強制女性化小説ない?スレ保管庫 - 水嶋悠
投下が無いので、取り敢えず投下します。
主人公=水嶋悠(17)
親友=修(17)
そのた=痴漢達
【痴漢】【レイプ】
【強制露出】


―――――――――――――――――――――――――
◇◆◇快速列車◆◇◆
===序章===
少女は列車を待つ。
7時5分発快速5両目。
乗車率200%になるその時間。
時間をずらせばまだましなのにもかかわらず、少女はそれに乗る。
降りる駅まで40分。
敢えてその時間を選ぶ。
5両目の停車位置で待つその少女は、熱に浮かされた様に頬を染めている。
荒くなる吐息を抑え、列車が来る方向を見つめる眼差しには力は無い。
大量のサラリーマンを飲み込んだ列車が、漸くホームに辿り着く。
首筋までかかったボブが、列車が起こした風でふわりと揺れる。
「ふう・・・・」
熱い吐息を一つ洩らし、車内に足を踏み入れた。
その若き身を捧げる為。
最早何も考えられず。
車内の隅で、間もなく到来する隠微なる宴。
早く・・来て・・。
身体が燃えている。
熱き蜜の潤いが、宴に花を添えるだろう。
数本の手が身体に伸び・・少女は目を閉じた。

===始まり===
高校二年の水嶋悠は朝から気分が優れない。
身体が重く、細胞全てが蠢く嫌な感覚。
一緒に通学する親友の修も母親も休む様に勧めた。
が、吹奏楽部員である悠は、コンクールを控えているので何とか休みたくないと思っている。
修が心配そうに尋ねた。
「悠・・お前本当に大丈夫か?無理しちゃ余計に休む事になるぞ?」
悠は力なく笑顔で親友に感謝する。
「大丈夫だよ・・ひどくなったら休むからさ」
その日を何とか過ごした悠だったが、夜になってますます調子が悪くなった。
『駄目だ・・さすがに身体が動かない・・』
悠が母を呼ぶ。
「駄目・・身体動かない・・明日・・」
「休みなさいな、お母さんが朝学校に電話しておいてあげるから」
悠がもう寝ようと目を閉じても身体中が騒々する。
ほんの少しずつ悠に変化の兆しが現れ始めていた。



熱は無いのに身体が熱い。
細胞の一つ一つがむずむずする感覚に嫌悪感が走る。
その兆しは最初胸に現われていた。
胸がむず痒い。
『痒い・・』
掻いた指に何か柔らかい物を感じ、手の平で探ってみる。
そこには今まで無かった丸く膨らんだ柔らかい物が有った。
思わず布団を捲って胸部を出すと、小さな山が二つ有るのが見える。
ボタンを一つ外し、覗き込む。
『な、何これ・・』
とんでもない事が自分の身に起きつつある。
悠は慌てて両親を呼ぶ。
何事かと部屋に来た父親と母親は、息子に何か違和感を感じた。
「どうかしたか?・・ん?悠、何か雰囲気が・・」
「パパ、悠の胸・・」
それに気付いた母親が悠の胸の膨らみをつっつく。
「パパ、あれじゃない?昨晩もテレビで言ってた、思春期の子が・・」
「あれか・・身体が本来の性に戻るってやつか?」
悠は訳が分からない。
「え?何?本来の性ってなんだよ」
母親が悠の傍に座り、優しく語り掛ける。
「悠?あなた、今女の子に変化してるみたいよ?」
悠は目を丸くした。
「女の子!ぼ、僕が?」
性同一性障害。
身体と脳の性別の不一致。
今までなら、性転換手術を受けるかそのまま開き直るしか無かった。
しかし最近、ウイルスか未知の何か分からないが、細胞が変化する事例が数多く報告されていると言う。
短い人で4日、長い人は7日でその変化は完了するとの事。
そして完了後は戻る事は無い。
脳が女性なら男を好きになるとは限らない。
それは環境に左右される。
悠も普通の男の子の様に女の子に恋をしてきた。
とにかく、悠は今女の子に変化している最中。
若干丸くなった輪郭と柔らかくなった表情で頭を抱える悠であった。


