証言タイトル | 『恐れ』ではなく |
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内容 | 「空からやってきたモビルスーツは、今までに見てきたどのモビルスーツよりも生々しい動きをしていたけれど、あの翼の生えた機体が羽ばたく様子は、完全に生き物のような……うん、まるで巨大な人間のようだった。 でも、そこに怖さはなかったよ? みんなのために戦ってくれているっていう、嬉しい気持ちに僕は満たされていたんだ」 |
インタビュー人物 | 地球圏の住人 |
備考 | 恐れではなくより。 |
証言タイトル | 死神の鎌が向く『先』 |
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内容 | 「あれが死神?……はは、だとすれば世界中でその言葉の意味が変わっちまう。 絶対にパイロットへは手をかけない戦い方で、ひたすら機体だけを……!? ああ、そういうことか。 確かにあのガンダムは死神さ。 だが……それはモビルスーツにとっての絶対的な死神だったがね」 |
インタビュー人物 | マリーメイア軍の元パイロット |
備考 | 恐れではなくより。 |
証言タイトル | 狙いを『定めて』 |
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内容 | 「機体にたくさん武器が付いてるって、見た目には強そうだけど……実際にそれを扱う人間からすれば、複雑な火気管制を強いられて全てを使いこなすのはとても面倒なことなのよ。 けど、あのガンダムのパイロットは全ての武器を、しかも相手のパイロットを傷つけることなく狙い所を定めて使い切った。 向こうがその気になれば、私達は何度殺されていたか……」 |
インタビュー人物 | マリーメイア軍の女性パイロット |
備考 | 恐れではなくより。 |
証言タイトル | 『意志』あるからこそ |
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内容 | 「向こうはガンダム、俺達の機体と比べればその性能は雲泥の差だ。 だがしかし……モビルスーツの性能差だけで、あんな戦いが成立するはずはない。 彼らが戦い抜けたのは、何よりも強い意志があってのことだ。 戦いの最中(さなか)、かつて自分に戦いを教えてくれた教官殿の言葉を思い出してしまったよ。 彼らとの戦いで……それを再び教えられたようでな」 |
インタビュー人物 | マリーメイア軍の元パイロット |
備考 | 恐れではなくより。 教えられたも何も、このブリュッセルの戦いでその教官と敵味方として対峙していた事に、証言者は気付いていなかったようだ。 |