男は、性的対称としての女の顔や体つきに多少の好みの差はあっても、
その多くは共通した趣味を持っている。
すなわち、「若くて綺麗な」女を好むのが基本だとすれば、
その対象年齢や「綺麗」の意味づけが多少、男によって変わってくる程度である。

その好みのズレが大きくなればその男は「マニア」とか「B専」とか呼ばれる。
しかし、その結果として、デブやブス、熟女にも一定の需要があることは確かだ。
それは、人と違う女を、つまり競争率の低さに注目して女を狙っているのか、
「若くて綺麗な女」に痛い目にあわされたアンチテーゼなのか、
いずれにせよマニア向けの女にわずかでも需要があることはたしかである。

したがって男性が射精することを第一の目的とする性産業においても、
少ない需要に対する供給がなされる。
それは、エロ本や官能小説から、その最もエスカレートした種類のひとつである
「性奴隷売買」でも、同じで、理論的に「熟女」の「性奴隷」は存在する。

しかし、私の場合は、熟女性奴隷にされたが、結果的にそれは通常の「性奴隷」が、
女であるが故に男に、体を求められ、セックスのための道具にされるのとは少し意味が違うものだった。
短く説明すると、私は「奴隷の奴隷」として生きることを余儀なくされた。これは、その私の物語だ。



「いやぁ、きもちいい・・・」
私の目線の先で、艶っぽい、それでいてかわいい声で喘ぐ女がいる。
それは、私にとっては「ご主人様」である、香奈さま。

その香奈さまは、別に恋人とセックスしているわけではない。
香奈さまは、私と同じで、性奴隷にされるために男から性転換されてここに売られてきた女性で、性奴隷である。
性奴隷には、男をベースに作り変えた女が適している・・・
それは神話ではなく、どうやら科学に基づいた真実らしい。

簡単に言うと、男の感情があるほうが、女の体が得られる快楽に沈めやすく、
服従を受け入れやすく、そして肉体再構成の技術によって作られた女体は、
自由なサイズと外見を設定できる。
闇の産業とはいえ、合理的に性奴隷が生産されている。

さまざまな事情から「性奴隷」にならざるを得なかった多くの男が、
肉体再構成により「性奴隷」に変えられて売られている。私はその中のひとりだ。

「はぁ・・・いくぅ・・・」
男と交わりながら、何度も絶頂を迎える香奈さま。
私は、そんな香奈さまを見つめながら股間から熱い液体を垂れ流し、
男に抱かれている香奈さまをうらやましがることしか出来ない。

私は、天井から伸びる鎖につながれ、身動き取れない。股間にはバイブレーターが突き刺さり、
うねうねと動き続けている。性奴隷として、性的快感を通常の女よりも強く感じるようにされておきながら、
その本来の役割を果たすことも出来ず、ご主人様を助けることも出来ず、
奴隷のプライドさえも奪われている。
しかし、股間のバイブレーターは私に信じがたいほどの快感を与え続ける。




「あ・・・は・・・」
どうあがいても、声がでてしまう。
「うっせえよ!、ババァ!」

気持ちのよさに身をゆだねられそうだったのに、
この瞬間私は自分が性奴隷ですらないという現実に引き戻されてしまう。
ババァ・・・売り物として可能な最高齢に設定され、肉体再構成術を施された私は、その運の悪さを呪った・・・

「あはぁん・・・あん・・・だめぇ。」
私を黙らせてもう一度動き始めた男に、満足したように喘ぎ始める香奈さま。
あぁ・・・なんてうらやましい・・・私は性奴隷としての自分の体が全く使えていないことが残念でならなかった。

でも、本当のところはどうなのだろう。性奴隷にされながら、生身の男に陵辱されることなく、
男であったことが終わってから2ヶ月の経過した私と、
私よりもあとに性転換されて性奴隷としてすぐに買い手がついた香奈さま・・・

ああやって、男の上で腰を振って、本当に気持ちよさそう・・・
でも、私と香奈様、まだ幸せなのはどっち?

