墜され、自身も重傷を負ってしまった。
そんな状況下に三日月のバルバトスが舞い降り、モビルアーマーは撃墜される。
三日月の戦いぶりは伝説の英雄で自身も尊敬するアグニカ・カイエルと重ねており、鉄華団を高く評価している一因になっており、この戦いで自身の迷いを払拭している。
ハシュマル騒動を鎮静化させた後は青年将校ライザ・エンザを主としたクーデター準備のために奔走。
イオクのダインスレイヴ使用についても言及はしているものの、追い詰めるには至らなかった。
そして鉄華団がジャスレイ・ドミコルスを討った3日後、武力革命を起こした。
ギャラルホルンのシンボルであるガンダム・バエルを起動させ(秘密裏に阿頼耶識移植手術を受けている)、同機の威光の下に既存のギャラルホルンを跪かせる算段だったが、当然、政敵であるラスタル率いるアリアンロッドはこれに反発。
逆にヴィダールが仮面を取ったガエリオ・ボードウィンは逆賊扱いし、交戦状態に入った。
しかしバエルの威光をもってしても他のセブンスターズの協力を得ることはできず(当面中立を宣言させる効果はあったが)数で劣ったまま戦うことになり、更にラスタルが革命軍に潜り込ませた間者が意図的にダインスレイヴをアリアンロッドの一角に放ち(多数の被害が出ているように見えるが、ダインスレイヴ一発にしては派手すぎるため、仕込みの演出という見方もある)、その報復という大義名文でもって多数のグレイズ隊のダインスレイヴ一斉掃射×2セットを受け、革命軍は壊滅(ハーフビーク級2隻のみ残存)。
有効な手立てもなく、火星への撤退を余儀なくされた。
しかし、火星支部で待っていたのはギャラルホルン内に於けるすべての権限の剥奪であった。
自身の出自も公開され、ファリド家の看板もまた失った中、決戦に備え鉄華団に身を寄せる。
「生きる」道を選択した鉄華団に対し、自身は1人となってギャラルホルンを陽動。バエル1機で注意を引きつける。
トドの手引きで宇宙に上がった後、全員を退艦させたのちファリド家所有ハーフビーク級1隻とバエルのみを使ったラスタルとの決戦に挑んだ。
今まで以上の圧倒的な戦闘力を見せる中、彼は現在の腐敗した「秩序」を変えることを望み、鉄華団にもその一打となることを望んでいた事を独白する。
多数のMS、戦艦を撃墜する中、現れたガエリオのキマリスヴィダールとの決戦。
ほぼ互角の戦闘はガエリオに軍配が上がり、重傷を負いながら生身で艦内に突入したのちヴィダールの仮面を被ったガエリオに射殺される。
死の寸前、彼はガエリオの姿を見た。そして、本当に伝えたかったことを伝えきれぬままに(だがその想いは口に出せずとも既に伝わっており、それは友の涙という形で表れていた)、親友の傍らで息絶える。
様々な人を偽りの仮面を纏ったマクギリス・ファリドで接していたがガエリオとアルミリアにだけは本来のマクギリスとして相対しており、2期ではガエリオに対しては1期でも使わなかった「一人称が「俺」」で話している。
また、終始アルミリアにだけは「本当の自分」で接しており、彼女への愛情は「利用」ではなく「純粋な愛」であった。
彼の起こした一連の事件は「マクギリス・ファリド事件」と呼ばれることとなった。
事件の中でセブンスターズは3人(彼の他、イシュー家、クジャン家)を失い、合議制を廃止。火星においても連合が設立され、植民地としての姿は消えつつある。
様々なしこりは残ったとは言え、ギャラルホルンの腐敗は清濁併せのむ形で正された。
1期バージョン・モンタークとは同時出撃可能。
TKR2-066 | バーストカットインイラスト | キャラクターアイコン | 設定画流用 | P | |
---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP+1700 | アタック+1000 | スピード+2200 | ||
バースト | ディフェンス | 命がけだよ、私もな! | バーストLv | 3 | |
