登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED DESTINY |
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声 | 田中理恵 |
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年齢 | 17歳 |
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階級 | なし |
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専用機 | ザクウォーリア(ライブ仕様) |
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証言 |
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特記事項 | |
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C.E.71の第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦を境に行方をくらましたプラントの歌姫、
ラクス・クラインの替え玉として
ギルバート・デュランダル議長が用意した偽りの歌姫。
元々の声質がラクスとほぼ同じ事やラクスの大ファンである事等から替え玉に選ばれ、ラクスとは似ても付かない顔は整形手術によって瓜二つに変えられた(声優はラクスと同じ田中理恵氏が務める)。
髪飾りが月型ではなく星型、ラクスよりも胸囲が大きい等といった外見上の違いと本物よりも明るく振舞う仕草が特徴だが、露出の少ないラクス・クラインを演じる事に苦労しているらしく、結果的に演説時以外は全然似ていない仕草となった。
当初は、プラントにとって平和の象徴とも言えたラクスの失踪によって国民が抱えた不安を少しでも消す為等、善意や平和への想いからラクスの替え玉を演じていたが、トップアイドルとして扱われるうちに増長してしまい、ラクスに成り代わるという意味合いも強くなってしまう。
デュランダルからもプロパガンダに用いる傀儡として扱われており、次第にミーア自身もそれを受け入れてしまう。
※本物のラクスは、自身を狙った暗殺者達に居場所を知られる事を警戒してか、ミーアの存在を知った後も長期間黙認していた
ミーアの意思かラクスを演じる一環かは不明だが、ラクスの婚約者である
アスラン・ザラには本物よりも格段に強い想いを寄せている素振りが見られ、度々強引なアプローチを仕掛けている。
※アスランとラクスの婚約はアスランの父親であるパトリック・ザラによって取り消されており、当人達も既になんら意識してはいないが、戦時中の出来事だったためか一般的には知られていない
アスランがザフトを脱走する決め手となったアスランの謀殺計画を秘密裏に伝えたのもミーアであり、今からでもデュランダルへ従順になれば助かると説得するも、逆にアスランからデュランダルの危険性を説かれる事になる。
しかし、例えデュランダルの駒であってもラクス・クラインとして生きる事への魅力に抗えず、傀儡として生きる事を拒否するアスランとは道を違える。
オペレーション・フューリー後、プラントのプロパガンダ用中継放送にて大罪を犯した
ロード・ジブリールを匿うオーブを糾弾する中、割って入ったオーブの中継放送において本物のラクス・クラインが登場。
毅然とした態度のラクスを前にただ狼狽えるだけという醜態を晒したことで、多くの人間から偽物と思われるようになり(ごく一部の人にはまだ本物と思われていた)、デュランダルからも価値の無くなった駒として月の都市コペルニクスで軟禁生活を送る羽目になり、暗殺者のサラという監視まで付けられる。
この際、自身の存在が不要になったと思うようになり、いつか殺されるという
不安を抱えていた(リンク先のルナマリアは、同時期に議長派ザフトの方針に漠然とした不安を抱えていたことから)。
その後、偶然月を訪れたラクスがコペルニクスの街中へ大した護衛も付けず買出しに出かけた事を知って、好機と見たサラの口車に乗せられ、ラクスの良心に付け入る形の暗殺計画を企てる。
しかし、囮としてラクスと対面した時に彼女へ怒りをぶつけるが、それを聞き入れた上でラクスから諭される。
命を狙われていると分かると、キラとアスランに守られ事なきを得るが、サラがラクスを狙った弾からラクスを庇う。
死の間際、自分がミーア・キャンベルという人間である事を捨てきれずにいたと告げながら整形前の自分の写真を託し、ラクスの腕の中で息を引き取った。
亡骸はカプセルに入れられて、宇宙へと葬られた。
原作ではラクスをかばい死亡するが、主にスーパーロボット大戦シリーズでは、生存し事実を公表した後にミーアとして活動を再開するという展開がある。