都内某所のラブホテル。俺はソファーに腰掛けた。
「なんか最近燃えねえなぁ。」
俺は愚痴をこぼした。
「そう?中出し3回もしてるのに?」
「そりゃそうなんだけど・・・。」
恋人の理絵とは今年で4年目。大学時代必死にアプローチしてやっと付き合い始めた。
なんか少し天然な気がするけど、そこがまた可愛らしい。
初めの頃は何かとケンカとかしてたけど、
今では心の底から分かり合えるようになったと俺は思ってる。
「やっぱ『責め』ばっかだからじゃない?たまには交代しようよ〜。」
「バーカ。男がそんな恥ずかしい真似できるかよ。」
「ふ〜ん、男ねぇ・・・。」
俺は理絵がニヤリと笑ったのを見逃さなかった。
コイツがこんな表情をした時は、たいていロクなことが無い・・・。

次の土曜日、俺は理絵の家にお邪魔することになった。
何度も来ているので別に緊張はしない。
「結婚を前提とした・・・・・」って話も既にしてある。
親父さんはいつも俺のこと邪険に扱うけど、おばさんは優しく出迎えてくれた。
「お母さん、今日は私がご飯作ろうか。」
「そう?じゃあお願いね!」
理絵は手際良く料理を作っていく。1時間後には全てがテーブルに並んでいた。
鮭のムニエル、コーンスープ、コールスローサラダ、そして俺の大好物のオムレツ。
俺はテーブルマナーに気をつけながらも7〜8分で平らげてしまった。
「ご馳走様でした。」
「私は片付け物があるから先に私の部屋に行ってて。はい、食後のキャンディ。」
理絵が俺に小さなアメ玉を放り投げた。
「おう、サンキュー。」


俺はベッドに腰掛けながら赤いアメ玉を口に咥えた。
ほのかに甘いような、何とも言えない優しい香りが口の中に広がる。
これは美味しい!どこにもメーカー名を書いてないのが少し気がかりだが・・・。
その時だった。ドクッ、ドクッ・・・。
急に心臓が高鳴りした。だんだん視界もぼやけてくる。頭の中まで熱く・・・。
どうし・・・・・お・・れ・・・・。

「駿介、起きてよ。」
理絵が俺の体をゆする。
「ん・・・、あれ?俺は・・・。」
まだ頭がクラクラする・・・。俺は重たい身体を持ち上げた。
「早速だけど、やらない?」
言いながら、上半身の服を脱がせていく。
Tシャツが乳首と擦れてなんだか・・・くすぐっ・・・・・たい!?
「なんで、俺が・・・・女に!?」
「今まで気付かなかったの?通販で買ったの、あのキャンディ。」
理絵がニヤつく。
「でも安心して!ちゃんと戻る方のもあるから。」
「今よこせ!すぐよこせ!!」
「やだ。せっかく使ったのに勿体無いじゃん。」
『やだ』って・・・、おいおい・・・。
「それに女の子同士も楽しいと思うけどなぁ、たぶん。」
本当コイツのぶっ飛び方には付いて行けない・・・。
まあ、戻れるならいいや。少しだけコイツに付き合ってやるか。


理絵はベッドの下から鍵付きの箱を取り出した。
箱からはいかがわしい品々がいろいろと出てきた。
そこからピンクのローターを取り出し、中に単三電池を入れた。
「女の子同士でする時は、本番でもこんなの使うらしいよ。」
理絵はそれを俺の膨らんだ胸に押し当ててきた。
ベッドに女2人が並んで座ってイチャイチャするって・・・。
こんなの漫画だけのシチュエーションだと思ってた。
「まずは『弱』から。」
ブゥゥゥ・・・・。ローターが小刻みに震える。
乳首にそれが伝わって少しずつ勃ってきた。額からは汗も染み出る。
「ちょっとくすぐったいけど・・・、意外とゆるいな。」
俺は少し強がって言ってみた。
「じゃあもっと強くしよっか!次は『中』。」
「いやっ、バカ!やめろ!!」
ブルブルブル・・・・・。機械の震えが目でも分かるようになった。
どうしよう・・・、身体のあちこちがムズムズする・・・・・。
ローターの快感ともどかしさがごちゃ混ぜになってる・・・。
急にもう一方の乳首から電流が走った。
「ああっ!な、何すんだよ!!」
理絵が乳首をつねってきたのだ。
「やっぱり駿介も感じてたんじゃん!」
理絵が嬉しそうに言う。
「んなこた、ある訳ねえだろ!!」
俺は恥ずかしさを隠すように叫んだ。
「ほんと強情だなぁ。最後は『強』!」
ビビビビビ・・・・・・。恐ろしい音がする。
反りかえるほどに勃った乳首が上下左右に揺れる。
息が激しくて口も閉じられない。
コレが気持ちいいのかさえも分からない・・・。
「駿介ったら、よだれがこぼれてるよぉ。」
理絵が口許のよだれを舐め取ってきた。
舌はそのまま俺の口内に潜りこんでくる。
「・・・んっ、・・・くふぅ・・・。」
俺は夢中になって舌に吸い付く。