両親は複雑だったが、我が子は我が子、変わらず守っていこうと思っている。
ただこれからは母親が女の子の事を教えていく事になった。
途中親友の修が長引く悠の見舞いに来た時。
「悠・・だよ・・な?何が有ったんだよ・・」
修は、八分方変化していた親友に心底驚愕。
しかし訳を聞いた修は、親友の情は変わらないと言ってくれたのが、悠には嬉しい。
母親が女の子の心得と身体の対処を教え、服を大量に購入。
父親が担任を呼び、訳を言ってこれから女生徒として通わせる事も決めた。
ついでに親戚連中にお披露目。
遂に休み明けに学校に復帰する事になった。
両親の前に悠が楚々と座っている。
ボブカットはそのまま。
顔は男の子の時の印象は残っていたが、間違い無く女の子の顔になっていた。
切れ長の目に細い眉。
鼻筋は通り、薄目の唇は紅をさした様に艶やかで、何処か日本人形を思わせる。
胸はあの気付いた日からまだ成長し、前方に大きく張り詰めている。
両親は既に開き直っていたが、悠は学校が心配でならない。
イジメに会うのでは無いか、興味本位でからかわれるのでは無いか。
これから先女の子として、どう生きていったら良いのか答えは出ない。
学校へ復帰する前日、副担任の女教師がセーラー服を持ってきた。
嫌でも悠は着なければならない。
着替えた悠に感激したのはやはり父親だった。
「なかなか似合うな!」
悠は下半身の頼りなさに、これで学校に行くのかと又不安にかられる。
しかしブラジャーだけは、何か身が引き締まる思いを感じている。
この一週間の間に両親と担任は、戸籍の書き換え等性別の変化に伴う事柄に奔走した。
そして、とうとう悠が通学する日がやってきた。
父親が悠に語り掛ける。
「学校は担任や副担任がしっかり言ってるから心配するな」
緊張しながら悠は外にセーラー服で一歩を踏み出した


学校では多少噂になったが、女生徒達が悠を守ってくれた。
修も気遣ってくれるし、態度も以前と変わらない。
吹奏楽部でも特に悠に支障は無い。
・・学校では何も問題は無かった・・学校では。

===堕ち始める===

修は通学路が違う為悠はいつも1人で帰っている。
通学の為に使う列車はいつも鬱陶しかったが、それは悩んでも仕方がない。
この後の7時代の列車は超満員になるから、それは避けたい。
でも満員なのは変わりが無かった。
悠が通う学校が、有名な吹奏楽部で有った為にこの高校を選んでいる。
だから、この列車を使用するのは殆んど居ない。
会社員や作業員の中で悠は人目をひいている。
何事もなく通学が続いていたが、悠はその時既に目を付けられていた。
いつも乗ってくる美しく魅惑的な姿態をした少女。
そして或る日、悠は人混みに押されて車内の隅に流されて行った。
見知らぬ男達に身体が押さえ付けられる。
やはり女の子の身には、この辛さはこたえた。
『やっぱりこの身体じゃ辛いよ・・』
その時ふと、自分の尻に何か触れるか触れないかと言う感触に悠が気付く。
たまたま当たっているだけだろう。
そう思った。
それが徐々に触れている様になり、そして尻がつつっと撫でられた。
びくっ
『ん??』
それが手だと分かるのには時間はかからない。
手の平で悠の丸い尻たぶを撫でてくる。
『何?え・・これって』
痴漢?
まさか・・自分は男・・じゃ無かったんだと今更気付いた。
押さえ付けられて身動きが取れず、腰をくねらせるしか出来ない。
いくら腰を動かしても、その手の平はぴったり自分の尻に張りついている。
気持ち悪い。
でも声が出せない。
純粋な女の子なら悲鳴でも出せただろうが、男の感覚がそれを邪魔している。
そうこうしている内に尻の丸い二つの丘が両手で撫で擦られだした。



