こちらはガンダム無双に登場するリアル頭身の武者頑駄無を記載しています。
SD戦国伝に登場するSD頭身の方はSD武者頑駄無参照。
謎の機動武者。
カトキハジメ氏によってデザインされた、リアル体形の武者ガンダム。
最大の特徴は素体のガンダム同様瞳の色が原典では黄色だったのを黄緑に改めていることである。
(SEEDに登場する名もなき母親「目の色が違うわ!」)
モビルスーツと同等のサイズ(ガンダム無双作中では二回りほど大きく、この機体サイズで、ガンプラに例えると普通の機体が1/100スケールに対して真武者が1/60スケールと言ったところ)を持つ謎の機動兵器であり、MSであるかどうかも怪しい部分がある。
ちなみに本ゲームでのスペック部分(カード裏面に記載)も本機独自の物(日本固有の尺貫法)になっている。
頭頂高60尺、重量1600貫を換算すると頭頂高18.18m、重量6tとなる。
概ね平成アナザー3部作のMSと同じくらいである。
この機体の原典であるガンダム無双シリーズによるとパイロットは基本的に存在せず、自我を持ち自律駆動して強者を探し求めており、争いや力こそが人類を強くし、更なる高みへと人類を導いていく事が己の宿命という狂気に満ちた思想を持っている(間違いなくある人物に「貴様はガンダムではない!」と否定されること間違いなし)。
今回は歴代の強者(MS)が集う本ゲームに引き寄せられてやってきたらしい(証言より)。
装備は太刀「日輪丸」、薙刀「電光丸」、火砲「種子島」、槍「散光丸」(本ゲームで一番扱いの悪い装備)。
原型機から引き継ぎで60mmバルカン砲もあるがこちらは使用していない(この装備の有無が従来の武者と真武者の外観上の大きな違いと言える)。
そして本ゲームオリジナルの装備としての弓「無銘の弓」(証言文が書かれた矢文を打ち出す際に使用)。
MSが人間のおよそ10倍で、そこから矢文付きの矢を放つので、矢が当たった衝撃でインタビュアーのいる建物が崩壊しないかと気になるところである。
(ちなみに相方の騎士は伝書鳩を使って、インタビュアーに手紙を送り届けている)
ガンダムビルドファイターズトライでは1話冒頭で名もなきガンプラバトル大会でボス機体的な扱いで登場(画面に映るカーディガンとの大きさの関係上、メガサイズ(1/48)の模様で上記の二回りどころの騒ぎじゃないほどのサイズ差になっている)。
宇宙要塞内最奥でHGサイズのヴァル・ヴァロ(MIP)、サーペント(OZ)、ウォルターガンダム(モビルファイター)(いずれも未参戦。()は参戦時予想される系統)を伴って単機で飛び込んできた半壊状態のパワードジムカーディガンを迎え撃っている。
・・・といっても僚機のヴァル・ヴァロだけが戦っており、本機や他の者は後方で控えていた(映像で見る限りでは)。
その後の肩を落としたフミナの様子から、パワードジムカーディガンを返り討ちにしたことが窺える。
上位演出技:真・散雷日輪斬り
右手に槍「散光丸」、左手に薙刀「電光丸」をブンブン振りまわして得物を投げつけた後、
日輪丸を抜刀して相手を一刀両断する。
AGE放送期間中最終弾に相応しく、とにかく尋常ではない気合いの入りまくりで、ドラゴンガンダムの超必殺技を彷彿とさせる技名テロップが印象的な上位演出技。ぜひとも見て確かめてほしい。
また、久しぶりの斬撃上位演出技である。
技を決めた後、薙刀をキャッチして最後に自機が映り込んだまま背後の相手が爆発する。
・・・しかし、槍の「散光丸」はキャッチしないため毎回どこかに行ってしまう(おそらく、画面外で回収しているのだろう)。
日輪丸を納刀してから電光丸と散光丸のキャッチでは駄目なのだろうか・・・。
また、技名は槍の「散」、長刀の「雷(電光)」、太刀の「日輪」をうまく繋げているが、
さらに散雷(さんらい)と日輪→日の出(英訳:sunrise)という風に
ガンダムシリーズを手掛けてるアニメ制作会社「サンライズ」にちなんだネーミングになっている。
