出典作品 | 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 |
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形式番号 | RX-78NT-1 |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 40.0t |
武装 | ビーム・ライフル、ビーム・サーベル、90mmガトリングガン、バルカン砲、シールド、チョバム・アーマー(VS1弾より加筆) |
解説 | 地球連邦軍が地球のオーガスタ基地で開発したガンダムタイプのモビルスーツ。 最新鋭の技術が投入されている。(B8弾) 地球連邦軍がオーガスタ基地で開発したニュータイプ専用モビルスーツ。 マグネットコーティングや360度全天周囲モニター、リニアシートなど、最新鋭の技術がふんだんに投入された。 また、チョバム・アーマー『複合装甲』製の増加装甲も用意されている。(EB4弾) |
専用機パイロット | クリスチーナ・マッケンジー |
本館 |
証言タイトル | 「『専用』のガンダム」 |
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内容 | 「ニュータイプ向けに開発したRX−78NT−1、コードネーム『アレックス』です。 現在は最終調整を行っており、担当のテストパイロットも頑張ってくれていますね。 あとは無事にホワイトベースへ届けることができれば……ええ、そこにはアムロ・レイ少尉という搭乗者が待っている」 |
インタビュー人物 | 連邦軍の技術者 |
備考 | 「BUILD G」稼働特集でも紹介。 この証言からこのカードのアレックスは劇場版の1st準拠の物と言える(TV版のアムロの階級は曹長)。 |
証言タイトル | 「敏感『すぎる』ガンダム」 |
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内容 | 「ニュータイプ……だったっけ、とにかく感覚が鋭いっていう特殊パイロット向けにこいつは作られたの。 え?普通のパイロットがどうなるって? ……ムリムリ!操縦系統が過敏すぎて、まともに動かせないはずよ。 正直なところ、テストパイロットには同情しちゃうわね」 |
インタビュー人物 | 連邦軍北極基地の女性整備兵 |
備考 | 実際にクリスも「敏感すぎる」と漏らしていた。 |
証言タイトル | 「『中立』から見れば」 |
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内容 | 「TV画面で見るモビルスーツは、特にガンダムなんてすごくカッコよかったけど……実際目(ま)の当たりにしたら本当に大きくて、正直ちょっと恐かったんだ。 そりゃそうだよ、確かに今、この世界は戦争をやってるんだから……連邦もジオンも関係なく、恐いものなんだよな」 |
インタビュー人物 | リボーコロニー在住の民間人 |
備考 |
証言タイトル | 「IF=『もしも』」 |
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内容 | 「結果的にリボーコロニーの戦闘で壊れちゃって、そのまま戦争は終わっちゃったけど……ねぇねぇ、もしアムロ・レイにガンダムNT−1がちゃんと渡されていたら、一年戦争の展開も変わったかしらね? ふふふ、こういうIF話って、わたし大好きなのよ〜」 |
インタビュー人物 | 連邦軍の女性技術者 |
備考 | 後にBG1弾Rクロスifで本機が登場することになった。 |
証言タイトル | 「『冬服』のアレックス?」 |
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内容 | 「グレーの服を着込んだアレックスを見た、ですって? ふふ、それは追加装甲のチョバムアーマーのことよ。 堅さで衝撃から身を守る考え方とは違って、アーマー自体を破壊させて衝撃を相殺する、ちょっと面白い防御方法なの。 まあ確かに……あの見た目は暖かそうだけど」 |
インタビュー人物 | オーガスタ研究所の女性技術者 |
備考 |
証言タイトル | 「『クリス』とバーニィ」 |
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内容 | 「ガンダムって……連邦軍の最新モビルスーツだろ、すごい性能だって聞いてるよ。 もちろんパイロットもすごく強そうな風貌なんだろうね。 で、なんでそんなことを聞くんだい? ジオンとは、なんの縁もゆかりもないオレに……って、え? そ、そうさ、もちろんこのコロニーの住民だよ。 とても見えないだろ、ぐ、軍人には」 |
