「え……き、貴様……」
「な、なんだよ……。人の頭を勝手に覗くなよ……」
自分に非があるわけでもないが、雄介は反射的に目をそらした。
悶々とした精神の彼に肉欲の望みを無視することはできなかった。
元来男は女よりも性欲を生み出す分泌ホルモンが異常に多いのだ。
そんな事実があるとはいっても…やはり「男女の交わり」が最大の願望だと思われるのは蔑まれた気持ちがする。
お世辞にも清廉といえない思いが白日に下に晒されたのだ。若き男子が赤面しないはずもない。
雄介自身『交わり』の経験がないわけでもないが、心を覗き見されるとなるとなんだかとてもイケナイことを考えてしまったように思える。
「くっ……なんてことだ……」
マーヤも突然流れ込んできたイメージに少しほほを朱に染める。
普段クールにふるまうマーヤにとっても、それはアクシデントといえる事態だった。
(ま、『交わり』だと……)
内心の焦りなど全く……いや、認めよう。マーヤの心理は決して安定的とは言えなかった。
しかし焦りはえてしてよい結果をもたらさないものだ。
そこは学園きっての才女。装いを素早く正すことに成功すれば、溢れる知性と美貌に揺るぎはしない。
ところで、マーヤには実のところSEXの経験はない。ただそういう行為自体はもちろん知っている。具体的にどれをどうするのかも。
歴代の魔法士の中に性交をもって自らの魔力の源とするものもいたらしい。いかにも俗物的信念が見え隠れするが、魔学的には理解できる行動といえるのだそうだ。
しかしそれはあくまで一つの『方法』である。他にいくらでも方法はある。要は選択肢を選ぶ本人次第だ……。
美しき魔法使いは雄介の前に現れたときと同じように言葉を続けた。
「なるほど。……わかった……」
マーヤを満たすのは明日の魔学の担い手としての威厳と誇りだ。
「なにがわかったんだよ!……って、まさか……」



ビシィッ!
そんな音が聴こえてきそうな勢いで異世界からの珍入者は雄介を指差す。
思わず雄介はたじろいだ。それこそ己の欲望を忘れさせるほどに。
「わかったからわかった、と言ったのだ。貴様、アホか。」
マーヤには夢がある。それは母のような立派な魔法士になるということだ。
そしてそのために様々な苦難に挑戦し、また乗り越えてきた。
今回もまたその数々の試練の一つにすぎない。このマーヤにできないはずもない。
ましてや大事な学業の一環だ。やれるかどうかではない、やるしかないのだ。
「貴様の肉欲を満たしてやる、と言っているのだ。」
言葉の後半部分ですでにマーヤは衣服を脱ぎかけていた。決意をすればすぐ動く!これはマーヤの生き方の基本指針でもある。
だが、そんな行動派の性格が今回は悪いほうに傾いた。
雨の降り止まぬこの天候、人通りが見えないとはいえ、いつ彼と同じ意図でここを通りかかるものが現れるかわからない。
マーヤには何か行動する以前のTPOの判断が少しズレていた。もちろん本人は気づいていない。
慌てて雄介は止めようとする。尋常でないおかしな女にからまれた自分の運命にちょっと半泣きだ。
「ちょ……ちょっとまて!何勝手に決めてんだ!こんなところで服まで脱ぎやがって……」
「む!貴様、何をするのだ。願いをかなえてやるといっているのに。」
服の上からは想像もしないほどの深い胸の谷間を覗かせてようやく静止する。美貌を向けて抗議の表情を訴えた。
(う……!)
止めにはいった雄介がその表情に硬直してしまう。
「……」
「……」
しばしのお見合い状態の後、女魔法士は全てに合点がいったような顔をする。



「ふむ、そうか……」
勝手に妙な空気に耐えていた雄介もようやく落着いた。
「はぁ…勘弁してくれよ(;´Д`)」
「場所が悪いということか。」
「おい!(゜A゜;)」
「任せろ。その程度のこと心配無用だ。」
乱れた衣服を正しもせず、無表情で自信を伝える。
小さく聞き取れない言葉を紡ぐとマーヤの周囲に蒼い光が生じ始めた。輝く円陣は半径を拡大し瞬時に二人を包み込む。
「お前の部屋でいいな。」
「はぁ!?*1
光はやがて収束を始め、閃光のように空へと放たれていった。