「いくぅ・・・!」
そうやって香奈様がこの日一番の高みに上り詰める。
私は声を殺しながら・・・同じタイミングでいってしまう。
そして再びバイブレーターの蹂躙の快感に耐える・・・




1ヶ月前のこと・・・
男から性転換されて「性奴隷」として売られるための店、檻の中、私は首輪でつながれていた。
地下牢、と言う呼び方がふさわしい空間で、僕はもう1ヶ月も売られる日を待ち続けていた。

ここにはさまざまな理由で「性奴隷」に身を落とした元男たちが
飼い主に売られていく日を待っている。供給過多になることはほとんどない。
どんなにマニアな好みの「性奴隷」でも飛び込みの客によって大体1週間のうちにははける。

「オーダー・メイド」の奴隷ならここで一晩と過ごさずに主人にもらわれていくこともよくあることで、
実は私も最初は「オーダーメイド」だった。

44歳、昔は美人で、必死で美貌を保とうとしている・・・そんな設定の「性奴隷」として作られた。
しかし、どういうわけか・・・私のご主人となるべき人は、現れず、
私は宙に浮く形で飛び込みの客用の商品となった。

本当に「奴隷」となることから一瞬でも逃れたことにそのときは胸をなでおろしたが、
売れ残るにつれて次第に不安が募る・・・マニア用の奴隷でも普通はすぐにはけていく。
しかし、たまたま私は売れ残っている。売り物にならなければ、「処分」されてしまうこともありうる・・・
セックス用の女にされた上、無意味に殺されるなんて・・・そんな不安と戦う毎日だった。

そんなある日、香奈さまは牢に連れられてきた。
私がマニア用の奴隷であるのに比べて、香奈さまはまさに正統派と呼ぶにふさわしい美少女だった。
年のころなら17歳・・・みずみずしいまっ白な肌、髪は長く美しい黒髪で、アイドルなみの顔・・・
胸はあまり大きくないが、体の細さと比べれば、十分巨乳といえる。

この子もすぐでていくんだろうな・・・私の心の中には不思議な気持ちが湧き上がった。
不安げな目でもう一ヶ月もここに居る私を見つめてくる香奈さま・・・
私の向いの檻に入れられて、同じように首輪につながれている。
裸のまま。それにしても、本当に綺麗な裸体。あれなら、すぐに売れるんだろう。
私と違って。せめていいご主人様だといいね・・・私はここにいる最古参として、
熟女としての外見も手伝って、彼女たち・・・彼ら・・・の、先輩、母親か姉のような気持ちになっていた。




涙を流しながらこっちを不安げな目で見つめ続ける香奈さま。
ずっと、大丈夫よ、心配しないで、と視線で答えようとする私。
もう、性奴隷として売られていく覚悟もしっかりついた私が誰かに買われることは、
その次の日もなく、一方正統派美少女の香奈様は、午前中のうちに買われていった。

ところが次の日、私の檻に声がかかった。
「おい、おばさん、買い手がついたぞ。」
私は信じられないといったふうに、目を真ん丸くする。

こんなおばさんを、マニアの人がいたんだ・・・奴隷として売られていくことの不安よりも、
命がこれでとりあえず守られる、その安心感が先にたった。
どんなヘンタイ相手でも、このまま殺されてしまうよりは、いくらかましに思えた。

私は箱の中につながれて、車で運ばれる。部屋の中まで、はこのままで、
開けられたときには目の前に新しいご主人様が立っているのが、
通常の「性奴隷」の売られ方だ。

刷り込みのように、この箱を開けられて初めてみた人をご主人様とおもう
細工が体にされているのかもしれない。




運ばれていた揺れがおさまって、地面についた。
「さぁ、あけるぞ。お前のご主人様だ。」
運び屋の声が聞こえる。私は不安と、期待で胸を昂ぶらせながら箱があくのを待つ。
覚悟は出来ている。でも、気持ちはいつの間にか贅沢になる。どうせならせめて、いい男を・・・