頭の中が空っぽになってきた・・・。身体の芯が熱い・・・・。
敏感なトコロが全部ほてってる・・・・・。
ダメだ・・・イクぅ・・・・・・・。



「すごいでしょ、女の子の体って。」
「油断しただけだ。」
「ヨダレ垂らしてイッちゃってたくせに〜。」
俺のズボンとトランクスを脱がしてくる。
「ほら、オマンコもグチョグチョになってる。」
理絵は透明な液体を指に絡めつけた。
「ほら、見て!」
「見せんなバカ!うっとうしい。」
「もっと気持ちいい事、しよ?」
俺は迫ってくる理絵を突き返した。
「もう帰ってやる!」
「その格好で?」
忘れてた・・・・・。素っ裸・・じゃなくて女体のままだ・・・。
「私が満足したら、ちゃんと戻してあげるから。」
「いつだよ?」
「さあ?」

理絵が箱からベージュの長い棒のようなものを取り出した。
「これって・・・、女同士で使うやつだろ?そんな趣味があったのか・・・?」
「バカ。キャンディと一緒に買ったの。」
説明書と睨み合う。そこまで『責め』してみたかったのか・・・。
「えぇと・・・、まず自分のマンコに・・・あれ、挿さんない。」
その光景を見ているうちに、体の奥が熱くなってくるのを感じた。
秘部の内側がジンジンと疼いてくる。
細い指が自分の双丘へ這っていく。そして1本、2本と膣口に挿した。
俺は自分で悦楽をむさぼる。
自分の指が絡み付いてくる・・・。左手で乳房を揉んで・・・・・。


「上手くいかない・・。やっぱりローションも買っとけば・・・
 ちょうどいいのがあるじゃん。」
理絵が俺の右手を掴んで動きを止めさせた。
「ちょっと立って。指よりも気持ちいいから。」
俺は少し心をときめかせてカーペットの上に立ちあがった。
俺のアソコにディルドーがあてがわれる。
「股を閉じて。」
理絵はそれを股の間でこすらせた。
横のイボが割れ目の中に食いこんでくる・・・。
柔肉がえぐられて行くみたいだ・・・・。
クリトリスに出っ張りがぶつかるたびに脳天を何かが突きぬけて行く。
腰の力が抜けそうになる・・・・。
「ゴツゴツしたのが・・・当たって・・・・・。」
「気持ちよくない?」
「すごい・・・ああっ!!ヤバ・・・・イクぅ・・・」
体の内側から熱い液体がほとばしった・・・。
俺はカーペットの上にへたり込んでしまった。

「アーッ!カーペットに染みを付けたな!!・・・これはお仕置きしなきゃ。」
理絵はニヤリとして、ディルドーについた汁をペロリと舐めた。
そしてそれを自分の秘部にあてがい、奥へと押し込んでいく。
「おお〜、入る入る。」
自分の彼女にチンポが生えている姿は、何処となく淫靡に見えた。
「1度でいいから、男みたいにチンポ挿れてみたかったんだよね〜。
 やっちゃっていい?」
断ってもどうにもならない。俺は大人しく脚を広げた。
股間の方は、俺の意思と反対によだれを垂らしてヒクヒクしている。


理絵はディルドーの根元を手で支え、俺の陰部に押しこんだ。
「ひゃっ!!もっと優しくしろ!太くて・・・壊れちまう・・・・。」
理絵は無視して挿しこみ続ける。初めての経験は苦痛を伴うものだった。
強烈過ぎて眩暈までしてきた。
「痛い!!壊れる!!!」
「すごい・・・。私にも刺さってるぅ・・・。」
理絵の体が俺の上に乗っかってきた。俺達の体がピッタリ重なる。
顔を近づけて、また口を合わせた。理絵の唾液が舌を伝って俺の口内に流れ込む。
俺は夢中になってそれを飲みこんだ。さらに理絵は両胸を揉みしだき始めた。
自然に俺の腰が動く。理絵も嬌声を上げながらディルドーを抜き差しする。
何ヶ所も同時に責められる・・・。口が、乳首が、オマ○コが・・・・・・。
自分でも何が何だか分からなくなる。もう何でもいいや・・・・。

「責めてるのに・・・気持ちいい・・・・・。」
「いっぱい、突かれて・・・、変になりそう・・・・・・。」
「しゅんすけ・・・大好きだよぉ・・・・。」
「俺も、愛してる・・・・また熱くなってきたぁ・・・・イクううう!!」
「もうダメぇ・・・私もイッちゃう!!!!」
俺達は同時に絶頂に達した。カーペットに水たまりが出来た・・・・。



「はい、約束のキャンディ。」
俺は青いキャンディを手渡された。
こっちは少し酸っぱい味だ。口の中がスーッと軽くなる。
「おおお、戻ってく・・・。」
みるみるうちに俺の体は元に戻った。
「あのさあ、あと2個ずつ残ってるんだけど使ってくれない・・・?
 折角買ったのに捨てるのは勿体無いし・・・。」
「俺は2度と食わねえ!!」
「仕方ない、お父さんにあげるか。」
おいおいおい、それって近親相・・・。
「待て、俺が全部買う!いくらかかったんだ?」
「6個セットで350円。」
「なんだ、そんなに安いのか。安心した。」
すると、理絵の口調が急に変わった。
「でも、送料込みで19,800円だったよ!」
「ウソつけ。」
理絵は少し悲しそうな顔をした。
「本当だよ・・・・。」
「だが断る。」
結局、交渉は500円で示談になった。

これは今から俺のものだ・・・・・。
後で一人になった時にでも密かに・・・・・






燃やしてしまえ。
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