余談だが、ネットスラング(主に2ch(現:5ch)の新旧シャア板界隈)では「日登」と呼ばれている。
また、この技は別のガンダムゲーであるガンダムブレイカー3でガンブレシリーズ初登場を果たした真武者(のバックパックをセットしてやれば)で出すことが出来る(所謂出張出演)。
内容も最初の構えの時に出るテロップこそないが本ゲームのモーションを完全再現している。
さらに抜刀して日輪丸を構えた際に浮かび上がる真武者の紋もしっかり再現されている。
流石にアクションゲームなので斬った後に薙刀をキャッチする部分は省略されてはいるが、プレイできる環境にある人は一度はやってみる価値はあるだろう。
こちらでは斬った直後に薙刀と槍は背中に戻っている。
高速回転させた槍と薙刀を敵に向けて投擲し、動きを止め成敗する。
同ゲーム内での説明文より。
また、最後の斬撃が条件を満たせば完全解体(パーフェクトパーツアウト)能力を持っており、この後にグラウンドブレイクで一撃死が狙えるので
まさしくリーサルアーツと言える。
SD戦国伝に登場するSD頭身の方はSD武者頑駄無参照。
Z1-045 | M | タイプ | アタッカー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 2400 | アタック 4000 | スピード 1000 | |||
必殺技 | 真・散雷日輪斬り | 5600 | コスト | 8 | MSアビリティ | 不沈 |
適性 | 宇宙○ | 地上★ | 水中▲ | 森林○ | 砂漠▲ | |
通常武器 | 打撃 | 必殺武器 | 打撃 | パイロット | - | |
備考 | 6弾SECで登場した謎の機動兵器がMで出撃。専用パイロットはなし。 ステータス合計値は7400でZ1弾Pシャイニングを超えるアタック4000と最低値タイのスピードを持つ。4000台ステータスはこのカードが初であり、アタックの高いパイロットや覚醒と併用することでさらに大きな効果を見込める他、SECに続き地上★を完備、ガンダム系のため他の地形でも汎用性は高いが…低いスピードを補うには至らない事も多いだろう。適正補正・スピード補正パーツを動員して補強するのもいいが、そこまでするかはコマンダー次第。他、Z3弾からの成長タイプ設定によるタイプはなんとクリティカル効果重視型なので、育てた場合のクリティカル時の火力は頼れるものとなる。 6弾Pフリーダムと同値の必殺燃費は成長タイプも相まって、Mとしては圧巻だが運用する際は戦術にかかわるのでコスト対策をしておいた方がいいだろう。一番は各種コスト削減パイロット。3弾Mカミーユ・5弾Mアッシュのどちらでも使え、アタックをさらに伸ばすことも可能。また、自身が最終ボスとして登場した6弾シークレットミッションの特別パーツ「必勝の昇り」は専用機効果がないため補えない必殺威力まで向上させてくれるので便利。現在はコスト−パーツも種類が増えたのでコマンダー自身が必要なパーツを使うのがよいだろう。ただし大部分はUCミッションの報酬なので手に入れにくいのが難点。 低いスピードを切り捨てる場合に考えられるのは不沈受けであろうが、開発系統は現状2機しかいないアナザー、専用機パイロットもおらず、そのあたりは(専用機パイロットこそいるものの)デファースやザムドラーグを思わせるが、それらより火力は段違いなのでバースト封じに気をつけてSPパック2シャアや5弾CP・6弾MフリットなどのHP補正が高めのディフェンスバーストを乗せれば安定した運用ができると思われる。それ以外なら後攻クリ確のアタバの乗った一撃が強力であるためいいかも。 逆にZ1弾Mマスター・アジアや2弾Pフリットの様なスピード補正の高いスピードバーストを乗せるのもよい。2弾Pフリットなら確定クリティカルで必殺技ダメージも底上げでき、M師匠ならIC次第だがスピードはバースト大成功で5000〜6000程度出せるので一般兵相手なら十分か。 ちなみに本機のカード裏の証言は以降のカードも全てインタビュアーの部屋に刺さった(武者頑駄無本人による)「謎の矢文」の文面である。本ゲームのことは「斗雷永時」と漢字で書かれている。彼の装備の中に弓は無いのだが、一体どこでMSサイズの弓矢を調達したのだろうか?そしてそんなに巨大な矢が飛んできても無事な部屋はどれ程堅牢なのだろうか? |