平平凡凡にくらす男、紀和雄介。
彼は父、母、妹と暮らす典型的な核家族世帯の長男だ。
掃除という単語はどうやら雄介には難しすぎるようで、自室では服や菓子類は放りっぱなし。
それでもゴミが少ないのはただ単に彼が多くを望まないからか。面白みにかける若者である。
妹の猛烈な反対を押し切り、手に入れた約八畳ほどの空間。『ゆとり』は『無駄』と紙一重だ。
そんな空間の中央に突如小さなプラズマが発生する。中心に生じた黒点はやがて縦2m横1mほどの長方形に姿を変えた。
プラズマが治まった後、ゆっくりと、向かって右側から長方形が手前へと“開いた”。
マーヤが先導し二人が異空間との接続点を越えてくる。
「こっちだ……。」
「『どこ○もドア』かよ!」
「む。なぜそこで怒鳴る……」
理解不能の抗議に『不快』よりも『不思議』が優先している。
「あの大げさな演出は何なんだ!ドシュッ!ってゆーよーなあの光みたいなの!?」
「こちらのほうが位置が安定するんだ。文句を言うな。」
にべもなくあしらう魔法使いに雄介は話すのを止めることにした。これ以上の問答は意味がなさそうだ。
“未来の秘密道具”から出てみると当然のことながら雄介の部屋だ。
ベッドにテレビに…散らばった雑誌類。昨夜お世話になった女性の裸がメインの雑誌まで記憶と同じ位置にある。
紛れもなく紀和雄介の部屋。その主人なのだから、そんなものは見ればわかる。
「はぁ……わけわかんねー。」
だからといって納得できることでないことも事実だ。
「くそっ…」
ややこしいことはあとで考えることにした。立て続けに理解不能の事態が起こったため、彼の頭脳では処理しきれない。
とりあえずどうしようか……。目下すべきことは……


(そうだな……)
復活してきたこの性欲の処理である。もっと重要な事があるかもしれないが、他は後回しにした。
雄介は傍らに立つ異界の住人を見る。
冷たそうな話し方をする割にはこうしてみると意外に幼顔のようだ。そこから視線を下に移せば、転移前に拝見した深い胸の谷間があった。
…服の上からだが形も良さそうだと判断した。折れそうな細いウエスト。ちゃんと飯食ってんのか?なんだか不思議なくらいだ。
女性特有の突き出した臀部。魔法士らしいといってよいのか、ローブのような衣装の下からまるでこちらを挑発するように育っている。
丸々とした実の下部に位置する魅惑の壷を想像し、雄介の下半身は早くも臨戦体制に移行していた。
「ヤるか……」
「うっ……」
ボソッとつぶやいた彼の言葉にマーヤは敏感に反応した。覚悟はしたつもりだが……やはり抵抗は拭いきれない。
目標のため自分で選んだことであるし、女性に性転換していることを悔やむつもりはない。
元々の魔力許容量にかなり制限が課せられている男性が性転換の魔法を習得することは並大抵では済まされない。
今の自分は過去のたゆまぬ努力の結果だといえる。そして今SEXを男から求められている自分も……。
「わ、わかってる……」
少し声が上ずってしまった。
「私の体を…好きにすればいい……」
(まさか男にこんな事を言うなんて…)
今度はマーヤが顔を赤らめることになった。



(耐えるんだ…)
落着け。そう、落着くんだ。
「それにしても、見れば見るほどお前の体はエッチだよなあ」
「な、何をいって…!」
なんという品のない、無遠慮な言葉だろう。堪らず顔を伏せてしまう。
「さっさと…しろ…」
伏せてから、自分の行動がまるで女性そのものであることに気づいてしまった。
(私は男だぞ!)
心まで屈するわけにはいかない。これは試練なのだから。
深呼吸してみる。1回では足らず3回ほどやってみた。無理矢理とはいえ少し楽になってきたかんじがする。
気を取り直しゆっくりと目を開く。何度も心で念じながら。
(そうだ。私はおと……)
しかし、うつむいた視界に最初に飛び込んできたのは豊満に盛り上がった自分の乳房だった。
足元が見えないほど大きなものに育っているのだから、“元”男として意識しないわけにはいかない。
(くっ…これでは…)
これほどまでにふっくらとした乳房は見たことがない。胸から視線を外すことなく、いや、外せなくなりながら、おかしな話だが自分でもそう思う。
学園の正装の胸元を押し上げる2つの頂きは“女性としての魅力”を余す所なく振りまいていた。
(女だと思われても仕方がないではないか!)
重力に干渉される事なく突き出した弾頭に型崩れは一切存在しない。
「へへ。んじゃ、そのでかいオッパイから」



雄介の視線を感じる部分。この曲線が下着のせいではないことをマーヤは知っている。
なにしろ自分のものなのだから…。
(……やわらかそう)
実際に触り心地がそのとおりで、同時にえも言われぬ高揚をもたらしてくれることもマーヤは知っている。
しかし今改めて、そう、思った。
もう何度も見てきたものである。今さら興奮も何もない。ないはずだ。何度も見て…触って…感じて…。
それなのに自然と、初めて性転換に成功し自分の乳房に手をかけた時の記憶が蘇ってくる。
だが、もちろん盛りのついたオスがマーヤのそんな心など知るはずもない…。
「……うん…」
(しまった…!)
思わず肯定してしまった。反射的に頷いた自分が信じられない。
後悔するのは嫌いだが、もう少し考える時間がほしかった。
(でも……)
邪な男の手が自分の体に迫ってきた。
(“触られる”のは……)
……初めてだ。