スキル | 巧妙な作戦 | ラウンド2からずっと仲間全員のアタック、スピード、必殺技+1000。 | |||
背景 | 繚乱2弾M専用リッター | ||||
備考 | 1期ではこの姿でPにはなれなかったが、念願のPで登場。本編内で出世(特務三佐(中佐)→准将)したからなのだろうか。ステータス合計値は4900。 性能としてはHP・スピード重視のディフェバで、特にスピードに秀でているが、ダメージ軽減スキルなどは持ち合わせないため、それが仇となって迅雷や烈破などに狩られやすく、また乗機にも適さないが、逆にそのスピードを生かして逆襲持ちなどで長期戦に備えてみたり、ファンネルやフルドライブ、もしくは変形や武闘持ちに乗せて、打ち切り後もスピードを生かせるようにしてみたりなど、スピードを生かす方向で搭乗機体を選んだ方が活躍しやすいだろう。 スキルは味方全員の能力向上で、3箇所同時向上はBG2弾Pフミナの上位互換となるが、フミナはスピードバーストでこちらはディフェンスバーストなので、使い方が全く違うため、互換扱いにはしにくい。ちなみに両方同時に出すとスピードと必殺が+2000という超火力状態を作れるが、勿論先制などに引っかかりやすくなるので使う場所は限られる。 搭乗機体の候補としては同弾M専用グレイズリッターとは自身のスキルでのステアップとトライブレイズによるステアップがかみ合っており、ラウンド2辺りでマクギリス自身のスキルの発動からトライブレイズと繋げれられれば、大幅にステがアップし、最終ラウンドで敵を圧倒できる…が、当然全てのステが上がる事から相手のアビリティが先制などの場合は逆効果になるので使う場所は選ぼう。また、スピードが高い+スピードアップスキル持ちという事で、突撃・急襲・閃烈持ちに乗せるという手もある。状況に応じてBG5弾Pクリムやスピードダウン手段をあわせるのも忘れずに。 その他、ステの配分から最初の愛機、鉄血1弾P専用シュヴァルべに載せると互いにステを補い合ってバランスの取れた性能になりつつ、ラウンド2でのアタックアップスキルから超狙撃、更に高威力の必殺など、アシストに優れたセッティングを獲得できる。 |
TKR3-065 | バーストカットインイラスト(TKR3弾〜) | キャラクターアイコン(TKR3弾〜) | R | ||
---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP+1100 | アタック+1800 | スピード+600 | ||
バースト | スピード | こちらも加減はできんか・・・! | バーストLv | 2 | |
スキル | 包囲開始 | ラウンド2からずっと仲間全員のスピード+500。 | |||
備考 | R落ち。 アタック重視でスピードがやや遅いが、スキルで加速できるようになっている。前弾M青リッターのトライブレイズとの相性もよい。 今回のイラストはセブンスターズ当主の服装でイオクと同じものとなっている。 |
TKR4-067 | P | ||||
---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP+1900 | アタック+2300 | スピード+800 | ||
バースト | アタック | 私の魂までは、掴めはしない。 | バーストLv | 3 | |
スキル | アグニカへの憧憬 | 攻撃時、追加ダメージ+3000。【1回限り】 | |||