ぱかっ、と箱が開いた、そのとき。
目の前に居たのは昨日、性奴隷として先に売られていったあの美少女だった。

「おばさん。私がご主人の香奈よ。よろしく。」
「えっ・・・は、はい。宜しくお願いします。」

私は裸のまま正座し、手をついて、そう教えられたように「ご挨拶」をする。
「昨日・・・ありがとう。おばさん。あなたが目線で励ましてくれたおかげで、ずいぶん落ち着いた。」

まだ女言葉にも慣れていないような未熟な「性奴隷」であるはずの香奈様が、そんなことを言い始めた。
「実はね、昨日、私が買われて・・・それで、もうご主人様に喜んでいただいたのだけれど、
そしたら、私に何でもほしいものを買ってやる、って言われたの。だから、私は奴隷がほしい、って。」

そう、私が売られてきたのはそもそも性奴隷である香奈様のご主人の家だった。
「だから、あなたは私の奴隷。立ってこっちに来なさい。」
「は、はい・・・」



私はおまんこ丸出しのまま歩く・・・香奈さまは普通の女性の格好をしている。
プリーツの入ったスカートに、夏らしいホルタートップの服を着て。
私を笑いながら見つめている。奴隷だといわれなければわからない、普通の、いや極上の美少女だった。

「ふふ、奴隷にされた上に、こんなおばさんにされたんじゃたまらないね。かわいそう。」
そういって、香奈様は私の股間にてを這わせる。
「あっ・・・」

性奴隷として、はじめて女性器を触られて、はじめての喘ぎ声・・・らしきものを漏らす私。
「疲れきった肌・・・こんなのほしがる男なんか居ないよねぇ。
おまんこはまだ使えるみたい・・・でも、こんなおばさんに、どうしてなのかな?」

「あ、はぁ・・・じ・・・じつは・・」
私は、自分が熟女に性転換された理由を説明しようとする。
「あ、いいの別に。そんな悲惨な話は聞きたくない。」

身の上話を聞くことを拒否する香奈様。
この人も、また、性奴隷に身を落とすほどの事情を抱えていたからこそ、
こうして「香奈」と呼ばれる奴隷となっているのだ。

「あぁ・・・」
そんなことをおもう間も、香奈さまは私の股間に這わせた手の指で、
私を気持ちよくする。さすがは性奴隷の指だ。相手が女とは言え、
カラダに性戯を覚えこまされた状態で作られているのだろう。

「こんなおばさんでも、処女なんだね。きもちいい?」
「は・・・はい・・・」
そう私が答えると、ぴしっ、と平手が顔に飛んできた。
「あんまり簡単に感じるんじゃない!」



「あぁ!」
私は頬を押さえて倒れこむ。女にされた私たち、奴隷は、普通の女のようにヒステリーを起こすこともある。
それが、性奴隷とはいえ、女としての出来のよさの証明でもある。

「どうしてそんなに簡単に感じるのよ!男だったプライドはないの?
恥知らずもいいところ。あんたみたいのが居るから、私も奴隷になんかされるのよ。」
たどたどしい女言葉でも、何とか性奴隷に順応し始めている香奈さまなりの努力が現れていた。

そして、そう言いながら私にケリを入れる香奈さまは、
悲惨な自分の運命に反抗できないことの苛立ちを私にぶつけているのだった。

「でもまあ、お前に比べたらマシよね。私は若くて、こんなに綺麗な肌。
見てよ。おばさんのがさがさの肌。垂れ下がりそうなおっぱい。
あたしに拾われなかったらどうなってたのかしら?」