なぜかマーヤは先刻よりも嫌悪を感じなくなっていた。
男は視床下部への刺激による催淫が強い。要は視覚からの興奮作用が大きいということらしい。
改めて強く“男”を意識してしまったせいで、あろうことか、自分の体にムラムラときてしまった。
雄介の手が乳房まで残り1センチまで近づく。久しぶりの女の体にオスの本能を露骨にむき出していた。
中身が男のマーヤも同様である。少しだけ制御できていた興奮がいまや頬を紅潮させて暴走直前だ。
雄介の手に一心に見入る。
目が…離せない。
そして…
指先がマーヤの巨乳へと触れる…。
「ふ……!」
(ああ!“触られて”る!)
雄介は正面からわしづかみにしてきた。指の間からあふれ出る柔肉の量がその大きさを表現する。
最初に充分に手に含まれると、次に2,3度軽く試すように揉みこまれた。
「ふぅ……あ…あ…!」
声が我慢できない。
(あぁ!“揉まれて”る!胸が……!)
自分以外のまったくの他人に自分の体を触られている。
乳房をもてあそばれている。
自らで制御できない感覚のリズムに戸惑いが隠せなかった。
同時にそこから生まれる不思議な高揚感にも迷いを覚えてしまう。
「ひぅ…あ…」
少し強めに握られた。
それだけなのになぜか声まで発してしまう。



掴まれた胸が揉みしだかれるたび、二つの柔肉への感覚が研ぎ澄まされ、かわりに頭がボヤけていく。
「おお!こりゃ想像以上だな、たまんねえや」
乳房に張り巡らされた鋭敏な神経は、あまりに素直に感想を述べる雄介の手のあらゆる動きをリアルに伝えてきた。
マーヤは必死で否定した。外界の空気。すべての感覚を。
「う……くぅ……んはっ」
しかし自らの胸は余すことなく刺激を受け止める。意思とは無関係に。
与えられる力をすべて柔らかく。彼の手の感触が指の一本一本にいたるまでの詳細を…。
雄介は黙ってマーヤの見事なふくらみをもみ続けた。単調にならないように角度をつけながら。
「あ……あ、くっ!……んん…」
下からすくいあげられるように揉みしだかれれば、そのまま自分のすべてが浮き上がるように感じる。
(ああ!……)
いくら外界からの感覚を必死で否定しても…この湧き上がる高揚は抑えることができなかった。
体の奥深くから生まれいずる理解不能の衝動だけはどうしようもない。
男の時には決して経験しなかったこの感覚…
(これは……胸を揉まれるというのは……)
それを理解する一歩手前までマーヤは押し上げられた。
(ああ……)



「気持ち……」
いい、と言いかけてあわてて正気に戻る。
自らをもてあそぶ雄介の手を力ずくで捕まえた。
すっかりムードができあがっていたと信じていた雄介は案の定怪訝な顔をする。
「ちょ…ちょっと待て…」
上気した顔を冷静に見えるようになんとか繕うことに成功した。
「身」だけでなく「心」まで女になりかけた瞬間に少なからず感じた恐怖も後押しした。
まるで自分が自分ではなくなってしまうような、言い知れぬ恐怖。
後には退けぬという覚悟……それはある。あるはずだ。
しかし、これは…
(…くそっ!)
これは自分が想定していたものとはかけ離れている。
苦しみを伴うものならば、どんなものであろうと心は揺るがない自信がある。
だが、自身は決して「苦」を感じることはなかった。この高揚はそれよりもむしろ……
「まだだ。まだ心の準備というものが…」
なんといいわけじみたことだろう。いまさら詭弁じみた発言などマーヤにあるまじき失態だった。
恥ずべき自分を呪いながら、なおも沈着に思考する。
そもそもなぜここまで感度が鋭いのだろうか。
胸だけでここまで高揚を得ることができるのはやはり女として喜ぶべきことなのか。
まぁ…不感症よりはいいだろう。
しかし、それは…
(そうか…。この言い知れぬ高揚感こそが…。女というものの…。)
それは『女の悦び』を知るということなのだ。そしてそれは紛れもなく、自らの「女」を決定付ける。
「心」は屈するわけにはいかない。いかなる場合とて。
「なにをいまさら。」
雄介がまた胸をまさぐりはじめた。そのままベッドにゆっくり押し倒そうとする。
「んん、あ!なにをっ!ちょっと待てって…」
たいした力もかけられていないのに抵抗できない。
無理に対抗しようとすると、愛撫される己の2ヶ所が意識を乱す。
(くっ!女の胸がこれ…ほどに…!!)
「ん、やめっ!胸やめ…んはぁ…ろ…って」
そんな願いが受け入れられようはずもなく、雄介の思うがままにベッドに身を預けてしまった