備考 | 公式Twitterにて公開。鉄血4弾Pモンタークも含めれば3枚目のP化。ステータス合計値は5000。 原作ではバエルの起動や戦闘でしっかりと使っているが、この時点では阿頼耶識非対応である(次弾で実装)。 最初の一撃に全てを賭けるかのようなスキルが特徴的な1枚。初撃のみ+3000の追加ダメージは、1回限りの共鳴アタック追加ダメージ部分と考えてよく無論のこと重ねがけやアビリティにより特徴が際立つ。友人も既に無く(副官はいたが、繚乱4弾稼働時にはすでに故人となっている)、一人でも戦い抜く決意か。「攻撃時」なので、うまくラウンド1にコンビネーションアタックまたはトライブレイズの僚機としてアシストにつけて攻撃されなければ追加攻撃にも乗せられる。超狙撃・超電刃ならなおよし。そういう場合は鉄1弾P専用シュヴァルベが最適。 が、ミッションでは兎も角、対人ルール戦でそのような事はまず起きない為、そちらで安易に狙うのはやめた方がいいだろう。堅実に先制・迅雷・ファンネル・フルドライブあたりと組み合わせるのが基本となるはず。 お勧めの機体はB7弾Pや本弾CPのネオ・ジオング、BG1弾PプランBのような重量型配分の共鳴アタックや鉄6弾Mエピオンや本弾Mカバカーリーといった烈破、鉄5弾CPグリムゲルデや繚乱3弾Mハーフカウルなどの迅雷、鉄5弾P第6形態や繚乱3弾Pスペリオルカイザーあたりのフルドライブがお勧め。ファンネル・先制でも有効な為、乗せる機体は幅広いが、いずれも共鳴・烈破以外は確率発生型アビで、共鳴・烈破は殴られてから殴るので相手の攻撃に耐える必要があり、どのアビリティも性質が一発屋かつ不発時の問題もある為、運用時のリスクは中々高め。マルチフレームシステムのバエルは、高HP、高アタック、低スピードのいわゆる重量型なので、スピードダウンのデメリット付きのアクションメモリをセットし先制か迅雷、スピードダウンを1枚にし残り2枚はHPか防御強化のアクションメモリをセットした逆襲か烈破が良いだろうか。 |
TKR5-074 | CP | ||||
---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP+800 | アタック+1200 | スピード+1800 | ||
バースト | スピード | そうだ!もっとお前の力を見せろ! | バーストLv | 3 | |
パイロットアビリティ | 阿頼耶識 | 阿頼耶識システムを搭載した機体(TK5弾以降のカードのみ)に搭乗したときに覚醒。 アタック+500、ハイパーバースト追加 | |||
絆アシスト | 三日月・オーガス(2期)(1期含むが合体版不可)をパートナーとして発動。 同時にロックオンすることで先手を強制的に獲得し同時攻撃を行う | ||||
スキル | アグニカの威光 | 覚醒していると、攻撃時にずっとアタック+2000。【毎回】 | |||
備考 | 遅れて阿頼耶識を実装。ステータス合計値は3800。 覚醒系スキルも持つこちらの方が使いやすく、主に追加攻撃での重ね掛けに長けるが、阿頼耶識対応機体でなければならない点に注意。絆アシストが【1回限り】ということを考えると、使用後やアシストカットに備えてTK6弾ANNIV.バルバトス第6形態などの阿頼耶識対応機体の速烈・突撃・闘気・急襲・戦迅も候補に入るか。 絆アシスト相手に三日月&オルガは入らない。 なお、TKR4弾バエル(P・CP)に乗せても覚醒はできないので注意。 |
OA5-071 | P | ||||
---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP+2000 | アタック+1400 | スピード+1900 | ||
バースト | ディフェンス | ギャラルホルンの真理はここだ! | バーストLv | 3 | |
パイロットアビリティ | 阿頼耶識 | 阿頼耶識システムを搭載した機体(TK5弾以降のカードのみ)に搭乗したときに覚醒。 必殺+500、ハイパーバースト追加 | |||
スキル | 創始者の意思 | ラウンド1からずっと仲間全員の追加ダメージ+1500。 | |||
ACE効果 | ラウンド2のみ仲間全員の必殺技コスト-4。 | ||||
背景 | OA5弾Pバエル | ||||
