強制女性化小説ない?スレ保管庫 - 橘悠6
『あ〜つっかれた〜〜』
自宅に戻るとリビングのソファーに飛び込むと悠は手足を延ばした。
『悠、パンツ見えてるわよ。女の子がはしたない!』
母の言葉通り確かに倒れ込んだ拍子にスカートがめくれて柔らかそうなお尻とその丘を包む水
色のパンティがばっちりと見えていた。しかし疲れている状態での小言はいつも以上にうるさく
感じ、無視して逃れようと思った。だが母の言葉の連続に無視するのも限界があった。
『わ〜ったよ、パンツ見えないように着替えて来るから少し休ませてくれ!だいたい俺は男だっ
ての!』
『せっかく買ってきたのに着替えなくてもいいじゃないの。今は女の子なんだから少しは大人し
くしなさいよ』
ここに居ては疲れが溜まるだけと考え二階の自室に移動しようとすると母から再び声がかかる。
『二階に行くのなら、ついでに買ってきた服も持って行きなさいね』
言われた品を素直に持つと二階へとあがっていった。


『…ったく、こちとら朝から変な目にあって疲れてるんだよ』
部屋に入ると愚痴をもらし、買ってきた品を放り投げると窓を開け扇風機の電源をいれると強風
のスイッチをおした。
『あ〜あっちぃ〜、早くクーラー直してくれよな〜』
淀んでいた空気が窓を開け少しは室内を循環して涼しくはなったとはいえ、いまだに蒸し暑い部
屋にストレスがたまる一方である。
『…もう駄目だ!!あちぃ!』
暑さに耐え切れなくなりシャツとスカートを脱ぎ捨て下着姿になった。肌に密着していた布が無
くなり幾分かは涼しく感じるようになった。
『もういいや、これも外しちまえ!』
行動している際は気付かなかったが、じっとしていると布で包まれ暑く苦しく感じる為にブラジ
ャーも外し投げ捨て。パンツを残し全裸になった。ブラを外した瞬間熟れた果実がぶるるんと揺
れ動く。
『はぁ、少しはマシになったかな』
ほんの少しだが暑さが解消されるとベッドにダイブし仰向けに寝転がる。
『はぁ…なんだか疲れたな…』
暑いとはいえ疲労と安らげる空間に眠気が押し寄せて来る、次第に瞼が下がり本人もきづかぬう
ちに寝息をたてながら眠りについた………。


眠りにつき何分か経過したとき携帯電話がけたたましく鳴り響き目が覚めた。
『……ん〜?人が眠りかけだってのに誰からだ?』
画面を見て相手が友人の健だと確認すると耳にあてた。
『もしもし〜どうしだんだよ?休みに珍しいな』


『…あれ?橘の携帯ですよね?』
『は?なに訳わかんないこと言ってんだ?俺以外に誰が使うんだよ!』
『……あ、そうか!あんまり可愛い声だから違う人に電話したかと思って焦ったぜ〜』
『…くだらん事言ってると切るぞ』
電話ごしに楽しそうに笑う友人にムカつき声色を変えて話すと、さすがに焦ったようだった。
『待った待った、すまん謝るから切らないでくれ!』
『で、どうしたんだ?』
『いや〜暇してるだろうと思ってさ。俺の家で遊ぼうぜ、ついでにエロビデオも渡したいしさ』
『あ、そうか!ビデオ受け取るんだったな。……でもな〜お前の部屋クーラー無いから暑いんだ
よな〜』
約束していたビデオを受け取りたい気分ではあったが、窓の外に目を向けると日差しは高くあが
り、蝉がやかましく鳴いている。見ただけで気温が高いのがわかる。
『そんなこと言わないで遊ぼうぜ〜。頼むよ〜、な?いいだろ?』
『あん?なんか妙にしつこい奴だな、怪しいぞ?』
珍しく休みの日に、しかもまだ昼前に電話してきたこと、妙に粘る友人の態度に怪しさを感じず
にはいられなかった。
『な、なんにもねーよ。ただ暇だから一緒に遊びたいな〜と、思っただけだよっ』
『ふ〜ん、なるほどね。まあ気が向いたら行くよ、宿題もやらなきゃいけないし』
授業で出されていた宿題があったことを思い出し遊ぶなら終わらせてからにしたいと思った。
『ああ、確かに出たな。つうか俺も終わってないから一緒にやろうぜ』
『お前と勉強して終わるわけないだろ、てか俺の写す気だから嫌だ』