「さあって♪お披露目しましょうねえ」
体全体を覆うローブを剥ぎ取り、そのまま上着の前をはだけさせられる。
感心するほどの手際のよさだった。
「へぇ。パッと見た感じセクシーなのに、下着は地味なんだなあ」
「う、うるさい!ほっとけ!」
だいたい下着なぞにこだわってどうする。男はいちいちそんなことはしない。少なくともマーヤはそうだ。
「さぁいよいよって、ん?意外だな。ノーブラか」
ふとマーヤが不思議顔をする。なんとなく探究心がくすぐられたような。
「ノーブラ?なんだそれは。」
「ブラジャーつけてないってことだよ」
「ブラ…なんなのだ?」
うまく発音できない。異界の言葉を事前に調べた時に見逃してしまったようだ。
「ノーブラだよ、ノーブラ。要するに胸が揺れたりするのを防止する、なんてぇんだろ、補正?補強?」
「ああ、そういうものならもちろんある。だが使ってはいない。苦しいからな」
「苦しいっていったってさ、邪魔になるでしょ?動くとき」
「何か激しい運動するときにだけは魔法で補強しているな」
「運動するときだけ?でもこれだけでかいと何かと腕に当たったりしてうっとうしくないの、女からすればさ?」
「いや、そんなことはないぞ。女の乳房の感触は私はとても気に入って……!?」
一気にマーヤが顔を紅潮させる。つい素直に言い過ぎてしまった。知識欲のせいで自分の置かれる現状を失念してしまった。
「ば、ばかもの!何をいわせる!」
「ちょ、ちょっと待てって。それって自爆?」
「うるさい!」
怒られてはいるものの、雄介がそんなことで遠慮するはずがない。むしろ面白くて仕方ないという顔をしている。


「まぁまぁそう怒るなよ。ほれほれ、生の乳を揉んでやる」
ゾク……
「んん!」
掴まれただけで電気が走った。怒鳴ることも忘れて全身の衝撃がおさまるのを待つ。
「おうおう、感度のいいことで」
ムニュ、ムニュ
「はぁ、くっ、ん、んはぁ…」
餅のようにこねまわされて、それだけで頭がぐるぐるを回ってきた。
服の上よりも雄介の指が強く感じられ、どれだけ自分の乳肉が掴まれ握り締められているかが感覚だけでわかる。
乳首を吸われた。
「はぁぁぁ!」
無意識に背筋をそらせてしまう。心地よく川の流れに乗っている目の前に急に滝が現れた。
その反応が面白かったのか、雄介は重点的にポイントを攻める。
「ん!あ、ああああ!くふっ!ん!これ、む、胸…かはっ!胸、やめ…!」
(!!!!!!!!!!………!?)
ひときわ背をのけぞらせる。
一気に滝つぼに落ちてしまったような感覚。
やがてゆっくりと浮上するように落ち着きが戻った。
「イッた?胸だけでイッちゃったのかよ。」
「はぁはぁ。イッた……はぁ…だと。ふん、バカな」
いまだ荒い呼吸のあいまになんとか否定の弁を放つ。
「なにいってんだよ。いまのは明らかにイッてただろ」
「そ、それは……。」
正直なところわからない。まるで未知の体験なのだから。
「…し、知るか…」
そっぽを向いてやる。


女のイクとは加速するように滑り落ちる感じらしい。これが男のようにデジタルな感覚ならばわかりやすい。しかし今感じたものはそれとはまったく異なる。
先に襲った津波のような感覚をイクというのだろうか。もしそれが「イク」というのだとすれば
(女の絶頂、というのもそう男の射精と変わらないものだな…)
男と女の快楽の差、これはスレの住人なら誰しも気になるところであろう。
マーヤは男であったときからこの命題には興味があった。いやらしい気持ちは一切ない。ただ心理学的な側面から一考の余地はあると認識はしていた。
男女の交わりの時あられもなく声を上げる女性をみて、そんな疑問を浮かべることもそうおかしなものではないだろう。
さて、ふたたび天才魔法士が知識欲の権化になっているあいだに
「わ!わわわわわ!な、なにをする!貴様!」
下半身が下着一枚になっていた。
一切の無駄毛のない、女性特有のふっくらしたふとももが外気にさらされる。
女体の神秘をそっと包み隠すのは純白だ。ほんの少しふっくらと起伏を生む場所が白に濃淡と魅惑を添える。
マーヤが気づいたときにはすでに両脚の間に雄介が陣取っていた。
「し、しかもお前まで…」
「もちろん!お手間はとらせません!」
すっかりトランクス一枚姿だった。
マーヤの悩ましすぎる身体を覆いかぶさるように目でなめまわす。
「あらら。下半身は女の子っぽい下着なんだなあ」
「い、いちいち人の下着を批評するな!」
いくら心が男はいえ、まさかトランクスを履くわけにはいくまい。さすがにそれくらいは妥協した。
無理矢理ブリーフを着用してみたが、所詮女が履くようにできているはずもない。
そもそも局部の体積をある程度考慮したつくりなので、顕示力を激減させた股間にはゆとりがありすぎた。
男用のビキニパンツというのもあるが……自らのことながら気が萎えた。
「さて、これも邪魔だなあ」
「待て!」
ムニュウ
「んはっ!」
最後の砦を守ろうと身を起こした瞬間、伸びてきた手に乳房を握られた。
「だめだめ。いまさら抵抗することもないだろ。」
先ほどの絶頂で熱くなっていた女の頂きから身も心も震えてしまった。
思わず漏れた声と油断でそのまま簡単に上半身を倒される。