「あぁ・・・香奈さま・・・」
蹴られていてもそれが奴隷としての幸せなのだ。
「だから、そんな簡単に感じるなって言ってるでしょ!」

思いっきり力を入れたケリが私の腹に飛ぶ。
「ごほっ・・・がは・・・」
私は痛みに耐える。そして香奈様は、後ろを向いて、肩を落とす。
「かな・・・さま・・・」

これほど若くて綺麗な女でも、奴隷の寂しさを感じてそれを全身で表現してしまっている。
泣いているのだろうか・・・自分の姿を私に見てしまったのか・・・
本当に美しい後姿を拝みながらも、ご主人様である香奈さまに逆に同情してしまう私。



がちゃっ、とドアが開く音がする。

ふたりの男が入ってくる。年齢にして25歳くらいか。私が男だった頃と、同じくらいの年齢だ・・・運さえあれば、自分があちら側に・・・そんな不運の思いが、考えてもどうしようもない思いが、胸に湧き上がってしまう。
後ろを向いて泣いていた香奈様が、笑顔を作って駆け寄る。
「お待ちしておりました、ご主人様。」
ひざを閉じて正座になり、頭を下げる香奈さま。私もハダカのまま同じ体製をつくる。香奈さまの後ろで。
「うわ、めっちゃかわいいじゃん。」

一人の男が言う。
「だろ。香奈、今日はこいつも相手だ。ご奉仕してやるんだぞ。」
「はい・・・ご主人様。」

私のご主人様である香奈さまが、そのまたご主人様に向かってかいがいしくセックスだけをする恋人、
奴隷を演じている。
私も顔を上げる。このふたり・・・・知ってる・・・見たことある!

「うわーまじかわいい・・・この子になにしてもいいって。すげぇな。」
「気に入ったらまた使いに来てもいいよ。こいつ、外見だけじゃなくてマジ最高だから。」
香奈さまのご主人様、とその友達、覚えている、名前は、ジュンイチとケイジ・・・

香奈さまが言う。
「おばさん・・・こちら、私のご主人様のジュンイチさま。ジュン様とお呼びしなさい。そちらは・・・」
知ってる。私が男だったときの高校の後輩だ。私は、先輩としてこのふたりをパシリに使っていた。
おそらく、ジュンイチが香奈さまのご主人様・・・その奴隷の香奈さまの・・・私は、奴隷・・・
わずか数年の月日がたって、完全に、いや、完膚なきまでに激しく逆転した私と、彼らの地位。



「で、こっちはなに?」
ケイジが私を指差して、ジュンイチに聞く。
「あっ、それは、さっき届いたババア。なんか、売れ残っててかわいそうだから、
こいつの世話役にでも、とおもってさ。奴隷の、香奈の、そのまた奴隷。」

「へー、香奈ちゃんにも奴隷まで居るのか。それにしても、性奴隷にされるのに、何でこんなオバサンに?」
私はそんなことをいわれながら、奴隷としては言葉攻めに感じるように作られているので、
快感を感じてしまう。しかし、屈辱も感じるのだ。普通の人間のように。

知っている人間に、パシリだったやつらに、まるでモノのように・・・
実際彼らにとって私はもはや人間ではないのだが・・・扱われる屈辱・・・
それを快感として受け入れてしまう自分・・・それがまた屈辱でもある・・・

「さぁ・・・?それは、何でなんだ?答えろ。」
ジュンイチが私に命令する。ご主人様のご主人様の命令。
直接のご主人様ではないものの、もちろん聞かなければいけない。
さっき、香奈さまが「聞きたくない」といった、ことを。

私は、香奈さまのほうをみて、目線であやまる。ごめんなさい、香奈さま。命令に逆らうしかありません・・・
ご主人様である香奈さまの、そのまたご主人様の命令ですから・・・そちらが優先するしかないのです・・・
「実は、私はオーダーメイドの熟女奴隷で・・・」