B3-041 | M | タイプ | ガンナー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 2400 | アタック 2500 | スピード 2800 | |||
必殺技 | 真・散雷日輪斬り | 5400 | コスト | 7 | MSアビリティ | 不沈 |
適性 | 宇宙○ | 地上★ | 水中▲ | 森林○ | 砂漠▲ | |
通常武器 | 実弾 | 必殺武器 | 打撃 | パイロット | - | |
備考 | 1年ぶりの登場はガンナー、これで3タイプ揃った。ステータス合計値は7700。 アビリティが不沈という事もあり前回登場時であるZ1弾Mに似通った部分もあるが、こちらはアタックが大幅減少、その代りにスピードを大幅増加させている。必殺技も威力は落ちたものの、燃費という点や、NT−1や08小隊の機体以外ではビームが主流のガンダムにとっては貴重な実弾系ガンナーであり、ビグ・ザムやガンダム試作3号機相手などでもダメージが通り易い。B2弾Pロックオンあたりを乗せ不沈受けで大暴れするのもいいだろう。開発系統「アナザー」で黒獅子道場の僚機(ガンナーである事が必須条件)に持っていくのなら、SECコマンドやプロモ騎士よりは入手が楽なこのカードが良いだろうか。 謎の矢文による証言は「異国の勇者」(シークレット)の内容についての示唆。 |
BG5-041 | C | タイプ | ディフェンダー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 2600 | アタック 2700 | スピード 1000 | |||
必殺技 | 真・散雷日輪斬り | 4500 | コスト | 6 | MSアビリティ | 烈破 |
適性 | 宇宙○ | 地上★ | 水中▲ | 森林○ | 砂漠▲ | |
通常武器 | 打撃 | 必殺武器 | 打撃 | パイロット | - | |
備考 | 1年7ヶ月ぶりの登場は日輪斬C落ち。ステータス合計値は6300と標準的なCよりわずかに上回る。 永らくぶりの排出はコモンとなりこれにより開発系統:アナザーの低レア初排出となった。 さて、ステータスは烈破受けに比重を置いた重量型配分となり、烈破の関係上、スピードは最低値となったがHP・アタックはなかなかの物となっていて、烈破が使いやすくなっている。 また、地上でアビリティが発動すればもれなく★クリが約束される(しかも本機はクリティカル重視型のためかなりのダメージが期待できる)ためB7弾Cドモンと並んで限定した用途に限れば高レア以上の活躍が見込めるコモンカードといえる。 本機はクリティカル重視型であるのもあって防御力は低めであるのでディフェンスバーストを乗せたいところ。 お勧めはやはり壁シーブックやBG4弾Pシン、鉄血弾で単一指向補正値最大の鉄6弾P御大将あたりだが、本弾は強力なディフェンスバースト持ちも多数おりHPとアタックの高く、HPが半分以上あれば追加ダメージの入るキア隊長やドズル中将あたりもお勧めである。(前者は専用機補正の入るビルドMSのジャイオーンの方がいい)他にも当カードは地上★・・・よって高レアと比べると明らかに見劣りする必殺燃費のテコ入れが出来るB7弾Mロニ、そして体力面のケアが出来る(攻撃を受ける→烈破で返り討ち→回復→以下ループ)BG4弾Mレイといった面々が挙げられる。 