『うっ……ばれたか』
成績優秀な悠にとっては一人で宿題した方が効率が全然よかった。
『……う〜ん、わかった。それじゃあ終わったら連絡くれ!お前ならすぐ終わるだろうしな。』
『はいはい、了解。それじゃあ、またな』
とりあえず後で遊ぶ約束をすると電話を切った。
『はぁ、しかしあち〜な〜こんな環境で寝れるとはよっぽど疲れてたんだな』
室内は蒸し暑く体中からじんわりと汗がにじみでている。扇風機の頭を掴むと顔を近づける。強
風は艶やかな黒髪を靡かせ、ほんの一時とはいえ汗をひかせる。
『ああぁー早くークーラー直ってくれーーー』
扇風機に向かって不満をこぼした。寝ている間にかいた汗がベトベトして不快に感じ、より暑苦
しくなる
『あ〜だめだ。気持ちわりぃ…シャワーでも浴びてから行くかな』
ベッドに倒れ込み目をつぶりながら体を伸ばしたあと、ガバッと起き上がると寝巻に使っている
シャツとハーフパンツを着て一階に降りることにした。
『母さん、俺シャワー浴びてくるから飯よろしくね』
台所で昼食の仕度をしている母に一声かけ脱衣所に向かう。

『ふ〜ふん〜ふ〜ん♪』
軽やかに鼻歌を歌いながら服を脱いで籠の中にいれていく。パンツも脱ぎ丸めて籠に投げ入れる
と浴室に入った。
「シャーーーーー」
勢いよく飛び出す水を手にあてながら温度調整をした後、全身にかけた。
(はぁ〜きもちぃぃ〜さっぱりするな〜)


全身にしみわたりながら流れ落ちる湯に安堵をもらした。
汗と一緒に疲れも流してくれているような気がして、しばし間目を閉じてシャワーを浴び続けた。
『ふ〜ふ〜ん♪ふふ〜ん♪』
シャンプーを手にとり泡立てると髪を満遍なく擦っていく、腰まで伸びる髪に今だに少々てこず
るが、丁寧に洗うと壁に掛けたシャワーを頭から浴びる。黒髪に美しい艶がもどる。次にスポン
ジにたっぷりとボディソープを垂らすと腕、首、胸、足と洗い最後にスポンジを大事な部分にあ
て、優しく洗い始めた。
(ここはあまり強く擦るとヤバイからな〜)
変に意識せずに洗えばいいものを意識して洗うことにより下半身からむず痒いような感覚がこ
み上げてくる。スポンジで擦るたびに花びらがクニュクニュとめくれあがる。
『んっ・・・んふっ・・・』
鼻から色気のある息がこぼれる。縦筋にあわせ上下にスライドさせ綺麗に洗う。
(このくらい洗えばいいよね?あんまり擦ると変な気分になってきちゃうし)
なんとなく身体が反応してきてしまったような気がして、さっとスポンジを離し洗い残しが無い
かを確認する。乳首に血が集まって硬くなってきていることに気付いていたがわざと気付かない
ように意識をそらした。そんな時、脱衣所から母の声がかかった。
『悠、ついでに晋也の髪の毛切ってあげてくれない?夜切ってあげようと思ったけど、暑いみた
いだから早めに切ってあげたいのよ』
まだ床屋にはいかず、晋也はいつも髪がのびると母に切ってもらっている。母に言われ、晋也の
髪形を思い出すと確かにのびて暑そうな気がした。


はいよ、わかった。晋也〜髪きってやるからはいってこいよ』
『……う、うん』
ゆっくりとドアを開け浴室にはいってくる。顔を伏せ緊張しているようだった。
『な〜に服着たまま入ってきてんだよ、濡れちゃうから裸になれよな』
晋也の後ろにいる母からハサミとクシを受け取りながら衣服を着たままの晋也を脱衣所に押し
戻した。
(姉ちゃんと一緒にお風呂入るなんて…)
一瞬だけ見えた姉の姿に恥ずかしさから顔が赤くなる、それとともに股間は少しずつだが硬くな
り始めていた。
『姉ちゃん…入っていい?』
少しだけ浴室に繋がる戸を開け中にいる悠に確認をとる。
『ああ、いいから入ってこい。ついでに体洗っちまえよ。』
視線を足元から上に上げて中にいる悠を見ていく。体を洗い途中である悠の体には泡がたくさん
ついており、ほとんど見える部分は無かったが随所に見える素肌に鼓動が早くなるのがわかった。
『ほら、まだ泡残っているから洗っちゃいな』
軽く体を流した晋也にスポンジを渡すと悠はシャワーの方を向き自分の身体の泡を流し始めた。
晋也も悠とは背を向け体を洗う。
「シャーーーーーーー--」
シャワーの湯が身体につく泡と汚れを流し落としていく、身体に打ち付けられるお湯の音に晋也
はチラッと後ろにいる姉に目を向けると、上気してほんのり薄桃色となった肌が、そしてプリっ
としたお尻が目に映る。ほんの少し目を上げると先端は見えないとしても脇の間から揺れ動くバ
ストが晋也の体を洗う動きを止める。すぐに視線を戻すはずであったが目にうつる女性の後ろ姿
に目を奪われてしまった。ゴクリと唾液を飲む込む音ですら本人には聞こえてないほどであった・・・。