インタビュー人物 | バーナード・ワイズマン |
備考 | ユニバーサルセンチュリーコレクションキャンペーンより。 バーニィは特殊部隊所属で中立のコロニーに潜伏している関係上、身分を詐称している(バレると国際問題になりかねないので)。 |
証言タイトル | 「『もしも』、めぐりあい宇宙(そら)で」 |
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内容 | 「俗に言われている"ラスト・シューティング"を放つガンダムNT−1の想像図。 もし、英雄アムロ・レイへ予定通りにこの機体が渡っていれば、ア・バオア・クー決戦ではどのような戦果を挙げたのだろうか。 正史とは異なる展開の結末など、誰にも分かりようがない。 しかし、その答えに思いを凝らすのは誰しもが自由なのである」 |
インタビュー人物 | アングラの出版物 |
備考 | 初めてのクロスifカード。 このカードに限りアムロへの専用機補正が入るようになっている。 |
証言タイトル | 「連邦の『NT(ニュータイプ)』専用とは」 |
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内容 | 「ニュータイプ専用って触れ込みだったそうだが、ジオンよりもそっちの研究が遅れていた連邦のことだ、名前だけでサイコミュは搭載されてもいなかったんじゃ……って、本当にそうだったのかよ? へえ、人並み外れた反応速度に対応できるように、機体性能自体を極限まで高めていたのか。 確かにそれも、ニュータイプにしか扱えない機体ってわけだ」 |
インタビュー人物 | 元ジオン軍の技術者 |
備考 | ジオン側から見たアレックスの感想。 連邦側のNT専用機はサイコミュといった特殊な兵装を持たせず純粋に反応や追従速度を極限まで上げてニュータイプ専用機とするジオンとは別のアプローチを行っている。 その方向性にジオンらしさを加味したのがこれである。 |
証言タイトル | 相反する『性能』 |
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内容 | 「こいつはニュータイプ用だ、基本的に攻撃は全て回避する"軽く速い"機体として造られているはずなんだが、追加装甲も用意されているんだよね。 おかしいよな、わざわざ重くさせてまで攻撃を食らう可能性を上げるってさ? オレは技術者じゃないから、本当のところは真っ当な理由があるのかもしれんが……凡人にゃ理解できんよ」 |
インタビュー人物 | 北極基地の整備兵 |
備考 | 実際に本体重量もガンダムと比べて3.4tほど軽くなっている。 追加装甲は余人の手に余る(機体に振り回される)のでそれに対する重石やアムロに届くまでの梱包材としての役割が持たせられている(本館解説項参照)。 本ゲームのBG6弾Cも回避持ちで、Cの中では速い部類であるものの、HPと火力が低い振り分けとなっている。 |
証言タイトル | 『コア・ブロック』は |
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内容 | 「アレックスにはコア・ブロック・システムは採用されていないんだ、新技術の360度モニターが取り入れられていて……いや、コア・ブロックの有用性は確かだよ、ホワイトベース隊の運用実績から見てもそれは実証されている。 いずれ360度モニタータイプのコア・ファイターを腹に入れた新型は現れるだろうさ、この戦争が長引けば……意外と早いかもしれんな」 |
インタビュー人物 | オーガスタ基地の技術者 |
備考 | >360度モニタータイプのコア・ファイターを腹に入れた新型 その新型の1機は、一年戦争の終戦から8年後の第一次ネオ・ジオン抗争で活躍することになる。 |
証言タイトル | 連邦の『秘密兵器』 |
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内容 | 「ホワイトベースのガンダムは、元々アムロ・レイのようなエスパー……いや、ニュータイプと呼ぶのか、なんにせよそのような能力を持った人間が操縦することは想定していなかった。 NT−1は初めから彼に向けて造られた機体だ、ゆえにそんな特殊な力を持たないテストパイロットは苦労するだろうが、上手くやってくれることを祈るばかりだよ」 |