私の悲惨な話をジュンイチ・・・さまとケイジ・・・さまに聞いていただく。
自分が男だったときのことは悟らせてはならない。そんな・・・そこまでの屈辱はさすがにいやだ・・・

「へぇ・・・そんなことがあるんだ。そりゃ、お前いいことしたな。
「ほんとだよな。俺っていいやつじゃん。」
「で、こいつも使うの?」
「いや、俺はいいよ。お前はどうする。」
「俺も遠慮しとく。香奈ちゃんに楽しませてもらうよ。」

私は、これから始まるセックスに加えてもらえないことが決まった・・・
「と、いうことだ、お前は見てろ。見られながらするのもいいもんだろ。これを貸してやるよ。」

ジュンイチさまは極太のバイブレーターを取り出し、私の目の前でスイッチを入れた。
ぐぃーん、と音を立ててカリの部分が回り始める。
一度スイッチを止めて、ハダカの私の無防備なおまんこに、そのバイブを挿入しようとする。
でも、熟女でもまだ処女の私にはなかなかスムーズには入っていかない。

「あぁ!・・・・あぁぁぁぁぁ!」
痛みに悲鳴をあげる私。
「なんだよ・・・ほら。それ。」
ジュンイチさまは何の興奮も感動もなく、力ずくで私のおまんこの奥までバイブを差し込む。

「あぁぁぁぁぁ!」
私は再び悲鳴をあげる。おまんこから、さけるような痛み。実際にどこかがさけたのかも・・・
ヴァギナから血が流れ出す。




「うわ・・・そうかこいつこんなババアでも処女なんだ。」
「ははは。面白いなぁ。性奴隷なのに、男も知らないままか。
おい、香奈、そいつ邪魔だから、そのままあそこにつるしておけ。」
「はい・・・ジュンさま。」

香奈さまは私を引っ張って、部屋の隅に連れて行き、天井からのびる鎖の先、
皮のベルトを両手首につけて、私を、天井からつるす。
足はつくが、手は万歳の体勢のままだ。股間には、さっき差し込まれたバイブレーターが突き刺さったまま。

「スイッチ入れとけよ」
「はい・・・」
香奈さまが、そのバイブにスイッチを入れる。
処女をバイブに奪われたばかりの私のおまんこの中で暴れ始める・・・

「あはぁ・・・ふぅ・・・」
「うっさいババア、きたねえ喘ぎ声あげんな!」
この状況の中で、私は喘ぎ声を出すことさえ禁じられた・・・
早くも痛みは快楽に変わりつつある。いずれにしてもおまんこから全身を駆け抜ける快楽と痛みに、
声を出さずに耐えなければならない・・・地獄のようだった。

(あぁ・・・あん・・・)
声を出さずに耐えようとする私の目線の先では、香奈さまが、性奴隷として、
ジュン様とケイジ様のふたりにご奉仕を始めていた。



「くふぅ・・・ん」
美しい香奈さまの顔が、ケイジ様とのキスにゆがむ。スカートのまま、
後ろからはジュン様がお尻に手を伸ばす。

「はぁ・・・ん」
喘ぎ声さえも美しい香奈さま・・・キスしているままパンティだけ下ろされ、
くちゅ、くちゅ、とおまんこをもてあそばれている。
「はぁん・・・はぁ・・・」

奴隷として、望みもしない快楽に翻弄される香奈さま。
いつの間にか、目の前に2本のチンポが差し出され、両方を手に持ち、交互にしゃぶらされている・・・

私は、情けなさでいっぱいだった。性奴隷として、体に走らされる興奮をもてあまし、
バイブから与えられる快楽に喘ぎ声をあげることも出来ない・・・
そして、男だったときパシリとして扱っていた後輩におもちゃにされているのは・・・私の・・・ご主人様・・・