『ん?何をボーーっとしてるんだ?早く洗えよ。髪も洗えよ』
動きが止まっている晋也に気付くと首だけ後ろを向け指示する。
『あ…う、うん。ごめん』
晋也は見取れていた事に気付くと慌てて前を向くと体を洗い始めたが、今の光景が気になってな
かなか体が洗え無い。そんな晋也に気付いた悠はシャンプーを手にとると後ろから晋也の髪を洗
いはじめた。
『なに、のんびりしてるんだ?髪は洗ってやるから、お前は体洗えよ』
『う、うん』
「シャカシャカシャカッ」
軽快な音を出しながら髪の毛を洗ってやる。しかし、手間を省く為に頭と体を洗おうとしたわけ
だが、頭を洗われ固定されている上に振り向けば目の前に先ほど少ししか見えなかった乳房があ
ると思うと晋也の体を洗う速度はいまいち速くならなく、悠の方が先に洗い終えてしまった。
『たくっ、何をそんなゆっくり洗ってるんだ?ほら、貸してみな』
そういうと悠は晋也の手からスポンジをとると肩をつかみ体を自分の方に向かせる。
『わっ……あっ!』
咄嗟に体の向きをかえられ驚きつつも、すぐに目の前にある豊満な二つの桃に目が向けられた。
すべすべとして柔らかそうな肌、シミ一つ無い白い肌は上気し、ほんのりとピンク色になってお
りその先端には朱く染まったサクランボがついていた。
『あっ…あっあっっ!』
(なんか大きくなっちゃったよ、元に戻れよ)


目の前に広がる光景をみた瞬間に股間が膨れ反り上がった。下半身の異常に声とともに腰を引き
両手で股間を押さえたが、手の中にあるモノは晋也の気持ちとは反対に膨れ上がり硬度を増して
いった。
『あっ……』
悠は晋也の様子に気付くと何故か自然と頬を染め腕で胸と股を隠し腰をひいた。
『な、なに勃たさせてんだよ!』
恥ずかしながらも必死に声をだし晋也を怒ると困った様子でいた。
『よくわかんないよ、なんか姉ちゃんを見てるとこうなっちゃうんだもん!』
いつもと違う自分の部分を見られるのが恥ずかしいのか、手で隠しながらしゃがみ込んでしまっ
た。
『わ、わかったわかった。俺も悪かったらから泣くんじゃない。別にそうなるのは変なことじゃ
無いから』
責められ今にも泣きそうな顔で困り果ててる晋也をなだめた。
『晋也、とりあえず後ろ向いて、ちょっと待っててくれる?そうならないようにするから』
『うん、わかった』
晋也に後ろを向かせてると気休め程度にはなるだろうと思い脱衣所からバスタオルを手にとる
と体に巻き付け隠した。しかしそこまで大きなタオルでない為に隠せたといっても胸は乳首がギ
リギリ隠れた程度で胸の谷間は見え、下も超ミニ状態で前を隠せば後ろは見えてしまう程であっ
た。
(かえってエロくなった気もするが、直接見えるよりはいいかな…)
軽く自分の姿を見直し大丈夫そうだとわかると晋也に声をかけ振り向かせた。
『まあ、少しはマシになっただろ?ほら、お前も恥ずかしいなら腰に巻いとけ』
『う、うん』