「ほら。」
グリグリ
下着の上から股間を指でつつかれた。
いままで全身の快楽が収束してきた部位から今度はすべてが逆流する。
(んん……!)
鋭い感覚に顔をしかめた。想像以上の刺激。だが耐えられない範囲ではない。
ふん、声などあげてやるものか。
「おお。耐えるねえ。ほれほれ」
指を上下にすり始める。割れ目に沿うようにソフトなタッチで。
(ん……くっ…!!)
マーヤは身体を悩ましげによじりながらも耐え切った。
「じゃぁ、ここは」
少し上にある小さな突起に触れてきた。そこをクリクリっと突付かれる。
「くは!がっ!んん…な、なんだ!?」
とても声を我慢できるものではなかった。「イッ」てしまったのかと錯覚したほどだ。幸いにもそこまでにはいたらなかったが。
「へへえ、さすがにここはダメみたいだなあ。」
予想通りのリアクションなのだろう。言葉に満悦の含みがある。
雄介の腕にすがるように静止を求めるが、単純に力の差でかなわない。
「へへえ、ではない!あああああ!そこはやめろ!…ひっ…ずるいぞ!」
どうしようもできない刺激。女の…自分。
「ずるいってなんだよ。ほんと負けず嫌い…」
「……だまれ」
「はいはい」
すると今度はいきなり下着の横から指を差し入れてきた。
まるで何かの虫のように狭い隙間にもぐりこむと湿り気のある地帯に接触する。
突然生じた直接接触はマーヤは相当の衝撃を与えた。
「おま、お前!いきなり!ひっ!」
指だけ別の虫みたいな動きをする。この場合、「水」を得た魚か。
「水」を求めるように「魚」が中央を目指した。そこからはすでにこんこんと「水」が沸き出始めていた。
そこにもぐりこんでしまうようなことはしなかったが、淵を彩る花びらを少し撫でるだけで絶えず「水」は沸き出でた。


下着をつけたまま、股間の横からもぐりこまれるなんて…なんだか犯されている気さえしてくる。
そんな女みたいな痴態をさらすのはごめんだ。
「すっかりぬれてるよなあ」
「……」
雄介の恥ずかしいセリフを否定することができない。沈黙が肯定を意味するというのに。
また…こんな…女みたいなこと…。
「お、今度はいちいち抵抗しないな。自分の身体は認めたほうがいいぜ」
「くっ、いちいちお前に言われなくても…わかってる…」
実を言えば、雄介に胸をいいようにされていたときから股間には湿り気を感じていた。
女が快楽を得ているとそのようなことが起きることはわかっている。雄介に下着を見られればすぐに悟られてしまうだろう。
だから下半身に手をかけられた場合のことが気が気でならなかった。もっとも気づかないうちに脱がされていたが。
「女は……こういうものなんだ。」
「いや、俺もさっきからヌレヌレでね」
ボロンと雄介がイチモツを公開する。先走りでいやらしく光る怒張が蛇のように鎌首を上げた。
「あ…ああ」
なぜだろう。目が…目が…離せない…。
以前の自分で見慣れたはずのもの。男の象徴的部位。すべてを知り尽くしている性感帯。
それが今眼前にある。いまさら凝視するほど興味のあるものでもない。
ならば…ならばなぜこんなにも注意をひきつけるんだろう。
(どうしようもない…。)
マーヤはただそれだけをイメージした。
あんな猛り狂った肉棒を前に、受け入れるしか使い道のない自分の股ぐらの抵抗など蚊が鳴くようなものだ。
「さてと、じゃぁ本番といきますか。」
雄介の手が最後の砦を崩しにかかる。



(もうだめだ…)
人目見ただけで理解できた。これが今の自分なのだ、と。
ぎゅっと目を閉じて全身の力を脱する。一切の動きを止めた身体の中で天を向いて大きな乳房だけがぷるんと揺れた。
羨望の代名詞である異界の使者は、その人生においてかつてない無力をかんじた。
なんだか…涙がこぼれそうになった…。
「…おいおい。そんな顔やめてくれよ」
下着を脱がしかけた雄介が作業を止めた。
「なんだかさ、俺がレイプ犯罪者みたいだ…。すまん、ちょっと落ち着くわ、俺」
マーヤの脚の間でちょこんと正座する。
「別に強姦じゃないんだからさ。最後の一歩くらいはお前自身に任せるよ」
「私…」
「そう、ようするに本当に最後までする気なら自分でパンツを脱いでくれってこと」
「え…ええ!?」
あまりの恥ずかしいリクエストに耳を疑う。
「じ、自分でだと!?」
確かに雄介のいうことは正論かもしれない。マーヤの意思が十分尊重されているので文句もない。
しかし、自ら脱ぐということは…何を意味するのか明らかだ。
「くっ!そ、そうだな。そ、それくらい自分でや、やってやる」
まさかやめるわけにもいかない。これは試されているのだ。覚悟を。
自分の下着にそっと指を通した。女性のふっくらした下半身は自分の身体ながら魅力的だ。
(………)
軽く深呼吸して一気に脱ごうとした瞬間、視界の角から雄介のペニスがあらわれた。
びくっと動きにセーブがかかる。
これを脱ぐということは、あれを…その、受け入れる、ということだ。
あんな大きなものを自らの股間に挿入するということだ。女を決定づけるかのように自らのヴァギナに……。
指でいじられただけであれほどの感覚が得られた。あれほどの太さが進入すればさぞかし気持ちがよかろう。