動きは止まらず、少しずつ大胆になってくる。
『やめろよな・・うぅ気持ち悪い・・』
後ろに居る誰かが、悠のスカートを上にたくしあげ手を中に入れてきた。
『ま、まずい・・どうしよう・・』
パンティ越しに悠の尻が掴まれ、やわやわと揉まれだした。
手で払おうとしても動けず、悠は必死に腰で逃げ道を探す。
尻に張りついている両手は、その感触を楽しむかの如く揉みこんでいる。
それは、自分は所詮女の子なんだと思い知るには充分な効果を持っていた。
悠は車両の壁に張り付きながら、その尻へのいたぶりに耐えるしか出来ないでいる。
たまに尻の谷間に指がつっと這う。
これ以上されたら声を出そう・・。
それを見越したかの様にその手は悠が降りるまで何もしてこなかった。
それでも初めて痴漢に遭遇した悠はショックの気持ちを隠せない。
痴漢!って叫べば良いのに何故しないのか。
そう思っていた。
しかし何も言えなかった自分がショックだった。
揉まれ続けたパンティが捩れているのが分かる。
『あぁ気持ち悪い・・』
少し落ち込んでいた悠に母親が心配してきたが、大丈夫だと努めて明るく振る舞う。
次の日も悠は人混みに押されて、やはりいつの間にか車両の隅に流されてしまっていた。
周りをキョロキョロと見渡してみる。
見た所で仕方ないがせざるを得ない。
列車が動きだし、暫くは何も起きなかったが、男達は少女を見逃すつもりは無かい。
再び悠の尻に手が這い出し、すかさずスカートの中に忍び込んできた。
『ま、また来た!声が・・出せない・・』
揉み込まれる手にパンティが捩れ、片方の尻肉が露になる。
突然もう一つの手の指が悠の股間に触れた。
『ひ・・あそこに・・』
指先がパンティに隠された股間の溝をゆっくり撫でていく。


あそこをパンティ越しに撫でられたからと言って、女の子が突然感じだす訳はない。
それはある程度開発され続け、刺激を送り込まれていく事によって快感が掘り起こされていく。
悠は言わば男が全く触れていない真っ白な処女。
悠は今ゆっくりと、間違った方向に若い身体を開発されようとしていた。
尻肉が露になるまで揉まれ続け、股間ではパンティの上から若き陰裂の形が分かる様になぞられている。
まだまだ嫌悪感と羞恥心の方が強いが、たまにぴりっとした感覚が悠を混乱させていた。
「ぅ・・・・」
『誰か・・助けて・・』
股間の指は陰裂をしっかり把握し的確に撫でている。
悠自身にも自分の陰裂がどんな形か分かる位に。
今夜はそのまま陰部へのパンティ越しのいたぶりで終わった。
列車を慌てて飛び降り、車内を見る・・。
この人がそうか?
あの人か?
分かる筈も無い。
悠は自分の股間がむずむずしだしているのを感じた。
出来れば痴漢にはもう逢いたくない。
でも自分に出来ることは時間をずらせ、車両を毎回ばらばらに乗る事しか浮かばない。
家に帰って、気持ち悪さを流すためシャワーを浴びる事にした。
さっきまでずっと撫でられ続けていた陰裂を細い指先で触れてみる。
ほんの少し湿りだしているのが分かった。
感じたからなのかどうなのか・・それは悠にはまだ分からない。
しかし第六感が危険信号を打ち鳴らしている。
どうせれば良いのか・・どうしても声を出せない自分の弱さを呪った。
次の日、クラブを早退して早い目の列車にした。
これなら大丈夫だろう。
しかしいつの間にか周りを固めていた男達によって、車両の隅に追い詰められてしまっていた。
『あ!誰?押すの・・また・・この場所』
僕は狙われている?
悠は分かってしまった気がしつつあった。