手で隠しておいても仕方が無いのでタオルを腰に巻かせ終わると、ささっと体を洗わせた。
『それじゃあ、髪切ってしまうか〜』
『う、うん』
晋也を座らせると立ち膝状態で悠は髪をクシで整えながらハサミで切り始めた。正面に立ち刃物
を使っている為、真剣に前髪を短くしていく悠とは違い、晋也は目の前にある胸の谷間を見ては
いけないと思いつつも誘惑に負けちらちらと見続けていた。
(せっかく元に戻ってきたんだから見ちゃ駄目だ!!……でも、姉ちゃんのおっぱい見てるとド
キドキして、見ていたいんだよな……)
悪いことだと考えながらも、タオルに隠されている部分の光景が頭に浮かび上がってしまう。
(駄目だ、違うこと考えなきゃ!)
頭に残る記憶を振り払おうとするがなかなか消えてくれず、頭を大きく左右にふって掻き消そう
とすると、いきなり首を振られ驚いた悠が声をあげる。
『うわっ、なんだよ急に。危ないから動くなよ!』
『あ、ごっ、ごめん…』
自分が髪を切ってもらっている最中なのを思い出し、謝ると元の姿勢に戻した。
(うぅ、駄目だ。どうしても気になっちゃうよ!!違うこと考えなきゃ!)
せめて見ないようにと目をギュッとつぶり浮かび上がる光景と戦い続けること数十分、ようやく
苦しみから逃れる声がかかった。
『よ〜し、OK!最後に髪洗っておしまいな』
悠の声を聞いて少しずつ目をあけると、極力姉の姿を見ないようにして頭を洗い始める。
悠も自分の体に付着した切った髪の毛を洗い流そうとバスタオルをはずしシャワーを身体にか
けた。


晋也の頭に先程の悠の後ろ姿が思い浮かびあがり、もう自分の下半身を見なくても硬く反り返っ
ているのがわかる。
(なんで、こうなっちゃうんだよ…)
いつもと違う自分の体の変化に耐え切れず、髪を洗い流すと口を開き姉の方を向く
『姉ちゃん…なんか僕変だよ…』
『ん?……あ』
既に体を洗い流しバスタオルを巻き付けていた悠は晋也の呼び掛けに振り向くと、すぐに何処の
ことを言っているのか理解した。腰に巻いたタオルを押し上げ、立派にテントを勃たせている姿
に苦笑いしかできなかった。
『姉ちゃん、これ、どうしたら治るの?』
『う、う〜ん…晋也、お前は今どうしたい?どんな事考えてた?』
同世代の友人ならば、ふざけながらも話せるが、本気で困惑して泣きそうな晋也に自分も真面目
な顔付きになる。
『……よくわかんないけど、姉ちゃんの事考えてると、こうなっちゃう。お母さんとお風呂入っ
てもなんともならなかったのに…』
『なるほどね〜それで?』
『…うん、なんか姉ちゃんのおっぱいが頭から離れなくて…見たい気がする…』
おどおどしながらも、自分の気持ちを語っていく晋也を見て、なんだか複雑な気分になった。い
つも一緒で、いつまでも幼いと思っていた弟も女性の身体とかに興味がわいてきたと考えると、
なんだか手元を離れるようで少し寂しかった。
『そっか…見たいのか〜』


『うん…』
『…わかった、じゃあ少しだけ見せてやるよ』
『え!ほんと?』
『ああ、ただし今回だけだからな!』
『うん、わかった。ありがとう』
俯いたままだった弟を見て、まあ少しくらいなら別に構わないかなっといった軽い気持ちで了承
してあげると、先程までの暗い雰囲気も消しとばしいつもの元気な晋也の笑顔に戻った。
げんきんな奴だな、と少々呆れつつバスタオルに手をかけると落ちないように引っ掛けていた部
分を外し、身体から取り離した。
『わ〜〜』
なに一つ包み隠すものが無くなり、望んでいた禁断の果実が目の前にあらわれ、晋也は思わず喜
びから声がでてしまう。また悠もその声と兄弟とはいえ異性の強烈な視線が胸に注がれているの
に恥ずかしくなり自然と顔を背けてしまった。
『し、晋也。恥ずかしいからそんなにじっと見るなよ』
『う、うん…』
もう乳房にくぎづけで何を言われた事もあまりわからず気の抜けた返事をする。
『……』
(やべっ、なんかドキドキしてきちゃったよ)
黙ったままジッと見られている雰囲気にいつのまにかトクントクンと心臓の音が自分でもわか
るほどの大きさになっていた。チラリと目線だけ動かし晋也の方を見ると、食い入るような目で
見ており、軽く息遣いが荒くなっていた。そのまま視線を下に降ろすと下半身は先ほど以上にテ
ントを高く持ち上げているのがわかった。