「あはぁん・・・いやぁん・・・」
本当に気持ちよさそうな香奈さま。そう。私たちの体は心とは全く関係なく、
男にもてあそばれて感じるように出来ているから、それに抵抗することはムダだ。
抵抗しても、快楽は絶対に私たちの体中を蹂躙する。

私は、性奴隷であるということがどういうことなのか、目の前でしっかりと見せられている。
そして、自分も実体験させられている・・・
男だったのが、性転換させられて、性奴隷になり、売られるということ・・・
それはこんな屈辱を与えられても・・・それでもカラダが感じてしまうことだと・・・




事実、私は性奴隷であるにもかかわらず、熟女であるが故に完全に無視され、
声がうるさいからという理由で、
バイブが暴れまわる股間から全身に染み渡る快感にわななくことすら許されない。

それが・・・絶対服従ということなのだ。相手がかつてのパシリであっても、
絶対服従の奴隷だということなのだ・・・

「いやぁん・・・・きもちいい・・・」
男ふたりに奴隷としてもてあそばれている香奈さまを、
なぜかうらやましいとすらおもってしまう。それほど、無視されているということはつらい。

気づくと、香奈さまはよつんばいにされ、口でジュンさまの、
おまんこでケイジさまのチンポを受け入れ、二重の快楽に酔っている。

「ぷふぅ・・・ぷはぁ・・・ん」
チンポをくわえながらも喘ぎ声が隙間から漏れている。
私は切なくなる。自分が、香奈さまを助けてすらあげられないこと、
自分は男に突いてすらもらえないこと、自分の体が年をとったもので、
香奈さまの若くみずみずしい肉体と比べて次元の違うほど劣っていること・・・
いろんな切なさが性奴隷としての自分に襲い掛かる。・・・

いつしか、男から強制的に女に変えられたものとしてはあるまじき屈辱・・・
目のまえで喘ぎまくる香奈さまに感情移入して自分の快感を楽しむ、
ということをしてしまっている。

目を閉じて、自分が香奈さまのように犯される姿を思い浮かべて・・・
その快感が股間から自分の体中をかけめぐる・・・と・・・想像して。



(あはぁん・・・いやぁん・・・)
自分が、熟女ではなく・・・あの美少女だと・・・そんなありもしないことを想像しながら。
切ない自分を、慰める。

「あぁん・・・いくぅいくぅ!」
香奈さまは、ふたりの男が終わるまで、何度も何度も絶頂を迎える。
顔、体、声、性器、反応、胸、肌の柔らかさ・・・どれをとっても一級品の香奈さまを奴隷として、
道具のように扱う、ジュンさまとケイジさま。ふたりとも香奈さまのおまんこに、口に、射精して
満足そうに帰っていった。

ふたりのご主人様を見送って、しばらくベッドの上で呆けていた香奈様が、
起き上がって、「うぃーん」と音のするこっちの方へと、
裸のまま、フトモモに精液が流れるまま、歩いてくる。

「もう、喘いでいいよ。」
「あぁ・・・あぁん、あん、きもちい・・・いい」
ようやく許可された喘ぎ声。私はそれまで我慢したぶんを一気に吐き出すように、
少しかすれた声で喘ぐ。

「ふふ。やっぱり、喘ぎ声もオバサンなんだ。」
そういうと、香奈さまは私に突き刺さったバイブを持ち、さらにかき回す。
「ん・・・はぁ・・・!」
痛みとも快感ともつかぬ強い感覚にわたしは身もだえする。



「さっきは、カナが聞きたくないことまで、よくもしゃべったわね!」
そういうと、何もいわずに私のおまんこをかき回し続ける。私は思いだした。
自分が、香奈様の「性奴隷」であることを・・・

「あはぁん・・・いいです・・・きもちいい・・・」
「そう、気持ちいいの。みじめねぇ。性奴隷なのに、男を体で楽しませることも出来ず、
ただバイブを突き刺されて一人気持ちよくなるだけ。
あなたに比べたら、私なんかまだましだね。ご主人様に快楽をおかえしできるんだもの・・・」