そして、BG6弾で防御力を0にするスキルを所持するBG6弾CPティエリアが排出され、防御力を0にした所でクリティカルの入った一撃はアタバ3並の総火力を誇る・・・と1個の独立した戦力として扱う事が出来そう。 とにもかくにも新参コマンダーがアナザーを鍛えるのには御世話になるだろう(いずれもビルドMSを開発するにはレベル制限がかかっているため(BG弾当時。TK弾以降はレベル・登場回数制限は解消された))。 証言はお馴染み謎の矢文。今回は真武者の戦う姿勢について。 どことなくタツヤもとい三代目に通じるそれは戦士の鑑といえ、当編集者を含むGコマンダーたちも肖りたいところ。 ただし、ミッションで登場する(BG5弾の時点で、真武者がミッションで登場するのはBG2弾のシークレットミッションのみ)際のやられゼリフで「うぬ如き」と相手を侮っているのはこの際目を瞑ろう。 ひそかに本カードから背面の読み仮名のレイアウトが変更されている。 |
VS2-047 | M | タイプ | アタッカー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 1600 | アタック 3200 | スピード 4400 | |||
必殺技 | 真・散雷日輪斬り | 5800 | コスト | 6 | MSアビリティ | 戦迅 |
適性 | 宇宙○ | 地上★ | 水中▲ | 森林○ | 砂漠▲ | |
通常武器 | 打撃 | 必殺武器 | 打撃 | パイロット | - | |
備考 | 2年4ヶ月ぶりの登場はBF版騎士、コマンドに合わせてかリアル等身の武者頑駄無、鉄血2シリーズ跨いで久々のMで再排出。ステータス合計値は9200。 排出カードでは3枚目のアタッカー・戦迅持ちとなった。同じ系統内の戦迅持ちに前弾SECC.A.ガンダムがいるが、こちらには専用パイロットはいないため専用パイロットに拘る必要がないのと、地上★で地上に限れば圧倒的に速いところ、成長傾向でクリティカル火力が段違いに高いのが利点。 ステータスは真武者としては珍しい速攻型でビルドMSを含めても最速の真武者となっているが、逆にHPが犠牲になった為、戦迅は必ず発動させよう。 乗せるパイロットとしては、アタッカー鉄板のB8弾M・繚乱5弾Mキンケドゥと繚乱4弾M昭弘(2期)はもちろん、同弾Pヒイロや鉄3弾Pガエリオ(1期)のような追加ダメージスキル持ち、BG6弾P刹沙慈やZ2弾M・繚乱4弾Mカミーユのような壁スキル持ち、B3弾Pデュオや鉄2弾Mアスランのようなステダウン持ち、そしてパイロットスキル封印の鉄6弾Mロランか繚乱2弾Mアスランなどがおすすめ。 証言の法則性は変わっていないが、今シリーズは「刃亜紗守」と表記している。 |
OA1-049 | C | タイプ | アタッカー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 2000 | アタック 2500 | スピード 2500 | |||
必殺技 | 真・散雷日輪斬り | 4700 | コスト | 5 | MSアビリティ | 電刃 |
適性 | 宇宙○ | 地上★ | 水中▲ | 森林○ | 砂漠▲ | |
通常武器 | 打撃 | 必殺武器 | 打撃 | パイロット | - | |
ACE効果 | - | |||||
備考 | 8ヶ月ぶりの登場は系統:アナザー2枚目のCとして再登場。 今回は電刃持ちとして登場しており、アタック・スピードを重視したステータスとなっており、ステータス合計値も7000とB弾R相当、必殺に至ってはそれ以上のポテンシャルを持っている。 いつものようにアタックを高めるのもよいが、ステータス操作系スキル持ちパイロットを乗せてチームの援護役に徹するのもよいか。 裏面の証言もいつもの様に矢文で届くが、今シリーズは「男平霊獅音・鋭守」と表記している。 |
ZPR-011 | - | タイプ | ディフェンダー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ステータス | HP 2600 | アタック 2600 | スピード 2200 | |||