『姉ちゃんのおっぱい綺麗…』
『………』
ぽつりと呟いた一言を聞いて、自分の胸を見てみる。まるで血管が見えてしまうのではないかと
思わせる程白く透き通っている肌に大きくも型崩れしていない膨らみを見ているだけで暖かみ
を感じられ、綺麗と言わせたくなる気持ちがわかる。
『…その、ちょっと触ってもいい?』
『え!?…ちょっ、ちょっとだけなら…』
場の雰囲気に流されたのか自分でもなぜだかわからないが、すんなりとOKしてしまった。咄嗟
とはいえ、自分が答えた内容がどんなもの意味を持つのかを理解すると鼓動が更に早くなる。し
かしもう拒否するには遅く、晋也の右手が悠の左乳房に触れる瞬間だった。
『ぁっ』
指が触れた瞬間、消え去りそうなほど小さな声がもれる。その反応に気付かぬ晋也は指で乳房を
プ二プ二と押して、柔らかさを噛み締めていた。
(姉ちゃんのおっぱい、やっぱり柔らかいな〜)
自分の指先から感じとれる温もりとに軟らかさに先日の夜の光景を思い出しながら、再び触れる
喜びを感じた。ツツーーッと指を動かし乳房のうえに円を描く。一周、二周と円を描く事に悠の
身体がピクピクと反応する。
『うぅんっ…晋也、くすぐったいよ…』
『あっ、ごめんなさい』
即座に指を離し、手を引っ込めてしまう。このまま終わりにしてもよかったのだが、無意識のう
ちに心の片隅にある、なんとも言えぬ物足りなさが悠を行動させた。
『触るなら、男らしくこうやって触りな…』


そう言うと自分の手と晋也の手を重ねると、胸に導き両乳房を掴ませた。
『わっ、わぁ!!』
ぐにゅんともぷにゅんともとれる感触が両方の掌から脳に伝わって来る。
『ぅんっ…どう?』
『う、うん。すっごくやわらかいよ』
マシュマロのように白くやわらかい感触が掌全体、指の一本一本から同じ感触が得られ、またた
だ軟らかいだけでなく弾力があり、力をいれた分だけ、しっかりと指を押し返してくれる。一回
では無く二回、三回と、もっともっと揉みほぐしたくなる気持ちにさせた
(姉ちゃんのおっぱい気持ちいいよ、とっても大きくてやわらかいよ)
大人の手でも覆いきれるかわからない大きさの乳房に小学生の晋也の手で包み込むのは当然無
理なはなしで、手のひらを思い切り広げても乳房を隠す事ができるのはほんの一部であった。
『…っ…ん……んふ…んっんっ…』
すでに悠が手を添えていなくても自分から乳房を揉んでいる状態になっており悠は手を握り締
め、少しずつ感じ始めた疼きに耐えつつも吐息が我慢できず零れ始めていた。
(ちょ、ちょっと気持ちよく…なってきちゃった……声、でちゃいそう…)
『んっ…ぁ……んんぅ…くぅん…はぁ…はぁ…ぅん』
晋也の揉むリズムにあわせ息が鼻から抜けていく。
『はぁ、はぁ……はぁ』
微かに聞こえる姉の甘い鳴き声に興奮が高まっていく、最初は一目見れれば良いと思っていた考
えも今は無くなり正面から揉み続けるだけでは満足できなくなっていった。乳房を下から持ち上
げるようにしながらこねたり、外側からよせたり離したりとやりたい放題にした。


(もっと触りたい、姉ちゃんのおっぱい気持ちいい)
もう目の前でプルプル揺れ動く乳房しか見えてなく、興奮のあまりにギュッと強く握る過ぎてし
まった
『いっ、いたいっ!焦らなくてもいいから…もう少しやさしく…ね』
悠の反応に首をブンブン縦に振り、もう一度丁寧に揉みほぐし始めた。
『んんっ、ぅん…そ、やさしく、んぅっ…してね……そうすると…ぁん…ぃい…
うぁん……気持ちいいから……ぅんんっ』
(なに言ってんだよ、俺は!……でも、もっとさわってほしい、あぁんっ)
この場の雰囲気と悠から発っせられる甘いフェロモンの香りが浴室に漂い、思考が低下してきて
いた。頭で考えるより先に口が開いて喋ってしまう。悠も首を傾け自分の乳房をじっと見ていた。
小柄な手が腫れ上がった双丘を休む
事なく揉み続けている、その度に乳房は様々な形に姿をかえている。こねくりまわされる自分の
乳房を見ていて恥ずかしく頬が染まる。恥ずかしくて仕方が無いが、視線を反らすことができず、
とろ〜んとした瞳で見ていた。
『ぅあん、んん…んっんっ、やっ……くぅんっぅん』
(こえが…声が我慢できなく、なってきた…あぁん)
段々と身体中の細胞が喜びの声をあげ、感度が増して来る。白い肌も興奮から薄桃色になってき
ていた。そんな悠の躯に起こりはじめた変化に、晋也も気付いた。
『…ん?あれ?姉ちゃん、ここ硬くなってるよ?なんで?』
掌に感じるやわらかさの中に硬い部分があることに気付き揉むのをやめ、指をさした。