インタビュー人物 | 地球連邦軍の技術者 |
備考 | >初めから彼に向けて造られた機体 正確には初めからではなく、9.18(アムロがガンダムに乗ってザク2機を撃破した日)より以前からこの機体は開発は始まっていた。しかし、基本部分のみで、方向性が定まっておらず、アムロの活躍があって本機のプランニング(反応速度、追従性極振り)が決まった。 |
証言タイトル | 『アムロ』のアレックス |
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内容 | 「こいつはアムロが使うために造られた新型ガンダムだったけど、それが叶わなかった悲劇のモビルスーツなんだ。 だから僕は、実際に彼の元へ届けられていた場合にどういう活躍をしていたかってイメージしながらビルドしたのさ。 問題は僕の操縦テクニックを、アムロのレベルまで高めなくちゃいけないってことだけどね、あはは」 |
インタビュー人物 | クセっ毛のダイバー |
備考 |
証言タイトル | 『作戦』だけでは |
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内容 | 「前にやってたサバイバルミッション、すごかったよね」 「ああ、コアガンダムが金色のボスを倒したやつだろ?」 「僕が注目していたのは最後まで生き残っていた3機のうちの1機、アレックスさ」 「最後まで目立たずにやり過ごそうとしていたあれかよ!?」 「GBNは作戦だけじゃ生き残れない。 ガンプラの高い完成度があったから、それができたんだ」 |
インタビュー人物 | GBNのダイバーたち |
備考 | リライズ1話冒頭のバトルから。 このアレックスはケンプファーのMSショットガン「ヤクトゲベール」を装備していた。 ちなみに他に生き残った機体はヒロトのコアガンダムとアレックスの僚機のジム・スナイパーII。 こっちの得物はなんとバスターライフルと、ビルドシリーズならではの組み合わせとなっている。 |
証言タイトル | なぜなにもびるすーつ第『46』回 |
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内容 | 「よい子のみんな、今日はマグネットコーティングについて勉強しよう!……ゴホン。 駆動系の摩擦抵抗を軽減する磁気……ん、難しすぎるかな? よーするにモビルスーツの動きをなめらかにして、もっと速く動くことができるようになる! 最初のガンダムのパワーアップと言えば絶対に外せないのがこれだな! また約2ヶ月後に会おう!!」 |
インタビュー人物 | モビルスーツはかせ |
備考 | なぜなにもびるすーつより。 なぜなにもびるすーつの第46回目は、初のアニバーサリーレアで登場。 ちなみにアレックスやG−3ガンダムにもマグネットコーティングが施されている。 |
証言タイトル | 『ガンダム』として |
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内容 | 「独立部隊のエースに向けて造られたという目的を鑑(かんが)みれば、あの機体が残した戦果というものはきわめて低かったと評価せざるを得ないかもしれない。 しかし、確かにアレックスはジオンと戦い、民間人を戦火の拡大から守ったでしょう? 人を救ったという事実を、失敗とは意味づけられません。 立派なガンダムですよ……私にとってはね」 |
インタビュー人物 | オーガスタ基地の技術者 |
備考 | 証言の時系列は一年戦争が終結した後と思われる。 |
証言タイトル | トリスタンと『アレックス』 |
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内容 | 「ガンダムトリスタンって、アレックスをベースにしているって本当なのかなぁ? 入手経路や開発系譜が不明ってところが、その謎を"らしく"させてはいるけど……でも、それが本当だとしたらさ、改修されたとしても一年戦争からそんな先の時代でも通用するなんて、やっぱりアレックスは凄いガンダムだったんだね!」 |
インタビュー人物 | ティターンズ制服姿のダイバー |
備考 | 反応速度は当代随一で、後世にも通用する代物であったため、恐竜的進化する時代でも速さを武器としており、20m台が基本となった時代でも18m台と相対的に一回り小さくなったため、これが後のF90(コアガンダムが出るまでは最小の主人公ガンダム機)へと発達することとなった。 ・・・ただしその凄まじい反応速度故に扱うパイロットが限られてしまうのが欠点だが。 |