備考 | 1年5ヶ月ぶりにPで登場。ステータス合計値は5300。 性能としてはHPとスピードが高めのディフェンスバーストで、スキルは鉄2弾Mミナと同じラウンド1からの永続での自分も含めた仲間全体の追加ダメージ付与。鉄2弾Mミナより500高い上位互換だが、ステータスの振り分けとバーストの違いで使い分けは可能。注意点としては、こちらも撃墜されると効果は個別に消滅してしまうことには留意しておきたい。 ACE効果はラウンド2のみの仲間全体のコストダウン。ACEに指定すればラウンド1からスキルで追加ダメージを付与しつつ、ラウンド2にコストが下がった必殺技で一気に畳みかける・・・と短期決戦に優れた構成となりそうだ。また、前述の通りラウンド2発動なので、対人戦やネットワークマッチングモードでは「偽りの説得」や「トラクタービーム照射」といったGオーダー、およびパイロットスキルといった必殺コストアップ効果に対応しやすいのも魅力。 乗せる機体だと、背景の同弾Pバエルは全体のステータスを程よく補い合い、スキルで解滅の威力向上を図れる構成となる。その他の機体に乗せるとしたら、決戦持ちの繚乱4弾CPバエルが真っ先に思い浮かぶが、入手難易度が非常に高いので無理に用意する必要はない。それ以外だと、超狙撃持ちの鉄1弾P専用シュヴァルベ(ない人は狙撃持ちの鉄2弾R版でも可)、乱撃持ちのVS4弾Rバエル、超電刃持ちのプロモバエル、トライブレイズ持ちの繚乱2弾M専用リッターと繚乱5弾Mバエルあたりが挙げられる。 |
DW6-071 | M | ||||
---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP+1500 | アタック+1800 | スピード+1800 | ||
バースト | アタック | では、共に駆け上がろうか。 | バーストLv | 2 | |
パイロットアビリティ | EX覚醒:阿頼耶識 | 阿頼耶識システムを搭載した機体(TK5弾以降のカードのみ)に搭乗したときに覚醒。 全バースト解放 | |||
スキル | 目覚めの刻 | 味方がアシストしている時、そのラウンドのみアタックが30%増加、追加ダメージ+2000。【毎回】 | |||
EXパイロットスキル | 無欠の精神 | 攻撃を受けた時、受けるダメージ-1000。【毎回】 | |||
ACE効果 | 相手にギャラルホルン系MSがいると、ずっとアタック、スピードが20%増加する。 | ||||
備考 | EX覚醒:阿頼耶識を引っ提げて1年2ヶ月振りに登場。ステータス合計値は5100。 今回はアタックバーストでの登場で、スキルは味方アシスト時でのそのラウンドのみのアタック30%増+追加ダメージ。今弾はバエルがアニバーサリーで排出されるが、スキルと相性が悪い共撃があるし、2月配布のプロモPもEX阿頼耶識と相性が悪い縛撃、グレイズリッターもDW6弾は排出されるがアタックバーストが災いして1撃撃破が避けられないので、別の機体を選出した方が得策。敢えて乗せるならトライブレイズ持ちの繚乱2弾Mグレイズリッターか繚乱5弾Mバエルがいいだろうか。縛撃でどうしても使う際はDW6弾M三日月&オルガ等のスピードバースト封印手段を用意してから使おう。 |
登場作品 | 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第2期) | |
---|---|---|
声 | 櫻井孝宏 | |
年齢 | - ※「鉄血」キャラは基本的に設定なし | |
階級 | 准将 | |
別バージョンパイロット | マクギリス・ファリド(同時出撃可能) ※モンターク(同一人物だが、専用機補正は別物) | |
専用機 | グレイズリッター(マクギリス機) ガンダム・バエル シュヴァルベ・グレイズ(マクギリス機) | |
証言 | ||