『ふぇ…?あっ…そ、それは、ね…ひゃっっっ、んんんーーーっ!!』
指を刺された場所、双丘のてっぺんにある突起物は長く続けられた胸への愛撫に反応し、硬くし
こっていた。答えようとした刹那、回答を待たずに晋也が指先でグリグリと押し潰してきた、今
までとは比べられない程の刺激が躯を巡りまわった。
『姉ちゃん、気持ちいいの?乳首弄くられるの好きなの?』
悠の反応に嬉しくなったのか、グリグリねじりながら押し潰していく。
『ひゃぁんっ…あっあっあっ、あぁぁんん……やめっ、くぁん…ら、らめぇっ』
(勝手に声がでちまう…乳首触られてこんなに気持ちいいなんて…)
必死に堪えようとするが胸の先から流れて来る刺激に耐え切れず口が開いてしまう。乳首がひり
ひりとしている気がしたが、それも脳内には甘美な刺激に感じる。急に声をあげ、喘ぐ姉に驚い
て手を胸から離す
『ご、ごめんなさい、もう触らないから……おっぱい…さわっていい?』
『はぁ…はぁ……』
息を整えながら、黙って首を上下に振る。咄嗟にでた嫌がる声に痛がっていたのだと思い、弄く
るのをやめなくてはいけないという晋也の純粋な優しさが、逆に悠を苦しめる結果となった。再
び乳房を揉むのを開始したが乳首を触ることは無く近いとこまでいくのに弄くることはなく、せ
いぜい撫でるくらいである。
『んんっ、ぅん……んっ』
(晋也…いじわる……乳首弄ってよ)
乳房を揉まれ気持ちいいのだが、先程の刺激を受けてしまったあとではなにか物足りなさを感じ
てしまう。脳内も理性を保とうとはするのだが、微妙な刺激の連続にだんだん平静を保てなくな
ってきていた。


『んんっ、あっっ。ぅん』
たまに乳首が擦られると、気持ちのいい刺激が得られるのだが、一瞬しかない心地よさはかえっ
て苦痛になるばかりである。それでもその一瞬を味わおうと瞼を閉じて胸に、さらにその先端に
神経を集中させる
(ああんっ…んぅん……あっ…ぁあ…)
とはいえ朝から度重なる刺激を受け耐えてきた悠に、もう一度我慢しろというのも限界だった。
気持ち良くすっきりしたい。小さな刺激だけでは我慢できなくなってきていた。
(こ、これ以上触られたら…我慢できそうもない…やめさせなきゃ)
『はぁぁん、んんぁん、ぅんんっ、あっあっ、くぅん…いぃ。』
心の声も虚しく、口から出るのは悩ましげに喘ぐ鳴き声ばかりである。
(だ、だめだ!言うんだ、今言わなきゃおかしくなりそうだ!)
『し、晋也……もっ、もうやめ………ひゃあぁぁんんんっっっ!!!』
高まる快楽の波を押さえ付け、やっと言いかけたところで、タイミング悪く乳首が爪でひっかか
れた瞬間脳天まで電気が走り抜けた。もう一瞬にしてほんの少し残っていた理性は吹き飛ばされ
快楽の波が脳を支配した。ビクンと跳ねた悠に驚き動きのとまる晋也に話し掛ける
『晋也……お姉ちゃんの乳首触って、いっぱい弄くって』
『え…でも、いいの?』
『うん、お姉ちゃん乳首弄くられると、すごく気持ち良いの。だからたくさん、好きなだけさわ
っていいよ』
浴槽の縁に腰掛けると色香を漂わせながら潤んだ瞳で懇願する。その姿に晋也はドキドキがとま
らない、視線は紅く充血し硬く尖っている乳頭にくぎづけになり、ゴクリと唾液が喉をならす。
『お願い……弄ってよ…おっぱいが、乳首が疼くの……』