そういって、にこりともせずに、私を拷問し続ける香奈様。
垂れ下がりそうになっている私のおっぱいをむんず、とつかんだ。
「あぁはぁ・・・」

「へぇ・・・こんな垂れ下がっても気持ちいいんだ。どんなかんじなのかな?
私の形のいいおっぱいよりもきもちいいの?」
「はぁ・・・あは・・・わ、・・・わかりませ・・・」

「そんなの答えなくていいわよ。」
バイブは突き刺したまま、香奈様は私を吊るしている鎖とベルトを外してくれた。
「あぁん・・・」
解放されて、ぺたっと座り込む私。
「あわれね・・・おばさん。」



「そんな・・・かなさま・・・」
「ほら、いいからこっちを向いて。今度は私が楽しめるんだから。」
そういうと、香奈様は飽きるまで私のおまんこをバイブでかき回し続けた。
表情一つ変えることなく・・・

「あぁん、ひぃ・・・ふぅん・・・」
私は快楽に身悶えつづける。いつの間にか痛みよりも快楽のほうが完全に上回って、
ようやく性奴隷としての役割を少し果たしている、と誇らしい気持ちすら生まれてしまう。

「はぁん・・・はぁん・・・」
自分で聞いていてもわかる。絶品としか言いようのない香奈様の喘ぎ声と比べれば
なんとも汚い私の喘ぎ声。

それでも、声を出さないことは、信じられないほどの我慢を必要とすることだった。
でも、それが出来てしまうのが、性奴隷として作り変えられた私の体なのだ。

「どうして、そんなにきもちよさそうなの?」
半分泣きながら、香奈さまがそう聞いてくる。
「はぁん・・・それはぁ・・・」
「答えなくていいわよ。わかっていってるんだから。」
「はい・・・ごめんなさい・・・はぁん・・・」



休むことなく私で遊び続ける香奈様。だが、ふいにその動きを止めた。
「ねぇ、私のアソコ・・・ご主人様の精液をいただいて・・・うれしそうにぴくついてる・・・でしょ。」

立ち上がって、私の頭をまたぐ格好で立ち、そんなことをいう香奈さま。
「はい・・・うれしそう・・・です。」
私は上にあるピンク色の綺麗なおまんこで、香奈様の愛液と、
精液が混ざり合って、おまんこの肉ひだが本当にうれしそうにぴくつているのを見て、
ご主人さまのいったことを肯定する。

「ふふ。これが、きっと、奴隷の幸せなのね。あなたはこれをもらえなくて、かわいそうね・・・」
「あぁん・・・そんなぁ・・・」
「いちいち、反応しないで。あなたのほうがまだ幸せよ。でも、そんなの許さない。
私の、おまんこ、なめて掃除しなさい。」

「はい・・・」
私はご主人様の命令に従って、体を起こして、下から香奈様のおまんこに舌を這わせる。
はじめてなめる精液の味・・・自分が、つい一ヶ月ちょっと前まで出すことができたもの・・・
でも、その頃感じていた臭さを全く感じない・・・あまくて、おいしいもののように思える。

熟女奴隷である私は、ずっと、実際のチンポを突き刺されることも、しゃぶることもないかもしれない。
でも、こうして精液だけは口に出来た。
その思いもよらない美味しさに・・・チンポをもらえないことの無念・・・・が湧き上がってしまう。
そして、また屈辱とのループが始まってしまうのだ。




「あはぁ・・・」
私が舌を這わせると香奈様も喘ぎ声を漏らす。
「そう・・・じょうず・・・さすが、おばさんでも性奴隷なのね・・・」
私はほめられてうれしい。気合を入れて、舌を伸ばし、