車両の隅に向かい、悠は立たされている。
悠の周りを男達がびっしり固めていく。
直ぐ手が伸び、尻を揉み、陰裂を撫でてくる。
そこでまた別の手が悠の大きな胸を鷲掴みにした。
ゆっくり柔らかく、乳房の固い芯を解きほぐしながら揉まれていく。
『あ・・やだ・・』
自分の乳房が徐々に別の物に変わっていく感じ。
三ヶ所をなぶられながら、悠の身体の奥底に火がぽっと灯りだす。
乳房を揉まれ、乳首の辺りを指で挟まれ、じわりじわりと身体が熱くなる。
頬が上気してくる。
時々ぶるっと震える。
少しずつ少しずつ膣内に熱が籠もり、その身が溶けだそうとしていた。
『う・・駄目・・駄目』
悠の女が薄目を開けた。
「・・ぅ・・ぁ」
乳首が程勃し始めた。
乳首が硬くなるに従い刺激が増してくる。
初めて小さな声で後ろに抗議した。
「や、やめて下さい」
止める筈が無い。
それは分かっていた。
それでも言わなければ自分は為すがままになる。
だから言ってみた。
無駄とは知りつつ・・。
身体が熱を持ち始めた。
多分頬は羞恥で真っ赤になっているだろう。
後少し・・降りる駅まで後少し。
悠は身体が騒つくのを一生懸命抑えた。
「うぅん・・く・・」
乳房が強く揉まれる度に、甘い吐息が漏れてしまう。
『気持ち悪いのに・・気持ち良い・・』
・・気持ち良い・・。
それを振り切る様にぶんと被りを振る。
漸く降りる駅が見えた。
まとわり付く手を払いのけ、ホームに飛び出す。
「はぁ・・はぁ・・」
口から漏れる甘い吐息に悠はショックを受けた。
悠はトイレに飛び込んだ。
女子トイレ・・気にしている気持ちは無かった。
パンティの中に手を滑らせ陰裂に触れる。
痴漢されて感じ初めている・・。
悠のそこははっきり濡れてしまっていた。



あそこが濡れると言うのを悠は初めて味わう。
歩く度にそこにねっとりした水分を感じ、気持ち悪い事この上無い。
感じ始めた自分が分からない。
正直言って触られたくないと思う。
痴漢なんかくたばれば良いとも思った。
でも身体は感じた。
相反する反応に悠は苦悩する。
両親に言おうかとも考えたが、心配をかけたくないし勇気も無い。
冷たいお茶をがぶ飲みすると、熱が冷まされる。
「ふう・・」
風呂に入り、汚された気がした身体を丁寧に洗う。
もう女の子の身体にどきまぎしていた心の余裕さえ無くなっていた。
『どうしよう・・明日・・どうすれば良い』
女性専用車両が無いその線に怒りが増す。
とにかく車両の隅に流されてしまわない様にしないといけないと考える。
『ちょっと離れて・・様子を見れば・・』
その晩悠は不安で中々寝付けなかった。
次の日学校に着いた悠は憂いを湛えて座っていた。
すっかり女生徒は悠を同じ女の子として見てくれている。
背の高い悠は女の子になった途端女生徒の人気者になった。
後輩の一年生の女の子から告白された事も有ったが、それはやんわり断った。
それどころじゃ無かったから・・。
同じクラスの女生徒が話し掛けてきた。
「ねぇ、悠ちゃん・・何か有った?最近どこか変だよ?」
悠が寂しく笑顔で応えた。
「ちょっとね・・痴漢されちゃったんだよ・・」
女生徒が悠の背中をぽんぽんと叩く。
「悠ちゃん綺麗だもんね・・そんな時は叫ぶの・・黙ってちゃ駄目だよ?」
何事かと集まってきた女生徒達も悠を元気づけた。
「ありがと・・何とかやってみるよ」
悠はにっこり笑ったが、そんな事が出来る自信は無いのは自分で良く分かっている。
そしてクラブを休んでまで列車に乗る事にした。
でもそれは甘い考えで、奴らはあまりにも用意周到だった。