特記事項 | TKR5弾排出分以降のカードには覚醒・阿頼耶識追加。 1期バージョンならびにモンタークとは同時出撃可能。 グリムゲルデには専用機補正は入らない。 |
第1期での動向はこちらを参照。
エドモントン近郊の戦いの後、アーブラウ騒乱を素早く収拾した(予めそうなることを予想し関係各所に手配していたのは容易に想像できる)功績から准将へ昇進し、カルタ・イシュー亡き後の地球外縁軌道統制統合艦隊司令に就任。
搭乗機も青く塗られたグレイズリッターを新たな搭乗機とし、地球各経済圏のギャラルホルンへの不信感排除に努める。
1期のラストで失脚した養父イズナリオに代わってファリド家当主としてセブンスターズの会議に参加するなど、ギャラルホルン内の影響力も増している。
また、石動・カミーチェという部下が居ることが判明し、シュヴァルベも彼に引き継がれた模様。
(後、三日月・オーガスから1期の頃に呼ばれた渾名を略されチョコ(の人)と呼ばれるようになった。変わらずマクギリス本人は気にしてはいないが、部下の石動は「准将を変な名で呼ぶな!」と抗議した。)
物語が進むにつれて彼の目的やその計画だけでなく、見通しの甘さや実力・戦力差を把握しきれていない(言ってしまえば慢心)といった場面が目立ち始め、「生温い感情」と切り捨てた筈の友情に心の底では拘っていたせいで文字通りの手傷を自分から受けに行くなど(それが原因で元親友に殺されかけ、さらに石動を失う羽目になり、最終的には自身の命取りとなってしまった)、1期で見せた冷徹な知恵者という面は見られなくなった代わりに人間臭い言動が多くなった。
あくまで自分の目的を達するために「力」を求め続ける様から、エリオン家の当主にしてアリアンロッド艦隊の司令官であるラスタル・エリオンに「大人になりきれない子供」と評されている。
地位が向上した事により、以前にも増して前線に立つ機会が無くなり、無用の長物と化したグリムゲルデは機体の外装や装備を殆ど変えたうえで石動へ譲渡。
二年前はガエリオを圧倒した程の操縦技術も、鉄華団の阿頼耶識持ち団員二人を相手に撃墜寸前まで追い詰められる程に衰えた。
ただし寸での所で左腕を盾にし、相手の装備を取り落とさせて返り討ちにするという荒技をとっさにやっていた事もあり、そこまで深刻な衰えではない模様。
というよりも、手を組んでいる相手である鉄華団が相手なのもあり「死に物狂いになっている2人の相手を正面から死なせないように無力化すること」なので、流石の彼を責めるのは無理があるといえよう。
本格的に圏外圏での治安維持を目指すために海賊討伐を鉄華団へ依頼したのち、討伐後は鉄華団と秘密裏に手を組んだ。
ラスタルが自身の失脚を狙って起こした「無音の戦争」にて一時的に鉄華団と対立状態となるも、
自決したガラン・モッサに全ての責任を負わせる事で袂を分かつという事態を回避。
その後、鉄華団から謎の物体の発掘報告があり、その謎の物体(=MA)の検分の為に密かに火星へと出向、しかし身の回りの警戒を怠っていた事により「MAの存在を知って火星へ秘密裏に赴いた」という断片的な情報をアリアンロッドが手にしてしまい、「七星勲章を狙っている」と勘違いの判断をしたイオク・クジャンのレギンレイズ隊が火星へ降下。
イオク機の不用意な接近が引き金となってMA・ハシュマルの起動を許してしまう。
オルガから「ギャラルホルンが起動させたのである以上、その後始末に助力しろ」と乞われるが、コレに対して今後の鉄華団との協力関係においての上下関係が明確化し、さらにイオクが口にした七星勲章にも興味が沸いたので石動と共に出撃。
鉄華団やアリアンロッドよりも先にハシュマルへトドメを刺す事に拘り、あくまでハシュマルは自分達の手で倒せる前提で戦地に向かうものの、ハシュマルの足止めを狙っていた鉄華団が崖の爆破に想定以上の時間を要した上、イオクが2度邪魔した事もあり(一度ハシュマルが進路を大幅に変えて農業プラントを焼却し、さらに来た道を辿って元のルートに戻るという長い時間をかけてなお間に合わなかった)、最終的に鉄華団の戦力の殆どはハシュマルと分断したプルーマの群れの排除に尽力。
