出典作品 | 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 |
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形式番号 | MS-06FZ |
頭頂高 | 17.5m |
本体重量 | 56.2t |
武装 | MMP-80マシンガン、ヒート・ホーク、ハンド・グレネード、シュツルム・ファウスト、シールド |
解説 | ジオン軍が大戦末期にザクをベースに開発したザクタイプのモビルスーツ。 |
専用機パイロット | バーナード・ワイズマン |
本館 |
証言タイトル | 「『最後』のザクII」 |
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内容 | 「我が軍のモビルスーツに関わるあらゆる規格の一本化を目的とする『統合整備計画』の下に生み出された機体です。 すでに旧式の感があったザクIIですが、ここまでの戦いで積み重ねた技術や戦闘データを取り入れたことにより、最新……いや、最終型と銘打っても問題のない性能を手に入れましたよ!」 |
インタビュー人物 | ジオン軍の計画担当者 |
備考 | 「0080」当時、この機体が同じザクII(の別デザイン)として登場する予定(ハイゴッグもゴッグ扱いとなる)だった名残、統合整備計画について。 ちなみに最終型の名前が残されているのは同作のムサイ級軽巡洋艦(ジークフリート&ヴァルキューレ)である。 |
証言タイトル | 「『知らない』者からすれば……」 |
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内容 | 「お、ザクじゃん」 「違う、ザクIIだ。加えて言うならF型。お前もジオンの人間ならしっかりと呼称しろ」 「んん?後から同じザクII、えーっとF型が来たぞ」 「あれはザクIIのFZ型、通称ザクII改だ。まったく違う形状じゃないか……ふざけているのか?」 「同じにしか見えねぇよ!(両者ケンカにより中断)」 |
インタビュー人物 | サイド3の住民たち |
備考 | ザ・ライバルセレクションより。 これに加えて統合整備計画でアップデートされた後期生産型のザクIIF2型が存在し、大まかに主力のザクII(MS-06)でも3種類存在することとなる。 |
証言タイトル | 「クリスと『バーニィ』」 |
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内容 | 「わたしはあくまでテストパイロットですから……実際の戦闘でどこまでやれるかだなんて、想像も付きません。 でも、今が戦争状態であり、わたしが連邦軍に属する軍人であることは自覚しています。 サイド7のようにジオンのモビルスーツが現れるようなことがあれば……自分に出来ることを、全力で示すだけです」 |
インタビュー人物 | クリスチーナ・マッケンジー |
備考 | ユニバーサルセンチュリーコレクションキャンペーンより。 |
証言タイトル | 軽く『飛び越えた』 |
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内容 | 「ジオンのザクでしょ、僕たちは学校の屋上から見ていたんだ。 遠くからでもすごい迫力だったけど……やっぱりモビルスーツって大きいんだね、体育のハードル走みたいにさ、校舎を飛び越えていったんだから! なぁ、興奮したよな、アル……あれ?こういう話、アイツが一番好きなはずなのに。 最近1人で、どこに行ってんだろ?」 |
インタビュー人物 | リボー在住の小学生 |
備考 | バトルパートナーの一人にして、出典作の主人公アルフレッド・イズルハの同級生から。 アルはサイクロプス隊と行動を共にしている頃のようだ。 |
証言タイトル | 大戦『末期』生まれ |
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内容 | 「見た目はザクでも、こいつは性能がダンチだ。 コックピット周りは第2期生産分にアップデートされて、機体各所のバーニアの数は増量、バックパックのスラスターも大型化で推力アップ! 誰かがこのザクこそ本当のザクだなんて言ってたけど、その気持ちはわからなくもないね。 とにかく、改って名前は伊達じゃないのさ」 |
インタビュー人物 | ジオン公国軍の整備兵 |
備考 | ダンチとは「段違い」の略。ジュドーやライラ・ミラ・ライラが発言していた。 しかし、推進剤は据え置きなので稼働時間が短く、あっという間にガス欠を起こすという欠点を抱えていた。 |
証言タイトル | トリントンへ征(ゆ)く『寸前』にて |
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内容 | 「こいつはザクII"改"? ザクIとIIがあって、一年戦争の末期に開発したのがこのモビルスーツって……ああ、もうやめてくれ!そんな知識をひけらかされたところで、俺にとっちゃこいつはザク、さらに言わせてもらえば命を預ける機体でしかないんだ、ペットみたいに名前を呼べば喜んでくれるなら別だがな」 「すまんね。 もうすぐケジメをつけるためのデカい攻略作戦が始まる……だからこいつも気が立ってるのさ」 |
インタビュー人物 | ジオン公国軍残党のパイロットたち |
備考 | ガンダムUCのEP4ではザクII改が登場しており、ザクIIの280mmバズーカを装備して戦闘している。 |
証言タイあ | 同じ『モビルスーツ』なら |
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内容 | 「連邦のガンダムは、こちらの小隊を簡単に全滅させるほどの『白い悪魔』で……もし戦場で遭遇したら覚悟を決めろって、先輩がよく話していたんですよ。 でも、僕とあなたが同じ人間であるように、ガンダムも自分が乗る機体と同じモビルスーツだ、攻撃を命中させれば決して倒せない相手じゃ無い。 ええ、サイド6でそういうことをやれたって噂、聞きました」 |
インタビュー人物 | ジオン公国軍のパイロット |
備考 |
証言タイトル | アムロのガンダム『2』 |
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内容 | 「その相手が眉唾ものでな、なんとザク1機だったらしい。 さすがに戦争末期に造られた改良型とは聞いてるが、それにしてもザクにガンダムがやられるとはね。 ザクのパイロットが余程の手練れだったのか、逆にガンダムのパイロットが……いや、不毛な想像はやめておこう。 どちらにしろ、真剣勝負だったことに変わりはないんだから……思い通りにいかず悲しいものなのさ、戦争ってのは」 |
インタビュー人物 | 民間のジャーナリスト |
備考 | 同弾MガンダムNT−1の続き。 |
証言タイトル | 『赤熱(しゃくねつ)』の斧 |
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内容 | 「ヒート・ホークはザク系モビルスーツの多くが装備していた格闘兵装だ。 刃部分を赤熱化させることで、斬りつけた対象を溶断する。 ザクII改が装備していたモデルは改良が施されていて、グリップの伸縮機構を新たに採用している。 これで取り回しがさらに良くなり、運用性も向上したのさ」 |
インタビュー人物 | ジオン公国の技術者 |
備考 | ザクシリーズの近接格闘武器の代名詞にして、本ゲームでも使用するヒート・ホークについて。 破壊力は素晴らしく、パイロットの技量次第でRX-78が装備するルナ・チタニウム合金(ガンダリウムα)製のガンダムシールドをバターのように焼き斬ったり、相打ちになったが新型ガンダムの頭部をブッ飛ばしたりするなど、要所要所で活躍している。 FZ用の伸縮機構はザクシリーズの正統後継機にあたるギラ・ドーガのビーム・ソード・アックスに引き継がれている。 一年戦争後の証言時期(この場合、証言者に「元」がつく)ならともかく、文章が「過去形」(赤字部分)になっており、あたかもヒート剣あたりに近接格闘武器が取って代わられたかのような語弊のある証言になっている。 |
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