出来ることはしたつもりだったが、今度は悠は無理矢理車両の隅に連れていかれた。
身体を押され、腕を掴まれて車両の壁に押さえつけられる。
逃げられない・・。
でも電車通学しか選択の余地は無かった。
せめて鞄で自分の胸をガードし、儚い抵抗を示す。
俯いて責め苦に耐える。
感じたく無い・・。
こんな屈辱は無かった。
叫べば良いだけ。
でもそれが出来ない自分に腹が立つ。
列車が動くと同時に又もや四方八方から手が伸びてくる。
最早尻、股間は当たり前の様に触ってくる。
両手を掴まれて横に無理矢理下げられ、無防備になった乳房が揉まれていく。
男達は次の段階に入った。
パンティ越しに撫でていた指が、遂に裾から潜り込み直接陰裂に触れてきた。
「あ・・やめろ・・」
『今だ!声を出せ!出すんだよ!』
しかし身体は硬直し頭の中は羞恥心でいっぱいいっぱいになっている。
濡れ始めていたせいで摩擦係数が少なくなり、熱い蜜が陰部全体に行き渡る。
幼い小陰唇をまさぐり、陰裂に指が潜り込む。
「うぅ・・くふぅ・・」
時たまクリトリスに指先が当たり身体がぴくんと跳ねる。
「あぁっ・・やめ・・」
悠のスカートは後ろが完全に捲られている。
そして濡れたパンティに手がかかり、下ろされていった。
下半身が剥き出しになっていく自分に悪寒が走る。
数本の手が剥き出しになった下半身に集中攻撃を始めた。
クリトリスを刺激され、膣口と尿道をぬるりぬるりと指が滑り、肛門に指が這い、尻肉が揉まれている。
その時、一本の指が膣口に侵入してきた。
「く!・・ああぁ・・」
『嫌だ!嫌だ!嫌だ!』
次々と膣口からお湯の様な蜜が溢れてくる。
「あふぅ・・くふぅ」
内股まで愛液が垂れてきている。
悠は快感に耐える事しか許されない。
男達によってその身体はしっかり開発されていた。



『気持ち良すぎて・・身体中が熱い・・あ、何か身体の奥から来る・・』
悠の身体は最初のアクメを迎えようとしていた。
多分そのままされていたら、間違い無く絶頂にイかされていただろう。
しかし突然男達の手が全て引いていった。
パンティを上げ、スカートを直し、あとは男達はそしらぬまま。
「ぁ・・・・」
思わず小さく嘆いてしまい、悠は俯いた。
何かが来る寸前で止められた。
身体が屈辱で震える。
痴漢され、熱い蜜を溢れさせ、悠はイクのは許されない。
その来そうだった何かを一瞬望んだ自分が哀れでも有った。
瞳に涙が溢れてくる。
陰部から内股にかけて蜜が溢れて流れている。
悠の鼻にその女の匂いが嫌でも届く。
周りの人達にもその匂いは届いている感じがした。
「はぁ・・はぁ・・」
何とか身体を静めようと悠は何度も深呼吸をする。
少しずつ落ち着いてきた頃、駅に到着した。
ふらつく足取りでホームのベンチに座り込む。
べちゃ・・
濡れた股間とパンティがすこぶる気持ち悪い。
『うぅ・・べとべと』
嫌なのに何故こんなになってしまうのか・・。
元来少年でしかなかった悠は理由が分からない。
でも、あの後何か来る寸前で敢えて止められたのだけは分かった。
トイレで蜜を拭き、帰宅した悠は籠に濡れきったパンティを入れ、風呂場で冷たいシャワーを浴びた。
何故かそうした方が気持ち良さそうな気がしたからだが、確かに気持ち良い。
それが火照りを抑える為だとは、悠は知らずにやっていた。
寝ていても、あのぬるぬると滑る陰部の感覚が何度も蘇る。
その時の自分の下半身丸出しの姿、あの漂う匂い。
寝れない。
悠は飛び起きてもう一度冷水シャワーを顔から被る。
少し落ち着いた悠は、その勢いで寝ることにした。 『明日・・僕どうなるんだろう・・嫌だ・・』
不安に駆られながら悠は眠りに落ちた。




