「あぁぁ!だっだめ!いく!あぁぁ!!」

女性診察台の上で全身を拘束された若い女性が一人裸でよがっている。
周囲には白衣をまとう研究者とおぼしき人間が数名、様々な計測機器の数字をメモしながら様子を伺っていた。
駿河研究学園都市に作られた生命工学研究所の中で将来に向けた恐るべき研究が秘密裏に行われている現場だった。

「主任、例の実験体7号はどうかね?」
「あ、所長!、どうです!もう完璧に作り替えてますよ」
「そうか、それはまずまずだな、で、6号まではどうしたのかね?」

若い研究者は窓の外を指さしこう言った。

「慰霊碑は出来てますし、まぁ問題無いと思いますが」
「うむ、わかった、書類にサインしておくから処分しておくようにな」
「分かりました」
「表に出て何か起こすと問題だ、確実に・・・な」

そう言って所長と呼ばれた男は部屋を出ていった。

「どうだ7号は?」
「あ、主任まで、お疲れ様です」
「順調か?」
「はい、問題有りません、性感帯分布は予定した通りです」
「触神経密度は?」
「並の女の3倍はありますから・・・」
「感度は9倍か」
「そうですね、あんな小さなバイブでも・・・」

獣じみた声でよがっていた診察台の上の女性は白い泡を吹きだして失心した。

「あの調子です、Sサイズであの様ですから、本格的に男とやったら・・・」
「壊れかねないな」
「そうですね、子供を産ませるのが目的なんだからそれ以前に壊れたら問題だ」
「ですね、もうちょっと感度を落としてやらないと・・・」
「難しいな」
「主任、どうです?いっそ並の女と同じにして、後は薬使って・・・」

主任と呼ばれた男は若い研究者をジロッと見る。

「やっぱマズイっすかね?」
「薬はマズイだろうなぁ、女の替えは効くが産まれてくる子供に影響が出ると」
「そうですよね、せっかく予算付いたんですし」
「どうせ元は男だ、使い捨てでも良いんだがな」
「二人は生ませないと勿体無いですよねぇ」
「うむ・・・・」
「いっそ薬は生体成分にして種付け担当の男に出させるとか」

主任の目がキラリと光る。
近い将来のTS法による性転換時代の幕開けに向けた基礎研究がこうして行われていた。
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