長く耐え続けていた分、一度折れてしまった精神は歯止めがなく、男の気持ちも考えるという事
も無くなり躯の本能が快楽を求める女とさせてしまった。下半身はずいぶん前から濡れそぼって
おり、今も枯れる事なくトロトロと湧き出て来ている。室内中が甘くエロティックな香りで充満
してピンク色にみえそうである。
『姉ちゃん……』
今までに見たことないほど無いほどにしおらしく、また色気の漂う姉、悠の姿に晋也の瞳に兄弟
としてでは無く一人の女性にしかうつらなかった。まるで悠に指示されるように手が乳房に吸い
寄せられていく。両乳房を鷲掴みにする、ムニュッとした感覚が手に残る。数回やわらかさを再
び確認すると指の力を緩め親指を乳首に重ねるとゆっくり円を描くようにこねはじめた、周りの
軟らかさとは違い硬く突起し主張しているのがすぐにわかる
『ぅあぁぁん、んんっ、んぁんん……んぅん』
待ち侘びた刺激におのずと笑みがもれ、喜びの声があがる。耳にこだまする柔らかみのある喘ぎ
声をもっと聞きたくなり、乳首を刺激してやることに没頭していく。片方は二本の指で乳首を掴
みコリコリと捻り、もう片方は顔を近づけるとペロぺロ舐めてあげた。
『きゃんっ、やっやっ、だめぇ…ゃあっあっあ……くぅん、うんっぅん…いぃ、きもちいぃよ、ぁ
っん』
左右の乳房の先端から舌のザラザラした感覚と指で摘まれコリコリ圧迫される二つの異なる刺
激に声をあらげながら身をよじる。ぷっくりと膨れた乳頭を舌先で舐めまわされるだけで次々と
下半身から熱い液が溢れ出す。
『はぁはぁ、お姉ちゃんの…おっぱい、美味しいよ、大きいし、とってもやわらかいよ』
『ひゃあああん、んっんっ、んはっ、あっあっあ』
責め続けられる行為に必死に耐えようと目をつぶり、唇を噛み締めるが気付くと口はひらき自然
と喘ぎ声がでてしまっていた。
(あぁん、だめっ…気持ち良くて、声出ちゃう)


晋也は歓喜の声をあげながら悶え、身をよじり続ける悠を逃がさぬように乳房をしっかりと掴み
ぺちゃぺちゃと舐め続ける。自分の顔より大きな乳房に顔を押し付け乳輪をなめ回し、押し潰し、
弾く。舌先で充血してる突起をいたぶってやる。責め方を変えてやるたびに姉が面白いくらい喘
いでくれる状態に満足感が満たされていく。唾液でべたべたになった乳首を軽くくわえると思い
切り吸いあげると倍くらいの大きさの声がこだました
『ああん…あんっ……ひゃっ、んっ、あああぁぁん!!!あっ、やっ…すっ、すっちゃ…あっあっ、
すっちゃだめーーーーー!!』
ビリビリくる刺激に弓なりに反り返り子宮がキュッとなるのがわかった。
(……いっ、ちゃっ…た)
笑みをもらしながら、脱力感から晋也から離れ、ずるりと浴槽の壁に沿って滑り落ちタイルの上
に寝転んだ。
『…はぁ……はぁ…ふぅえ?え、えっ?やっ、やっ、そんな、あんっ、すぐには、んぁ、あっあっ
あっ』
イッてしまった悠に構う事なく倒れ込んでいる姉の上に倒れ込むと再び乳房を弄くるのを開始
した。おさまりかけていた快感がまた悠を襲いだす。
『ひゃうっ、はぁふぅ、やぁ、あぁ、いぃよ、んあんっ、あんっ、きもちいぃ』
チュパチュパと音をたて乳首を吸い上げグリグリと指で押し潰され、あっというまに快楽の渦に
のまれてしまう。
『あぁんぅ、ぅあんん、あぅ………ん!?…んっんっ、ぅんんん、ぅんぅん』


不意に胸への愛撫がとまり、呼吸をただしながらうっすら瞳をあけようとした瞬間、口を塞がれ
驚きに目を見開く。目の前には晋也の顔があり口元で自分と繋がっている事が瞬時に理解した。
しかし拒むことはせず、自ら舌をのばし相手の舌と絡めて二人の粘液をミックスしてやる。温か
くヌメヌメした舌触りがする、絡み合わせたまま流れて来る晋也の唾をコクンコクンと喉を鳴ら
しながら少しずつ飲み干して上げる。
『んっんっ…んふっ、はぁはぁ…んぁん、ぅん、あんっ』
唇が離れ二人の舌先をツーーッと糸がひく。離れると晋也は体を起こし悠の横に座ると片手で乳
房を弄くりなが、もう片方の手で自分のイチモツを握り動かし始めた。
『はぁはぁ、はぁはぁ』
まだ皮を被り成長しきっていないとはいえパンパンに大きくなった自らのを握り動かすことで
気持ち良さを感じることに気付き手を上下に揺すってやる。意識がそちらに向いたせいか動きが
とまった乳房の上に置かれた手を悠は自らの秘所地に導いてやる。晋也の手を掴み指先を重ねる
と止まる事なくあらたな蜜を吐き出す蜜壷を刺激してやる。
『ひゃうん、ああっ、あああっ、んっんっん』
蜜を指に絡ませながら花びらを愛撫してやる。ぬるぬるした感触が心地よく感じる。縦筋にあわ
せ上下させ、より強く気持ちの良い刺激を探す。しかし探す必要も無いほどすぐに指先は充血し
神経が集まる淫核を捜し当てる。
『ぅああんっ、あんっあん、んーーっ、あっあっあっあっ』
触れただけで達してしまいそうになる程、甘く鋭い刺激に魅せられ、惜しむ事なく指の腹で擦っ
てやる、愛液が潤滑油となり擦る速度が加速する
『あっ、あっ、あっ…クリが…クリがいいの……ああんっ』
皮をめくっては被せ、被せてはめくる。秘芯を弄くる事に中から熱い液が滲み溢れてくる、綺麗
なサーモンピンクの肉孔はヒクヒクと動き膣を広げたり塞いだりしている。