帰るのが怖い・・。
修も元気が無い悠を心配したが、痴漢されているとは親友に言えなかった。
悠は考える。
最も込む7時過ぎの列車。
超満員だが、人混みに紛れ込めば良いと考え、なるべく車両の真ん中になる位置に立つ。
列車が到着し、素早く中に乗り込むと、これで隅に連れていかれる事は無いとほっと一安心する。
でもその時既に悠は男達に周囲を固められていた。
超満員で周りを固められると完全にその他の乗客から見えなくなる。
悠は自分の身体に伸びてきた手に愕然とした。
『ここも・・駄目・・』
素早くスカートが捲られ、パンティが下ろされた。
股間の陰毛がじょりじょりと撫でられ、陰裂に指が潜り込んでいく。
下半身の集中攻撃がまた始まってしまった。
身体の反応が早くなってきている。
「う・・くふぅ・・ぁ」
蜜壺から溢れる露を数本の手が次々とすくい取り、陰部をぬるぬると這い回りだす。
「やだぁ・・あぁぁ」
悠は数度その手を撃退したが、後ろ手に回されて固定されてしまった。
あそこは熱湯の様だ。
「あぁっ」
セーラー服の裾から手を突っ込まれて、ブラジャーの上から胸を揉む。
絶え間なく刺激が送られ、それが快感に昇華する。
「くぅ・・うぅん・・」
『もう・・駄目だ・・』
熱い蜜は床にまでぽたりぽたりと滴っている。
足が震える。
がくがくと腰が落ちそうになり、事もあろうに痴漢男に支えられた。
情けないと目を閉じる。
「あ・・あぁ・・ぁ」
漏れる声を抑えるのに必死になってくる。
蜜の香りが漂う。
『また・・何か来る』
「ぁ・・ぁぁ・・っ」
そしてまた寸前、男達が手を引いた。
『あ・・また・・』
服を整えられ、悠は脇から抱き抱えられながら支えられている。
再び深呼吸するしか無く、落ち着かせるのにより努力を要する様になっている。
「はあぁ・・はぁ・・」
何とか足が立つ様になり、脇から支える手を忌々しげに払いのけた。
悔しい・・悠は良いようにいたぶられていた。


ベンチで濡れた下半身に悪寒を感じながら、我が身を抱き締める。
嫌で嫌で仕方ないのに、どうしようも無く気持ち良い・・そして洪水の様に濡れてしまう。
男達に触られる嫌悪感は消える事は無いのに、快感が増大している。
自分はあの男達にとってはか弱い便利な少女でしかない。
「あそこ・・熱い・・」
重い足取りで帰宅した悠は、シャワーで火照った身体を冷やした。
熱は下がっていく気がしたが、身体の中にぐずぐずと残る疼き。
次の日も時間帯や場所を変えたが、男達に執拗に攻め立てられ、そしてまた寸前で止められた。
自分の身体がそれを求めている・・、じんじんと身体が疼く。
『あぁ・・切ない・・何とかしたい』
騒つきを止めたい。
手が股間に自然と伸びていく、
布団の中で、男達がした様に指で陰裂を撫でる。
じわりと蜜が溢れた。
「あ・・ふぅ・・」
それをすくってクリトリスをそっと擦ると、体全体にびりびり刺激が走る。
「あぁっ・・くぅ・・」
『気持ち良い・・』
男の子の時にした自慰とは全く違う強い刺激。
悠は夢中になって擦り続けた。
親指と人差し指でクリトリスを摘み、薬指で膣口に軽く挿入してみる。
「あぁっ・・くうぅん」
凄まじい快感に、思わず布団を噛み締める。
手が止まらない。
布団を剥ぎ身体を曝す。
パジャマとパンティを膝までずらし陰部を露にした。
くちゅくちゅと隠微な音が部屋に響き、興奮を掻き立てる。
『いやらしい音・・』
左手で乳房を揉みしだき始めると、もう何も考えられなくなってきた。
そして何回か止められた何かがやってきた。
「あ!いや!来るぅ!」
快感が膨らみきった時。
全身がどこかにぶっ飛ぶ感じがした。
「いやああぁぁぁ!!」
折れる程仰け反り、足が突っ張り、指が動く度に身体が飛ぶ。
本当に飛んでいる。
そんな気がする。
ぐったりと悠の身体から力が抜けた。
「あ・・はぁぁ・・はぁぁ・・」
『な・・何・・今の・・』
男達の開発はしっかり役立っていた。