必殺技 | 真・散雷日輪斬り | 4800 | コスト | 7 | MSアビリティ | 先制 |
適性 | 宇宙○ | 地上★ | 水中▲ | 森林○ | 砂漠▲ | |
通常武器 | 打撃 | 必殺武器 | 打撃 | パイロット | - | |
備考 | 2013年10月31日に発売された「ガンダムトライエイジファンブックZ1号」に付属するカード。ステータス合計値は7400。 M相当性能であり、整ったステータス配分から、癖が強いZ1弾M版より使いやすさに長ける。さらに地上ならスピード3200になるのでディフェンダーの中でも随一のスピードに。スピードが足りなくても先制で保険もかけられるのが魅力。 必殺技も過去弾Pに見られた燃費を持ち、BG弾在目からはR以下(4800の6コスが基準)のためコストダウンや威力向上パーツ・パイロットスキル・ビルドアクションを絡めて取り回しをよくしてやろう。 パイロット候補は専用パイロットはいないので色々試して自分なりのパイロットを発掘していきたい所。単機ロックオンスキルが強いZ1弾M師匠・4弾Rブシドー・6弾Mゼハートに、先攻クリティカル覚醒スキルが強いZ3弾Rジョニー・Z4弾Mロウ、ガンダム系なので3弾Mカミーユに総合火力向上に長ける6弾PCCAアムロなどか。アビリティ・先制を生かすか生かさないかも考えた選定をしたい。または、Z3弾Mシローで先制→超アタックのコンビネーションアタックで挽回するのもいい。また、例によってB5弾Mマフティーを乗せてやればクリティカル重視型の本機との相性も良く、極限まで火力を引き出してくれる。ただ、地上の場合だと素のスピードが高くて(補正抜きで4000)素で抜いてしまうこともしばしば。最悪スピバで下から抜かれるなんてこともあるのでロックオンする相手は良く選ぼう。 謎の矢文による証言は指南書(ファンブック)を読んだコマンダーに対する激励文。ベテランもビギナーも心に噛み締めておいて損はない名文といえる。その結果、用語集の一項目にまで昇華している。⇒「勝負は生き物」 |
登場作品 | ガンダム無双シリーズ | |
---|---|---|
開発系統 | アナザー(成長傾向:クリティカル重視型) | |
その他特殊系統 | ガンダム系 | |
格闘武器 | 太刀「日輪丸」 | 打撃 |
射撃武器 | 火砲「種子島」 | 実弾 |
ディフェンダー | 通常武器:格闘武器 | |
旋風 | 薙刀「電光丸」 | 打撃 |
ビルドMS | B3弾 | |
証言 | ||
特記事項 | 赤分の多い機体色だが、赤い機体には該当しない 声:大友龍三郎(ガンダム無双シリーズ) CPU登場の際は無性別として扱われ「夏の恐怖体験」は効果を発揮しない(BG2弾シークレットミッションで確認)。 モデリングでは薙刀や槍も背中から外した状態で描かれている。 |
謎の機動武者。
カトキハジメ氏によってデザインされた、リアル体形の武者ガンダム。
最大の特徴は素体のガンダム同様瞳の色が原典では黄色だったのを黄緑に改めていることである。
(SEEDに登場する名もなき母親「目の色が違うわ!」)
モビルスーツと同等のサイズ(ガンダム無双作中では二回りほど大きく、この機体サイズで、ガンプラに例えると普通の機体が1/100スケールに対して真武者が1/60スケールと言ったところ)を持つ謎の機動兵器であり、MSであるかどうかも怪しい部分がある。
ちなみに本ゲームでのスペック部分(カード裏面に記載)も本機独自の物(日本固有の尺貫法)になっている。
頭頂高60尺、重量1600貫を換算すると頭頂高18.18m、重量6tとなる。
概ね平成アナザー3部作のMSと同じくらいである。
