じゃあウチの地方の妙な風習書く。今も続いてるしフェイク入れてるけど許せ。

というのも、ウチの地方には『童貞権』みたいなものが存在する。
良く言う、昔は村の偉い人が処女であることを確かめた、みたいな奴の男版。
かく言う俺もそれで童貞を捨てたww

その日は学校行く前から、母ちゃんに「今日はオヘコのお祝いだから寄り道しないで帰れ」
って言われてたんだけど、先に済んでた友達から話聞いてどういうモンだか知ってた俺は、
言われるまでも無く凄い速さで帰宅www
帰るとぴしっとした着物に着替えた母ちゃんが待ってた。
急かされるまま、ランドセル下ろしてよそ行きに着替えて、母ちゃんの後に付いて出発。

行き先は家出てほんのすぐそこの、小さい頃から遊んでくれてたお姉さんのいる家。
出迎えてくれたお姉さんに、母ちゃんが何やかや挨拶してお中元みたいなの渡して、
で、促された俺も言われた通り、名前名乗って年令言って「よろしくお願いします」って挨拶した。
お姉さんも「この度はおめでとうございます」みたいなかしこまった事を言って、
で、それで俺を置いて母ちゃんは帰った。
母ちゃんを見送った後、途端にお姉さんが「とりあえずおやつにしよっかー」とか
いきなり普通になって、俺はちょっと笑った。

で、その後は夜まで何も特に変わった事はなし。お姉さんと最近の話したり、
お風呂入って、お姉さんの家の人と皆でご飯食べて、本当にセックスすんのかな、とか思ってた。

でも、ご飯食べてまったりしてたら、お姉さんがいきなり
「じゃあ、離れにお布団の用意出来てるから」って言って俺の手を取ったんで、
何か俺はそれで、ああ本当にするんだって凄い興奮した。

した事自体に付いては、そんなに変わった事はなかった、と思う。
詳しく書くのは俺もちょっと恥ずかしいしwww
寝転がったお姉さんに、ここがこういう所で、とか丁寧に教えられながら、童貞卒業。
初めてのセックスは訳分からんくらい気持ちよくて、何故か泣いちまったのを覚えてる。

ただ、その時は俺まだ精通してなかったんだよ。
それが分かったお姉さんはちょっと困ったような顔をして、俺に明日からも来るように言った。
一泊して朝、迎えに来た母ちゃんにもお姉さんがそういう様な話をして、
で、俺はしばらくの間、学校から帰ってはお姉さんの家に行く事になった。
それは俺が精通するまで続いたから、精液を出せるっていうのが大事だったんだと思う。
ええ、俺の精通はお姉さんの中でしたwww
その次の日はお姉さんを俺んちに呼んで、母ちゃんがごちそう作って、皆でお祝いした。

ここまででも今思うと相当おかしいんだけど、本題はここから。

それから中学上がっても彼女を作らなかった(出来なかったw)俺は、
セックスしたさにお姉さんの家にちょくちょく遊びに行ってた。
中三になるくらいまで、勉強を教えてもらうとか何とか言って、
毎日の様にお姉さんの家の離れに行ってたと思う。

ところがある日、お姉さんが「そろそろ、出来なくなってもおかしくないからね」って言うの。
俺はエロガキだったから、焦ってセックスし続けたい一心でお姉さんに質問しまくり。
それで、俺はこの辺りに大人の男が少ない理由を知った。

この辺の男の子はみんな、十五歳くらいで女の子になっちゃう、と言われた。
理由というか言い伝えはお姉さんに聞いたけど、口外すると良くない事が起きるって言うんで
さわりだけ言うと、山の中にある古いお社が関係してるらしい。

嘘だと思われるのは分かる。俺だって信じられなかったし。
でも、お姉さんの小学校の卒業アルバム見たら信じるしかなかった。
写ってるのはどう見てもオスガキなのに、名前はお姉さんなんだもん。

とにかく、俺はそれから前以上にセックスをしたがった。
出来るうちにやっとこうってのもあった様な気もするし、
男としてヤってれば女にならないんじゃないか? っていう良く分からない期待もあったし、
何よりお姉さんとイチャイチャしてれば、女になるかもって不安を忘れられた。

でも、その日はあっさり来た。
その日は土曜日だったんで、昼間っからお姉さんと一緒に離れに行った。
そんで、いつも通りお姉さんにベタベタ甘えながらいつも通りの事をしたんだけど、
イったのに精液が出ないの。ちょうど精通する前、初めてお姉さんとした時と同じ。
チンコがビクンビクンするだけで、何か出てる感じがしない。

驚いてたら、お姉さんに頭を撫でられた。
えって思って顔を見ると、「もうすぐ女の子の仲間入りだね」って優しく言われた。
最初は何を言われてるか分かんなくて、分かったら怖くなって涙が出てきた。
「やだ」とか「助けて」とか言ったと思うけど、お姉さんは何にも言わないで俺を撫でるだけ。
認めたくなくて八つ当たりみたいに腰動かしたけど、何回イっても精液は出なかった。

その日は夕方で家に帰らされた。
で、お姉さんが来たのは次の日の朝。スーツ着て、綺麗にラッピングされた服を持ってる。
会いたくなかったけど、母ちゃんに言われて俺がお出迎え。
言われた通りにラッピングを開けると、中から出てきたのは高そうな女物の服一そろいと、
ご丁寧にショーツまで付いてるwwww

まさかと思ってると母ちゃんが早く着替えて来いと言う。俺必死で拒否。
しつこく拒否してたら、「毎日毎日世話になっといて○○ちゃんに恥かかせる気か!」って
母ちゃんの雷が落ちた。それを言われたら言う事を聞くしかない。部屋に戻ってしぶしぶ着替える。