自分で自分の身体の疼きを慰める。
悠はそこまで追い詰められていた。
『あれが・・女の子のオナニー・・凄い・・』
しかしあれを列車の中でやられたら耐えられない。
自分でさえ止められないのに、複数でやられたらどうなるか想像もつかない。
敷布がぐっしょりと気持ちが悪い。
濡れやすくなっている。
バスタオルを持ってきてその場所に敷いた。
『明日から2日・・漸く休み・・良かった・・』
ぐったりと疲れた悠は死んだ様に眠りに落ちていく。

===一時の休日===

次の朝ほんの少しすっきりしている自分が居た。
自分がどこかに堕ちていってるのを心の片隅では何となく気付いていたが・・。
寝る前にした事を思うと、ぼっと赤くなる。
布団の中でうつらうつらと微睡んでいると、母親が起こしにきた。
「もう起きなさい」
「う・・ん、おはよ」
「悠ちゃん?あの・・・やりすぎは身体に毒よ?」
「えっ・・な、何?」
「あれだけ、けたたましい声が聞こえりゃねぇ」
喘ぎ声が聞こえていた事に真っ赤になった。
母親が悠の耳元で囁く。
「実はね・・お母さんもたまぁにやってるのよ・・パパが中々抱いてくれないから・・ふふふ」
息子にそんな事を言ってとも思ったが、娘なのだから良いのかと思い直す。
「き、聞こえてたの?」
「悠ちゃん、あの時大きな声出すのね・・パパ凄く興奮しちゃって・・、私襲われちゃった、うふ」
「父さんまで?うわぁ恥ずかしい・・」
「あ、お父さんが悠ちゃんを襲う事なんて無いから安心してね?」
「な、何とんでもない事言ってんだよ・・」
「とにかくご飯よ、顔を洗って・・それと、シーツ女の子臭いわよ、うふふ」
母親は元息子をからかいながら台所に姿を消した。
布団から抜け出た悠は自分の匂いを嗅いでみた。
『女の子臭い?』
自分ではそれはまったく分からなかった。


パジャマのまま。悠が食卓に来ると、父が既に座っていた。
「父さん、おはよ」
「ん?おはよう・・まぁ、なんだ・・程々にな?」
悠は再び真っ赤になった。「と、父さん!恥ずかしいよ・・」
父は目の前に座る頬を染めた美しい我が娘を優しく見つめている。
と同時に、漂う若い女の芳香にどきりともした。
我が子には変わり無い。
息子が居なくなったのは、淋しかったが、その息子は娘になったのだ。
変わり無く愛して行こうと思っていた。
「おい、悠・・今日は父さんに付き合ってくれ・・一緒に買い物に行こう」
「ん、良いよ?お洒落してやろうか?」
悠は何気ない会話に気が軽くなるのを感じる。
「パパね・・娘とデートするのが夢だったみたいよ?お母さんはする事有るから留守番してるわ」
食事が終わり、悠は父の為にお洒落をしてやろうと思った。
薄く化粧を母親にして貰い、黄色のノースリーブにオレンジのミニスカートを思い切って履いてみた。
悠としては、単に父との外出だが、父は舞い上がっていた。
悠が女の子になったのは近所では知らない者は無かったから特に問題ない。
父は娘を友人達に紹介しまくる。
父親と仲の良い娘と言うのは少ないらしく、非常に羨ましがらせた。
悠も父に腕を絡ませて喜ばせてみる。
「パ・パ・・」
「いや、まいったなぁ」
久々の楽しい休日に悠の心は少し晴れたのだった。
日曜、修とデートの様な違う様な感じで逢い、悠は夕方帰ってきた。
徐々に暗い気持ちになってくる。
明日からの自分が想像出来ない。
逃げられず、抵抗出来ず、無理矢理女にされていく自分。
嫌悪感が少し消えてきているのが怖かった。
『僕は僕・・変わらずに居たい・・でも・・』
明日の帰りの事を考えると、悠は少し身体が疼くのを何となく感じる。
そして次の日の帰宅の時間が来てしまった。