だが、やはり
(怖い…)
怖いものは怖い。どうしようもない心理だ。
雄介は突然動きがとまり、自分の股間を凝視するマーヤをみて心情を悟った。
「大丈夫。乱暴になんてしねえよ。」
あおむけのマーヤの両肩にそっと手を差し伸べ、真上からまっすぐに目をのぞきこんでくる。
そっと…身体を密着させてきた。そのまま熱を放つ肉槍を下着越しにやさしくマーヤの秘部に重ねた。
巨大なはんだごてを押し付けられている感じがしたが、不思議と恐怖が和らいでくる。
チュゥっと雄介が乳首を口に含んだ、同時のもう片方の乳房を手に含む。
「安心しろって」
なぜだろう。雄介なら本当に大丈夫だという気がしてくる。
あんまりまじめに見つめてきたからそう信じるしかないという気さえしてきた。あの目は本音を語るときの目だ。
そして、なんだか不思議なことが続くように素直に秘部をさらすことができた。
雄介は身体を離し、挿入しやすい角度を準備する。
「じゃ、いくぜ」
直径も巨大な鈴がすべてをさらした局部にそえられる。
「う、うん…」
挿入(い)れられるんだ…
マーヤは自らの結合予定部分から目を離すことはしなかった。もともと注射の時には針から目をそらさない性格ということもある。
「ゆっくりいれるからな。痛いだろうし」
「その点は問題ない。痛覚を遮断する魔法処置をしている」
「便利なもんだね…。そら」
ぐにゅっ!
一瞬股間が棒で押し込まれる感触。次いですぐに訪れる軽い侵入感。
爆発的な快楽がマーヤを襲った。
「んん!ひぃぃぃあああ!!!」




爆発的な快楽がマーヤを襲った。
「んん!ひぃぃぃあああ!!!」
前戯時の絶頂。あれを少し超える感覚。間違いなくイッたと確信した。
「あ、あれ?イッたのか?まだ先っぽなんだけど…?」
(そ、そのようだ…)
伝えたいけれどあらぶる呼吸が整えられず、必死で首を縦にブンブンと振った。
「は、ははは。そりゃすごい感度だな。そら、もっと奥まで」
ズ、ズニュゥゥゥゥゥ!
さらなる侵入感。
また訪れる絶頂感。
「んひ!んんんあああ!」
今度は動きを止めることなく、そのままどんどん雄介が入ってきた。
「んんんんん!ひぃ、ああ、あん!はぁぁぁ!」
さっきまで感じていた「恐怖」なんて最初に挿入(い)れられた時点で霧散していた。
少し挿入(い)れられたときから、そしてそのまま身体の内側をひっかくように侵入される時、すべてを支配していたのは「快楽」だ。
そう、「女の快楽」。揺るぎようのない「最高の快楽」。
「ああ、お前の中すげえ気持ちいい。ああ、まだ入る」
「おお!おおおお!ま、まだああ!んんひぃ…」
ズドン!
最奥に到達したとはいえ実際はそれほどの衝撃でもないだろう。しかし突き立てられる側にしてはとてつもない圧迫を感じた

「すげえよ…。全部入って…ぬるぬる動いて…ああ」
一時的にしろ挿入による内壁の愛撫が止まったせいでマーヤ自身も落ち着きを取り戻した。
男が絶頂時頭が真っ白になるように、すでにこの状態でマーヤの頭は真っ白であった。意識が断続的になる。
自分が絶頂を迎えているのか否か、それさえも判断できない。
ただ男であれば……そう、男であればとっくの昔に盛大な射精をむかえていたことだろう。
もちろん女である今のマーヤが射精を行えるはずがない。
「イ…イッて…??」
全力で喉から搾り出すように放ったそれだけの言葉。疑問。自分はイッているのか?
「さぁ、俺に聞くなよ。まぁ、まだ入れただけだし別にイッてはいないんじゃないのか?」
であれば、雄介の言うことが本当だとすれば…
(こ、これが普通の状態…ってことか…!?)
ピク、ピクと痙攣するような身体の動きが止められない。落ち着きを取り戻したとはいえ、あくまで一時的なものだ。
少し気を緩めればおそらく自分の口からはあえぎ声しか出てこないであろう。あられもない、女のような…。
身をよじり耐え切ろうとしたところで串刺しにされたこの身体をどうにかできるとは思えない。
この拷問のような快楽から逃れることなど到底無理難題であると早々にマーヤは悟った。
だが…身をよじらずにはいられない。ほとんど無意識にこの快楽から逃れようとしているのだ。
それは自分の女の身体がこれから襲いくるであろう快楽に耐えられない、ということを示しているに他ならないのだろう。
意識が白濁しきった頭でイメージできたことはただ「深い」ということであった。
深い、あまりにも深すぎる。深い女だけの快楽。