お姉さんは可愛いって言ってくれたけど、鏡に映ってるのはどう見ても女装した俺。
正直ないわー……って思いながら、母ちゃんが怖いのでお姉さんにお礼を言う。
後から聞いた話だとちゃんと口上があるらしいんだけど、お姉さんは昔からの知り合いだし、
ウチは厳格な方じゃなかったんで、普通に「ありがとうございました」って言った。

それから、母ちゃんとお姉さんと三人で神社(街の中にあるきれいなの)にお参りして、
社務所でお札を頂く。巫女さんが「おめでとうございます」って言ってたのを覚えてる。
めでたくねーよ、って思ったからなwww

それから、お姉さんは会ってくれなくなった。
ショックだったけど、何となく納得も出来た。
前みたいな事してたら、女になるの受け入れられないからな。
それと同時に、もう俺は二度と射精出来るようにはならないんだなって落胆もした。
性欲は減らなかったから、オナニーは毎日二回ずつしてたけど、一回も精液は出なかった。

ただ救いだったのは、女になるのは俺だけじゃなかったってこと。
夏休み前には男子だけが集められて、『女子になる準備』みたいな授業を受けさせられたwww
ペニスがクリトリスになって、陰のうが陰唇になりますとか、乳房が発達するとか、
今後はなるべくオシッコも個室でやるようにとか、筋力が弱まるから気をつけろとかそういう感じ。
「女子になったらオナニーはどうすれば良いですか!?」って先生に聞く猛者もいたwww
終わった後、チンコ触りあってふざけてる奴らもいた。俺はしなかったけど、気持ちは分かる。

で、その後くらいから俺の体はじわじわ男じゃなくなってった。
一番最初に気が付いたのはオナニーの時。つってもチンコの大きさじゃなくて、手。
自分の手でこすってんのに、チンコに感じるタッチが柔らかくて優しい感じがする。
お姉さんにされる時に似てて、手が女になってる! って気付いた。気持ちよかった。

あと、俺は声変わりが済んでたんだけど、逆声変わりが起きた。
毎日少しずつ声が高くなって、声が一日ごとに変わるから、
台所で料理してる母ちゃんに後ろから挨拶すると、毎朝ちょっと驚いてた。

もちろん、チンコも少しずつ小さくなってて、その代わりみたいに胸とか尻に脂肪が付いた。
シャツに擦れて気になるから、ワコールのサイトでジュニアブラについて調べたんだけど
外見はまだ男っぽかったから、傍から見たら単なるロリコンです本当にありがとうございました。

夏休みが終わる頃には、チンコは半分以下の大きさになってて、
金玉もぶらぶらしないくらいに縮んでたから、その頃にはもうほとんど諦めがついてた。

ただ、キツかったのは修学旅行。の、風呂。
9月の終わりくらいにあったんだけど、その頃になると結構な数の男子が女子になりかけてる。
服着てりゃ男子に見えるんだけど、服脱ぐと肉の付き方とかが大分変わっちゃってて
体のラインは女子にしか見えない奴とかいるわけ。俺も含めて、おっぱい付いてる奴とかもいる。
そうなると、頭では分かってても体はどうしても反応しちゃうんだよな。
お互いの体見て、お互いにもうほんのちょっとしか残ってないチンコが勃起するという地獄絵図。
最終的に「お前チンコちっちゃくね?」「それもうクリじゃん!」とか言ってふざけあってた。
あと、もうワレメの上の端からチンコの頭が少し出てるだけ、くらいまで女になってる奴がいて、
そいつは「ほぼまん」ってあだ名になってた。ほぼマンコだから。
その後、女子の部屋に呼ばれてからの話とかもあるんだけど、脱線するから割愛。

その後、高校受験のラストスパートに追われてる間に、俺の体もあっという間に変わってった。
勉強の息抜きにするオナニーも、自然と指先でズリズリする女子オナニーになってたんだけど
精液も出ないしと思って服着たまましてたら、いつの間にか汁が出るようになってて、
パンツがべちょべちょになった事もあったwww
おしっこだけでも座るのも慣れたし、ブラも違和感無く付け外し出来る様になって、
年が明けて、高校受験があって、で、俺は女子高生になった。

お姉さんと再会したのは、ブレザーとプリーツスカートにそろそろ慣れたかなって頃。
一年前に神社で貰ったお札を納めに行くのに、お姉さんも一緒に来る事になった。
お姉さんは俺見て、「ごめんね」って言った。俺は「ううん、ありがとう」って答えた。

その後はお札納めて、母ちゃんとお姉さんと一緒に喫茶店で甘いもの食べて、
それから久々にお姉さんの家に遊びに行った。この一年の話とか学校の話とか色々して、
で、ねだって一緒に風呂入ってもらったww ふざけた振りしてじゃれ付こうとしたら、
「ダメ」って優しく言われて、もうチンコ無いのに勃起するかと思ったwwww

結局、その後お姉さんとエロい事はしてない。
一緒にショッピング行ったり、化粧や服のアドバイスはしてもらったりして、
本当の妹みたいに可愛がってもらってるけどなww

で、何でこんな話を書いたかと言うと。お姉さんが三年間付き合ってた恋人と結婚する事になって、
俺の初恋に踏ん切りがついたってのもあるんだけども。

こないだ、近所の奥さんから「息子のオヘコのお祝いをしてくれないか」って打診されちゃったんだよね……
お姉さんは、「私もあの時が初めてだったし、やってみたら何とかなるよ」って言うんだけど、
息子くん、やんちゃだけど女の子かばったりする、正義感の強い良い子だし、
俺でいいのかなあとか、色んな意味で二の足踏んでます……
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