登場作品 | 機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY (およびリメイク版「機動戦士ガンダム サイドストーリーズ」。細部が異なる) |
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声 | 速水奨 |
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年齢 | 不明 |
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階級 | 不明(リメイク前の漫画版では少佐) ↓ 大尉 |
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専用機 | イフリート改 ブルーディスティニー2号機 |
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証言 |
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特記事項 | |
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ジオン公国軍のモビルスーツパイロット。
「
ジオンの騎士」を自称するが、性格は好戦的で冷酷、協調性がなくプライドが高いため他人を見下す事が多く、高山版の漫画では連邦の攻撃を受けて満足に反撃もままならず退却しようとする味方を「
この恥さらし共が!」と吐き捨ててヒート剣の錆に変えてしまったり(同じ場面の原作ゲームでは「
味方は全滅か・・・フッ、ありがたい。これで姿を隠す必要もなくなった」とはじめから味方を見殺しにするような言動を取る)、連邦の兵士を雑兵と称して相手への礼節がない等、およそ騎士道からかけ離れた外道な印象を受ける(モルモット隊と初対決の場面。ユウはまだブルーに乗る前)。
そういった欠点の目立つ人物ではあるが、反面その卓越した技量や苛烈なまでに潔い性格(「
こんなところまで追ってきてくれるとは、感謝の言葉も無い!」(ブルー3号機に乗り換えて追撃してきた際の最終決戦前にて))から彼を崇拝する部下や兵士も多かったという。
パーソナルカラーは機体の
両肩を赤くしている事が特徴であり、本ゲームに登場する
イフリート改はもちろん、強奪してきた
ブルーディスティニー2号機(当初のカラーリングはクルスト博士の趣味でブルー1号機同様全身真っ青。ゲーム本編は勿論、HGUCキットの古い方などでも確認できる)も両肩を赤色に染めてから使用している。
原作ゲームでは思考ルーチンの都合上「ひたすら間合いを離し、射程ギリギリから腕部グレネードとミサイルをバラまく」というお世辞にも騎士道っぽいとはいいがたい戦術(戦場の絆で言うところの「引き撃ち」にあたる・・・が、絆的にはイフ改が引き撃ちを食らいやすい側なのはご愛敬)を取ってくるため、先述の人格的な問題と合わせてプレイヤー間で結構ネタにされてたとか。
過去(本編開始前)に撤退命令を出した上官を殺害してしまう(これについては単に撤退命令を出しただけだが、リメイク漫画版では上官が自分の身を優先させて無謀な撤退命令を出したことが動機となっている)が、軍法会議でその場に居合わせた兵士達の嘆願もあり、大尉への降格処分を受ける(本来なら銃殺刑でもおかしくない。このあたり、先述した「なんだかんだ言って部下からの人望は高い」のが見て取れるか)。
その後、EXAMシステムを研究していた
クルスト・モーゼス博士の下へ左遷されるが、ジオンを裏切って連邦に亡命したクルスト博士の抹殺を目的として地球に降下し、実験段階だったEXAMシステムを搭載した
イフリート改で
ユウ・カジマの
ブルーディスティニー1号機とたびたび交戦する。
地球連邦軍によるキャルフォルニア・ベース攻略作戦で、ユウのブルーディスティニー1号機と相討ちになる形で愛機を失った後は、連邦に亡命していたクルスト博士を殺害、
ブルーディスティニー2号機を奪取して宇宙に上がる。
そのため、
敵サイドの人物で初めて主人公サイドのガンダムを奪った人物として歴史に名を残している(制作順だと
もっと有名な人物がいるが、歴史順だとニムバスが最初)。
最後はサイド5・ルウム宙域においてユウの
ブルーディスティニー3号機と交戦するも敗れ、3号機を再起不能(頭部を破壊)にしつつ戦死した。
声の担当の速水氏は、ビルドダイバーズの2作に出演。
最初が
ロンメルさん、続編のRe:RISEでは
キャプテン・ジオン役なのは、ご存知の人も多いだろう。
そのため、このニムバスを手に入れた人は、トリプル速水さんでデッキを組めるようになる。