夏の暑い太陽が沈んだころ一人寂しい部屋に帰り、風呂に入る。
ここ数日大学で寝泊りしていたので久しぶりの風呂だ。
数日分の垢を洗い流した後、脱衣所で体を拭いていると空豆ほどの大きさの何かが腰の真ん中あたりにくっついている事に気づいた。
取り除こうとそれをつまむと指の先からすべり、ズルリと腰の中に入っていくのを感じた。
すかさず腰の辺りに手を当て確かめてみると空豆ほどの大きさだった“それ”はおたまじゃくしの様に皮膚の下で暴れまわっている。
うねうねと腰の中で動き回るそれは段々と大きく細長くなってゆく。
暴れまわる“それ”の感覚に耐え切れず全身に鳥肌が立つと腕や足、胸からも体毛がパラパラと抜け不自然なほどに色白な素肌が現れる。
こんなに色白ではなかったはず―――そう考えるよりも体中に熱を感じ、息が荒くなる。
体が熱を帯びて敏感になったのだろうか、股間はカウパーを垂れ流しながらいきり立ち、
腕や足から覗かせる毛の1本もない素肌は触るだけで限界まで勃起した亀頭のように快楽を感じさせる。
それに呼応するかのように腰の中で大きく成長した“それ”は蛇のようにうねうねと背中を這い回る。
そしてまた動く度に膨大な量の快楽を脳に直接流し込み、ますます体を敏感にさせる。
堪らず射精してしまうが白濁の勢いは収まらず脱衣所に小さな水溜りを作っていく。
もはや大蛇と化した“それ”は間髪いれずに二度目の射精を促す。
2度目の射精をしてからからだろうか。真っ白な素肌と細い筋肉に覆われた体は次第にその角を失いやわらかい脂肪に覆われていく。
変化がわかり易かったのは胸だ。乳頭がピンと立ちその周りには脂肪が集まり女性的なふくらみを与えていた。
膨らむ胸を押さえようと手を触れると乳頭も異次元の快楽を脳に送り込む。
荒い呼吸は既に色艶のある女性のものであった。
三度目の射精が終わっても勃起は収まらなかったが股間でいきり立つイチモツは以前よりも明らかに縮んでいた。
射精のたびに送られる快楽、そしてそのたびに縮む股間。
その男の象徴が見えなくなったころ、今まで快楽を送り込んできた“それ”が突然腰の下あたりから飛び出した。
空気に触れた“それ”は最大の快楽をもたらし、膨らんだ胸に隠れて見えない股間からまるで男を搾り出すかのように精液を放たせた。
あまりの衝撃に意識は途切れ、そこからの記憶は無く再び起き上がった頃には日付も変わり深夜になっていた。
バケツをひっくり返したような白濁の中で目覚めると気絶する前に起こったことが現実であるという事実、それ以上の体の変化に直面する。
気絶する直前、体から飛び出た“それ”は黒い光沢のある細かい鱗に覆われ先が矢尻状・・・いわゆる神話に登場する悪魔の尻尾のような形をしていた。
そして、、、背中から飛び出して脱衣所全体に広がった巨大な蝙蝠の羽―――いっぱいまで広げたら5mくらいの幅はあるだろうか。
その羽と尻尾によりもう自分は人間ではないのだと痛感する。
鏡で裸の自分を確認してみると以前の面影などほとんど無くなり、肉感的な躯体と巨大な羽と尻尾を備えた悪魔・・・サキュバスがいた。
しかし今は背中に生えた巨大な羽が邪魔でまともに動くことすらできない。
狭い脱衣所から出るためにもこの羽をどうにかする方法を考えていると5mの羽はたちまち背中に収納され体か軽くなった。
なるほど、多少念じれば体の中に納まるとは便利な羽だと考え尻尾も同様かと念じてみると尻尾も収納される。
背中を確認すると尻尾が生えていた辺りに鱗が残っているが別に怪しまれるほどではないだろう。
裸のまま多少広い自室に移動し布団の上で尻尾と羽を広げる。
出来立てほやほやで透明な粘液に包まれたそれらは根元から先端まで動かすことができ、神経もつながって触覚があった。
しかしこの巨大な羽は動かすたびにバサッバサッと風を起こしてあまりにも不便なのでしばらく仕舞っておこう。
さて尻尾はどうなんだろうと尻尾を手元まで寄せて掴んでみると既に股間から消えた男の感覚。勃起したイチモツの感覚と同じものだった。
しばらく尻尾の先の扁平な矢尻部分をいじるのに夢中になっていると射精感とともに何かが放出されたような心地になった。
しかし尻尾から精液が出ているわけは無く射精の後と同じような疲労感と達成感があるのみだった。



さて、これからどうするか。
衝動的に自慰にふけってしまったが大切なのはこれからどうするかだ。
明日は幸いにも大学が休みなのだがそれ以降の予定は何一つ考えていない。
大学や親はどうするのか?生活費の工面はどうするのか?
男に戻ることはできるのか?

その時頭の中に一抹の希望がよぎる。
悪魔なのだから変身といった類のことが出来るのではないか、と。現に羽と尻尾は収納できた。
元の姿に戻ることが出来なくても元の姿に化けることで普段通りの生活が送れるかもしれない。
祈るように念じた。元の男だったときの姿を想像し、同時に自分がその姿に変化するよう念じた。
だが、いくら念じたところで大きく膨らんだ胸がしぼむことは無く、細くくびれた腰が元に戻ることも無かった。
唐突に腹が鳴る。
そういえば帰ってきてからまだ何も口にしていない。とりあえず何か食べ物を探そうと台所に向かおうとする・・・
ところが気づいたときには脱衣所に立っていた。床には数時間前に吐き出した大量の精液が水溜りを成している。
まさか、、、これを飲めというのだろうか。・・・確かに不思議なことではない。
人間ではないのだから、淫魔なのだから、精液を飲んだところでなんらおかしくは無いのだ。
だが頭の中の人間としての理性が警告する。
これを飲んでしまったらこちらには戻れなくなる。人ではなくなってしまう。魔物に支配されてしまう。と
だが淫魔の体も反発する。
もはやお前はヒトではないのだ。遅かれ早かれそれを飲む日は来るのだと。
そして悩めば悩むほど眼前の精液は魅力的に見えてきてイカ臭いはずの匂いは甘く美味しそうな匂いで鼻腔をつついてくる。
どうせ自分の体から出たものだし、少しくらいなら・・・そう考え人差し指と中指で床に広がった精液をすくう。
濃厚な糸を引きながらしたたる精液。指に付いたそれを舌で少しだけ舐める。

電気が走った―――というのだろうか。

とにかくそれは舌と、下半身・・・男の頃では存在すらしなかった臓器。即ち子宮。それらを直接刺激し淫魔としての本能と呼び起こす。
同時に耳は人としての理性が崩壊する音を確かに感じ取った。
もう止まらない。無我夢中になって自らの精液を舐め取る。沢山あった精液は瞬く間に無くなり、空腹感も感じなくなった。

再び鏡を見る。最初に見たときは羽と尻尾に気をとられすぎて『女としての自分』をよく見ていなかったから。

髪の毛は少し伸びた程度だろうか。赤茶色のショートヘアに正に美女といった風貌の顔。とび色の瞳
シュッとした細い体に不相応なほど大きな胸。頂上で桜色に染まった乳首はピンと上を向いている。
身長は170cmほどと以前と変わっておらずスタイルのよさが際立っていた。生きていてもまずこんな美人には出会うことすら叶わなかっただろう。
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