この機体の原典であるガンダム無双シリーズによるとパイロットは基本的に存在せず、自我を持ち自律駆動して強者を探し求めており、争いや力こそが人類を強くし、更なる高みへと人類を導いていく事が己の宿命という狂気に満ちた思想を持っている(間違いなくある人物に「貴様はガンダムではない!」と否定されること間違いなし)。
今回は歴代の強者(MS)が集う本ゲームに引き寄せられてやってきたらしい(証言より)。
装備は太刀「日輪丸」、薙刀「電光丸」、火砲「種子島」、槍「散光丸」(本ゲームで一番扱いの悪い装備)。
原型機から引き継ぎで60mmバルカン砲もあるがこちらは使用していない(この装備の有無が従来の武者と真武者の外観上の大きな違いと言える)。
そして本ゲームオリジナルの装備としての弓「無銘の弓」(証言文が書かれた矢文を打ち出す際に使用)。
MSが人間のおよそ10倍で、そこから矢文付きの矢を放つので、矢が当たった衝撃でインタビュアーのいる建物が崩壊しないかと気になるところである。
(ちなみに相方の騎士は伝書鳩を使って、インタビュアーに手紙を送り届けている)
ガンダムビルドファイターズトライでは1話冒頭で名もなきガンプラバトル大会でボス機体的な扱いで登場(画面に映るカーディガンとの大きさの関係上、メガサイズ(1/48)の模様で上記の二回りどころの騒ぎじゃないほどのサイズ差になっている)。
宇宙要塞内最奥でHGサイズのヴァル・ヴァロ(MIP)、サーペント(OZ)、ウォルターガンダム(モビルファイター)(いずれも未参戦。()は参戦時予想される系統)を伴って単機で飛び込んできた半壊状態のパワードジムカーディガンを迎え撃っている。
・・・といっても僚機のヴァル・ヴァロだけが戦っており、本機や他の者は後方で控えていた(映像で見る限りでは)。
その後の肩を落としたフミナの様子から、パワードジムカーディガンを返り討ちにしたことが窺える。
上位演出技:真・散雷日輪斬り
右手に槍「散光丸」、左手に薙刀「電光丸」をブンブン振りまわして得物を投げつけた後、
日輪丸を抜刀して相手を一刀両断する。
AGE放送期間中最終弾に相応しく、とにかく尋常ではない気合いの入りまくりで、ドラゴンガンダムの超必殺技を彷彿とさせる技名テロップが印象的な上位演出技。ぜひとも見て確かめてほしい。
また、久しぶりの斬撃上位演出技である。
技を決めた後、薙刀をキャッチして最後に自機が映り込んだまま背後の相手が爆発する。
・・・しかし、槍の「散光丸」はキャッチしないため毎回どこかに行ってしまう(おそらく、画面外で回収しているのだろう)。
また、技名は槍の「散」、長刀の「雷(電光)」、太刀の「日輪」をうまく繋げているが、
さらに散雷(さんらい)と日輪→日の出(英訳:sunrise)という風に
ガンダムシリーズを手掛けてるアニメ制作会社「サンライズ」にちなんだネーミングになっている。
余談だが、ネットスラング(主に2ch(現:5ch)の新旧シャア板界隈)では「日登」と呼ばれている。
また、この技は別のガンダムゲーであるガンダムブレイカー3でガンブレシリーズ初登場を果たした真武者(のバックパックをセットしてやれば)で出すことが出来る(所謂出張出演)。
内容も最初の構えの時に出るテロップこそないが本ゲームのモーションを完全再現している。
さらに抜刀して日輪丸を構えた際に浮かび上がる真武者の紋もしっかり再現されている。
流石にアクションゲームなので斬った後に薙刀をキャッチする部分は省略されてはいるが、プレイできる環境にある人は一度はやってみる価値はあるだろう。
こちらでは斬った直後に薙刀と槍は背中に戻っている。
高速回転させた槍と薙刀を敵に向けて投擲し、動きを止め成敗する。
同ゲーム内での説明文より。
また、最後の斬撃が条件を満たせば完全解体(パーフェクトパーツアウト)能力を持っており、この後にグラウンドブレイクで一撃死が狙えるので
まさしくリーサルアーツと言える。
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