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colファイル

colファイルは、コライダー情報が定義されたファイル。
揺れボーンに対する衝突オブジェクトとして使用される。
<コライダー>
物理的な衝突を目的としたオブジェクトの形を定義したもの。
COM3D2では、物理定義ファイル(phy)からcolファイルを指定できる。

colファイルの名称

phyファイルに記述されたファイル名が使用されるため、任意に設定可能。
また、phyファイル中のコライダーファイル名が空文字の場合、{モデル名}.colファイルが参照される。
そのファイルが存在しない場合、カテゴリに応じて以下のデフォルトのファイル名が参照される。
それでも、そのファイルが存在しなければコライダーなしとなる。

colファイルのデフォルトファイル名

設定項目

コライダータイプ
タイプ名クラス名説明
dbc (カプセル型)DynamicBoneCollider高さと半径を指定する
高さh/2<半径rの場合、半径rの球体として扱う
dpc (平面型)DynamicBonePlaneCollider中心位置を通る平面
向き(X・Y・Z)の選択で面の方向が変化する
dbm (胸型)DynamicBoneMuneColliderカプセル型とほぼ同型
メイドの胸サイズと指定したレートに応じてサイズが変化する
コライダーの親ノード名(アタッチ先ボーン名)
コライダーのアタッチ先ボーン名。
bodyボーン+αのボーンを指定できる。
コライダーのノード名
ノード名。
任意に指定できるが、コライダーを示す_HIT_を先頭に付加して他ノードと区別することを推奨。
コライダーの位置
アタッチボーンからのコライダーの相対位置
コライダーの回転
アタッチボーンをベースとしたコライダーの回転
コライダーのスケール
アタッチボーンをベースとしたコライダーのスケール
コライダーの向き
コライダーの向きを、X・Y・Zで指定する。
コライダーの中心位置(center)
コライダーの中心位置。上記コライダーの位置からの相対位置。
基本的に、中心位置は(0, 0, 0)としコライダー位置を調整すればよい。
ただし、胸型の場合はcenterRateMaxと合わせて調整が必要。
境界の方向(外向き or 内向き)
コライダーの境界方向を外向き(Outbound)か、内向き(Inbound)で指定する。
内向きの場合、その形状の内側にボーンが入るような衝突を想定。
半径
カプセル型コライダーの半径を指定する。
高さ
カプセル型コライダーの高さを指定する。
高さの半分が半径より小さい場合、コライダーの形状は球体となる。
scaleRateMulMax
胸型コライダー(dbm)は、胸のブレンド値に応じてカプセルの半径が増加する。

半径の算出式(参考)

centerRateMax
胸型コライダー(dbm)は、胸のブレンド値に応じて中心位置を変更できる。
centerとcenterRateMaxの2値がそれぞれ中心位置を指し、胸のブレンド値が大きいほどcenterRateMaxに近づく。
ブレンド値が0のときは、center値と同じ。

その他

ファイル構造

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