ひぃんっ、あっあんっ、はぁんっ、いっちゃうん、あっあっ、いっちゃうよっ』
『はぁはぁはぁ、はぁはぁ』
触ればさわるほど切なくなり胸の奥が締め付けられ苦しくなっていく、二人とも限界は近く快感
の波を押さえておくのも時間の問題だった。手の動きが早まっていくのがその現れだった。
『ぁぐっ、あっあっあっ、駄目、いくっ、いくっいくっいく、ああああぁぁぁ!!!』
弓なりに反り返り達するとビクッビクッと数回身体が跳ね動いた。放心状態に陥る悠を見ながら
晋也もフィニッシュを迎える。
『あっあ、なんか、なんかくるよ……んっ、んっんっ』
ビクンビクンと震えると白い精液が中からトロトロと垂れてきた、そのまま疲れからかペタリと
座ってしまった。
二人とも体で呼吸を整え疲労感を癒していく。脳に酸素が送られ思考がまともに戻っていく。
『…あ、ねっ、姉ちゃん、先にあがるね』
『……うん』
体をシャワーで軽く洗い流すと恥ずかしくなったのかそそくさと出ていった。
『ふぅ…気持ち良かった……って俺は何してるんだーーーー!!!』
冷静に考え直すと自分がとんでも無いことをしていたことに気がついた。自ら晋也を誘い喘ぎ喜
んでいた姿を思い出すと叫ばずにはいられなかった。またやってしまったと、がっくりとしょげ
る。
(今日は耐えられるかと思ったのに……しかも晋也相手に…なんてこった……)
もう肉体的にも精神的にもヘトヘトになってしまった。肩を落としながらのろのろと立ち上がる
とベトついた身体をもう一度洗い流した。


(はぁ、ほんとに俺は何やってんだか…この身体は乳首が弱いみたいだな〜弄られるとマジ力抜
けちゃうんだもんな〜)
『ぅふっ』
身体を洗いながら乳首を撫でると今だにおさまりきれてない肌は感度がよく、ピリッとした刺激
に鼻から息が漏れる。自らのいやらしい躯に呆れてなにもいえない。明らかに下がったテンショ
ンを上げるためにポジティブに、せめてもの救いが最後の行為までしなかったことが助かったと
考えることにした。
(まだ晋也が胸にしか興味無いガキだったのが幸いだよな…とはいえ口止めはしとかなきゃな)
身体についたベトベト感を無くすと浴室からでた。髪を切るのに使ったはさみ等を片付け
バスタオルで身体や髪に付着した水分を拭き取っていく。張りのある肌は、サッと拭くだけで
余分な水分を拭き取ってくれ、いつものツヤツヤでスベスベな肌にしてくれた。
『う〜ん、微妙に汗くさいし取り替えるか〜でも着るものが…ま、いいかっ』
部屋から着て来た衣類を全て洗濯機に放り投げると身体にバスタオルを巻き付け脱衣所からでた。
『ふんふ〜ん、ふふふ〜ん♪』
先程までの事を忘れようと鼻歌を歌い、別のバスタオルで髪を擦りながらリビングに入るとソフ
ァに脚を組んで座った。
『悠!あんた、そんな恰好でうろうろしないの、誰かに見られたらどうするの!!』
わかってはいたが当然の如く母からの指摘がはいる。
『誰かって、誰だよ!大丈夫だよ、すぐ服着るから。暑いんだし、すぐ着たら蒸れちゃうだろ』
呆れる母を流し、晋也を手で呼ぶ。
『な、なに?』
さすがに先ほどの事を意識しているのか声が上擦っていた
『あのな、さっきの風呂での事は二人だけの内緒だからな、絶対誰にも言うなよ』
『う、うん。わかった誰にも言わないよ』
頭を寄せると耳元で話した。母にあんなことしていたなんてバレたら怒られるだけではすまなそ
うだからである。