マクギリスと石動がハシュマルと対峙した直後は、イオクを追ってきたジュリエッタ・ジュリスのレギンレイズを加えても三機分しか戦力が存在しなかった。
それでもなお「ジュリエッタに手柄を渡さない」(=あくまで自分達2人だけでハシュマルを倒せると判断)ために攻撃を行うが、ジュリエッタや石動よりも簡単に撃墜され、自身も重傷を負ってしまった。
そんな状況下に三日月のバルバトスが舞い降り、モビルアーマーは撃墜される。
三日月の戦いぶりは伝説の英雄で自身も尊敬するアグニカ・カイエルと重ねており、鉄華団を高く評価している一因になっており、この戦いで自身の迷いを払拭している。
ハシュマル騒動を鎮静化させた後は青年将校ライザ・エンザを主としたクーデター準備のために奔走。
イオクのダインスレイヴ使用についても言及はしているものの、追い詰めるには至らなかった。
そして鉄華団がジャスレイ・ドミコルスを討った3日後、武力革命を起こした。
ギャラルホルンのシンボルであるガンダム・バエルを起動させ(秘密裏に阿頼耶識移植手術を受けている)、同機の威光の下に既存のギャラルホルンを跪かせる算段だったが、当然、政敵であるラスタル率いるアリアンロッドはこれに反発。
逆にヴィダールが仮面を取ったガエリオ・ボードウィンは逆賊扱いし、交戦状態に入った。
しかしバエルの威光をもってしても他のセブンスターズの協力を得ることはできず(当面中立を宣言させる効果はあったが)数で劣ったまま戦うことになり、更にラスタルが革命軍に潜り込ませた間者が意図的にダインスレイヴをアリアンロッドの一角に放ち(多数の被害が出ているように見えるが、ダインスレイヴ一発にしては派手すぎるため、仕込みの演出という見方もある)、その報復という大義名文でもって多数のグレイズ隊のダインスレイヴ一斉掃射×2セットを受け、革命軍は壊滅(ハーフビーク級2隻のみ残存)。
有効な手立てもなく、火星への撤退を余儀なくされた。
しかし、火星支部で待っていたのはギャラルホルン内に於けるすべての権限の剥奪であった。
自身の出自も公開され、ファリド家の看板もまた失った中、決戦に備え鉄華団に身を寄せる。
「生きる」道を選択した鉄華団に対し、自身は1人となってギャラルホルンを陽動。バエル1機で注意を引きつける。
トドの手引きで宇宙に上がった後、全員を退艦させたのちファリド家所有ハーフビーク級1隻とバエルのみを使ったラスタルとの決戦に挑んだ。
今まで以上の圧倒的な戦闘力を見せる中、彼は現在の腐敗した「秩序」を変えることを望み、鉄華団にもその一打となることを望んでいた事を独白する。
多数のMS、戦艦を撃墜する中、現れたガエリオのキマリスヴィダールとの決戦。
ほぼ互角の戦闘はガエリオに軍配が上がり、重傷を負いながら生身で艦内に突入したのちヴィダールの仮面を被ったガエリオに射殺される。
死の寸前、彼はガエリオの姿を見た。そして、本当に伝えたかったことを伝えきれぬままに(だがその想いは口に出せずとも既に伝わっており、それは友の涙という形で表れていた)、親友の傍らで息絶える。
様々な人を偽りの仮面を纏ったマクギリス・ファリドで接していたがガエリオとアルミリアにだけは本来のマクギリスとして相対しており、2期ではガエリオに対しては1期でも使わなかった「一人称が「俺」」で話している。
また、終始アルミリアにだけは「本当の自分」で接しており、彼女への愛情は「利用」ではなく「純粋な愛」であった。
彼の起こした一連の事件は「マクギリス・ファリド事件」と呼ばれることとなった。
事件の中でセブンスターズは3人(彼の他、イシュー家、クジャン家)を失い、合議制を廃止。火星においても連合が設立され、植民地としての姿は消えつつある。
様々なしこりは残ったとは言え、ギャラルホルンの腐敗は清濁併せのむ形で正された。