手を使って香奈さまのおまんこの入り口を開き・・・中まで掃除する。
フトモモに流れているぶんもしっかりなめて掃除する。

「あはぁん・・・やっぱり・・・いい・・・」
私は、思いのほか精液を美味しく感じてしまうことがまたおおきな屈辱であり、
こうなると性奴隷である自分が男から見向きもされないことをさらに切なく感じてしまう。
「いいわぁ・・・うまい・・・いくぅ・・・」
香奈様は、私の舌技でのぼりつめた。

「とっても、よかった。おばさん。これからもよろしくね。」
「はい・・・香奈様・・・かわいがってください・・・」
香奈様は服を与えられ、それを着る。私が舌で香奈様をいかせてから、
香奈様の機嫌は信じられないほどよくなった。私は裸のまま。バイブはまだ抜かれていない。
快感に耐えながら返事をした。

「ぬいてあげる。そんなのとっていいよ。」
そう一言言うと、香奈様がわたしのバイブを抜いて、スイッチを切った。
「はぁ・・・ん」
奴隷から人間に戻れた気がした。一瞬でも。
でも、奴隷である事実は変わらないが・・・一瞬の安堵が幸せだった。



「ところでさぁ・・・」
「はい?」
香奈様が聞いてくる。
「さっき、ジュンさまたちが入ってきたとき、目の色が変わったけど、どうして?」
香奈様は鋭いところをつく。
「それは・・・」

私はジュン様、ケイジ様と自分の関係を説明させられた。
「そうかぁ・・・それは切ないね・・・あたしたち・・・やっぱり同じ奴隷なんだ・・・」
「とんでもない・・・私は、香奈様の奴隷。香奈様は私にとってはご主人様です。」

「いいの。慰めてくれなくても。でも、じゃあ、おばさんは男だった頃は私よりも年下だったんだね。」
肉体再構成による性転換の技術は、年齢の設定が可能だ。
だから、20才の男がおばあさんになることも、60才の男が14歳の少女になる事もできる。
性奴隷にとって、男だったことは「魂」がひつようなことと、
男としての感情が奴隷を作りやすいから、自分たちが性奴隷にされた
という以外の意味を持たない。

「そうなのですか?」
「うん・・・やめやめ。こんな話、してもしょうがない。」
男だった頃の話、そんな自分を貶めるようなことを思い出したくもない。

まだ人間らしい生活が出来ていた頃なのに・・・
思い出すと今の自分があまりにも惨めだから・・・
きっと、肉体再構成で作られた性奴隷はみんなそうおもっているのだろう。



「おばさん、あなたは私の奴隷、男に抱かれることもない惨めなあなたに性奴隷の役割を与えてあげる・・・
私にご奉仕しなさい。」
「はい。よろこんで・・・」

性奴隷として男におもちゃのように扱われ、
望みもしない快楽に体を支配され続ける香奈様・・・
その鬱憤を晴らすために奴隷として香奈様にお仕えする私・・・
どちらも、奴隷であることには変わりないが・・・性奴隷として幸せなのはどっちだろう・・・

すくなくとも、私は香奈様になら喜んでお仕えすることが出来る・・・そう思った。
「考えるのはやめにしましょ。奴隷どうし・・・」
そういうと、香奈様はこの熟女の乾いた唇にキスをしてきた。
みずみずしい、という表現がぴったりの気持ちいい唇・・・私は・・・香奈様の奴隷で・・・幸せ・・・

「あはぁ・・・いぃ・・・」
私は、自分が性奴隷として生を受けたことを幸せに感じてしまう。
レズ用につくられたものではないとはいえ、セックスのためにつくられた性奴隷どうしのレズ行為は、
たがいの体につよく、激しい快感を容易に生まれさせる。

奴隷に落とされてしまった、お互いの傷をなめあうように、
香奈様がジュン様に召されるとき以外は、ずうっと、香奈様の世話か・・・
香奈様の求めに応じてお互いの体をむさぼる、まさに性奴隷として、
セックスしか出来ない生活が始まりを告げた日だった。
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