「は…は…はは。ほんとう…にわ、私に…くふぅ!…入って…る……よ」
呼吸が落ち着かない。精神力が保てない。この状態でどうしてイッていないといえるのか理解できない。
「じゃ、動くぞ」
「ま、待って!」
まだあえぎ声以外を発することができたことが驚きだった。
マーヤは思いきり腹部のつねって痛みによる快楽の分散を試みながらも、上半身を起こして雄介に顔を近づける。
「待てって…お、おお!あ、頭がおかしく…なりそうなんだ…。こ、これ以上動くなんてマネしたら」
「いや、まだ入れただけじゃん。これからだろ、普通」
「もう、普通じゃない…はおおっ!胸はぁ…!」
ムニュゥっと絞り込むように乳房を揉みしだかれる。
「気、気が狂う…うああっ!!」
「じゃあ、狂ってもいいよ…」
悶えつづけ、それに必死で抵抗しようとするマーヤの姿に雄介自身も我慢の限界寸前である。
「ばか!…恥ずかしいこと言いそうだ…だからぁぁ!」
「いいじゃん。恥ずかしいことなんていまさら何もないでしょ」
「お前…んぐぅぅ!」
なおも抗議しようとするマーヤの口を雄介の口がそっと塞ぎ、すぐに離れた。
(!?…お、男にキスされ……)
事態を理解したマーヤは一瞬激怒したかと思うと、今度は蒼白になった。
「貴様、自分のしたことが、あああああああ!!!」
おかまいなしに雄介が律動を開始した。脳をかき回されるような圧倒的な快楽が全身をくまなく襲撃した。
気持ちよさの固まりであるような怒張が身体の内側をえぐりとる。


引き抜かれるたびにペニスのほぼすべてを外界にさらすため、再挿入のたびにはじめて入れられたような感覚が駆け巡った。
「ああああ!あああああああ!んんんんんん!んはぁぁあ!おおおお!」
マーヤは何かの獣のように遠吠えを繰り返すのみであった。
なにしろ膣で動かれるたびに男の射精を超える快楽が発生するのである。しかも浮かんでは消える男の快楽とは違い、女の快楽は持続し粘るような性質をもつ。
一度発狂するほどの感覚が得られればなかなか消えない。それなのに休む間もなく股間で暴れられるのだ。
すさまじい性感。これが止まらない。登ればけっして降りられない。10分なら10分、30分なら30分、男が射精しつづければどうなる?
ガクンと上半身の力が抜け、背後に倒れこむ。
「おっと…」
あわてて雄介が支えた。マーヤの目はすでに雄介を捉えてはいない。
「これまた、すげえ乱れっぷり」
体位が安定し、本格的に雄介も律動を開始する。
一回一回すべてを引き抜くように動かしていたが、今度は膣内でうごめくようにされた。
マーヤは膣のどの部分でもすさまじい快楽を得ることができるようだ。
子宮口近くまで突っ込んで円を描くようにぐりぐりと圧迫された。まったく気が狂う。
「あひぃい!ひいぃ!ひもちいいいいぃぃ!!」
「おいおい。これまた恥ずかしいセリフだな…」
涙にあふれた視界を覆う自分の頂を力まかせにわし掴んだ。
「んんん!おおおおっぱいぃ!んはぁ!気持ちよすぎるぅぅ!な、なんで!?…くぅぅぅ!」
「な、なんでっていわれてもなぁ。自分の感覚なんだからそんなの。」


自分の股間部分だけがすべてのような気がした。自分が股間以外の何者でもないような感覚さえする。
それほどまでに内部を蹂躙する肉圧は圧倒的であり、絶望的であり、官能的だった。
膣内でペニスに暴れられることがこれほどまでに気持ちいいものだとはまったく想像していなかった。
奇妙な形の肉槍は下腹部のどの位置にこすれても狂おしいほど気持ちいいのだ。
男のペニスというものはなんと攻撃的で、切ないほど愛しいのだろう。
驚くほど素直にそう思うことができた。もはやこの快楽を前に「男に犯される」ことなど小さなことに思えて仕方がない。
「はぁぁぁ!お、おま○こに力はいんない…」
「ん?まだそんな元気あるのか?ほれほれ」
「ああああ!おま○こ気持ちいい!!」
「ほらほらほら。まだまだだぞ!」
これまでの動き自体がまるで前戯であったように猛り狂った雄が蜜の溢れる穴に突き立てられる。
「あ!あああ!それ、すごい!」
(ああ!こんな敏感なとこで…)
「おらおら!どこがいい?どこでも突いてやるぞ!」
「すごい!すごい!すごい!すごい!!!」
(そんなものに暴れられるなんて…!!)
「ああああ!!だめっっ!もう、お、『女』でいいから!私は『女』でいい!」
何かが弾けた。認めなかった自分の一面がはじけ、全身を覆い尽くす。
「なにいってんだ?そりゃそうだ」
「なにか!!なにか、きそう!!」
(… た ま ら な い ! !)


背骨が折れるほど弓なりにそらす。喉がつぶれるほど絶頂の叫びを放った。
「おお!おおおお!おおおっ!いくぅぅぅぅぅぅうううううううおおおおおお!!!!」
(女とは…サイコーだ!!)
全身から力の抜けてしまったマーヤを見て、ニヤニヤしながら雄介はいった。
「あらあら。イッちゃったみたいだな、ほんとうに。でもまだなんだよあ。俺は!」
あおむけのまま、動くことのできないマーヤに全身を重ねる。
「すべすべした肌触り。もうイッちゃいそうだ」
そして雄介は恐ろしいことをした。
興奮まだ冷めやらぬマーヤの肉体。
左の乳房をもみしだきもう片方の乳首を口に含む。深々と挿したペニスはそのままに自由な手をクリトリスにそえた。
ヴァギナ付近に感じる手。その意を悟ったマーヤの意識が恐怖のあまり目覚めた。
「お前、何をやって!」
「4点攻め、だな。」
次の瞬間…
「いくぅぅぅぅぅぅうう!」
最初の一突きで絶頂に達してしまった。
ズルルルルルウゥ…
ペニスが引き抜かれる。再度挿入…。
ずにゅうう!
「い、いく!ふああああ!」
ズルルルルルウゥ…
ペニスが引き抜かれる。再度挿入…。
ずにゅうう!
「がっ!!」
連続絶頂。
確か魔法士として性転換する前、「女とは気持ちよければ何度でもイクことができる」となにかで読んだことがある。


ズルルルルルウゥ…
ペニスが引き抜かれる。再度挿入…。
ずにゅうう!
「がはっ!!」
実際に今それを経験している。自分が女になって…
ズルルルルルウゥ…
ペニスが引き抜かれる。再度挿入…。
ずにゅうう!
「ひぐぅ!!!!」
男からすればそんな楽しいことはないと感じるだろう。マーヤもその一人だ。
ズルルルルルウゥ…
ペニスが引き抜かれる。再度挿入…。
ずにゅうう!
「がっ!!」
実際に経験すればそれらがすべてただの妄想だったと知るだろう。
苦しい。苦しすぎる。快楽が強すぎて。達するのが早すぎて苦しい。
ただのセックス時の挿入とは違う。フィニッシュとしての最後の一突きが今断続的に股間の内部で繰り返されている。
逃げたい。ただ一心にそう思った。だがそれが不可能なことはとっくにわかっている。
どうやってもこの快楽から逃げられない。やめてくれ、そういいたくても声にする間もなく絶頂が訪れる。
一度くらいの挿入は耐えられるだろうからそのタイミングで、と考えたりもした。
だめだった。理不尽なほど自分の女の身体は素直に受け入れる。
意識も限界だった。もう前が見えない。真っ白じゃない……真っ黒に……すべてが…


「おいおい。しっかりしろって。イきまくってるな。すげえ締め付け。」
ペチンと頬をたたかれて視界に色がよみがえる。
「お前なあ。いくらなんでもイきすぎだって。この1分の間に何回イッてんだよ」
「でも…き、気持ちよすぎて…」
「いくらそうでも、ったく女ってのは…」
「はぅ、う、うるさ…いな。こんな感覚味わったことも…ううぅ、ないくせに」
「ったりめーだって。さ、ラストだ!」
「えっ!ひぃぃ!ぐっ!」
3回イッた。
「がっ!ぐぅ!がひっ!!」
また3回も…。
(イ、イクのが止められない…!!)
魔法士になるために女になった。でも…今はもうひとつのことしか考えられなかった。
「よおし!膣に出すぜえええ!!!!おおおおおおお!!!」
「また、またいくぅぅぅぅうl!!!!!」
今度こそ異界のエリートは脳内が暗転した。薄れゆく混濁の意識の中、思った。
(女になってよかった……!!)

雄介は壊れるほどにマーヤに突き入れたまま大量のスペルマを放出した。
出し切るとそのまま眼下の胸の谷間にダイブする。
「はぁはぁ!よかった…。しかしすげえ乱れっぷりだった…。またからかってやろう」
久しぶりの心地よさを堪能しながらやがて訪れた眠気に身を任せた。
(女ってのもいいかもな)
次に目が覚めたのは翌朝だ。
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