===落花狼藉===

悠は替えのパンティを持つ事にした。
認めた訳でも無いし、触られるのはやはり嫌だ。
万が一と思い込む。
帰りの列車を待つ悠は、周りを見渡す。
誰もがその相手に見えてくる。
列車がホームに滑り込む。
悠が車内に踏み入れた瞬間、数人の男に押され車内の奥まった場所まで連れていかれた。
やはりその他の乗客からは悠の姿は見えない。
はっきりと男達が自分を無表情で囲んでいるのが分かった。
身体の震えが止まらず、凄く怖い。
これから痴漢をされていく自分が分かる。
男達の手が至極当然の様に伸びてきた。
「嫌だ・・嫌!・・」
今日は何かが違う。
スカートが・・ホックを外され下ろされた。
セーラー服のリボンを外し、たくし上げられる。
『は、裸にされる!』
激しく抵抗したが、少女一人では抵抗は無意味でしかない。
遂にブラジャーとパンティ、ハイソックスとパンプスだけにされてしまった。
「いや・・もういや・・」
両手と両足が掴まれ、悠は下着をも剥がされていく。
ブラジャーのフロントホックが外れ、ブルン!と豊乳が飛び出した。
「いやだ・・やめて!」
パンティも脱がされてしまい、悠はとうとう列車内と言う公共の場所で全裸に剥かれてしまった。
「あぁ・・こんな・・こんな事・・」
若き裸身に無数の手が伸びる。
乳房が直に揉まれ、その豊かな形を歪ませる。
直ぐピンク色の乳首が勃起してしまう。
下半身にも容赦無い攻めが始まり、意に反して身体は反応を始め、膣内からとろとろと溢れてきた。
身体が熱くなり快感の嵐に身が揺さ振られる。
「くう・・あぁぁ・・いや・・くふぅ・・」
全身が愛撫され、ぽたぽたと蜜が床に落ちる。
悠の身体が仰向けの状態で、宙に浮く形にされた。
「いやだ!やだぁ!」
両足が左右に広げられ、陰裂がぱっくり広がり、花弁が控えめに捲れていた。
ピンク色の肉壁はお湯に浸かった様にてらてら輝いている。
陰裂が大勢の目の前に直に曝され、あまりの恥ずかしさに悠は気が狂いそうだった


一人の男が中指を膣口にぬるりと挿入した。
「あくぅ・・うぅん」
悠の膣内が中指をきゅっと締める。
『あ・・』
そして人差し指も隙間を見つけて入ってきた。
二本指が入った膣内はきちきちになっている。
「い・・痛・・」
ゆっくり指の間接を曲げた辺りを掻き回していく。
ぐちゅ・・ぐちゅ・・。
その音は車内に響いている筈だったが、助けの無い悠はただ孤独だった。
その指のストロークが早くなる。
ぐちゅと言う音の間隔が更に短くなり、お湯を掻き回している様な音になる。
「うううぅぅぅ!!」
悠は口を押さえられた。
びちゃびちゃびちゃびちゃびちゃ!!
悠の愛液と尿が激しく飛び散る。
身体が反り、腹筋に力が入り、無理矢理快楽が引き摺り出されていく。
そして否応なく、いとも簡単に悠はイかされてしまった。
ぐっしょりと濡れた手で、悠の顔を撫でる。
「あ、はぁ・・はぁ」
男が一人悠の股の間に割って入ってきた。
濡れそぼる膣口に逸物が触れ、一気に突き刺した。
「ぐむうう!うぅ!!」
膣口から蜜に混じって血が垂れる。
『い!痛い!痛い!!』
悠の花が今散った。
痛みで涙が止まらない悠に、遠慮無く突き込む。
「う!むっ!ぐっ」
子宮口が突かれる度に身体が痛みで跳ね上がる。
射精に向かって男の突き込みは激しさを増す。
しかし最後に男は欠片の優しさ見せた。
体内には射精せず、悠のお腹に出したのだった。
『僕は・・何を・・されたの?』
犯された・・
まさかここまでされるとは思わなかった。
自分を犯した睨む。
セーラー服が着せられていく・・。
ぺたり・・
床にそのまま座り込んでしまい、悠は涙を流して放心していた。
駅に着くや否や逃げる様に駆け出していく。
素早くトイレに駆け込み、悠は顔を覆って泣きじゃくった。
男だった?今は女?
そんな事は関係無く悔しく、悲しく、哀れだった。
イかされ、最後に犯されてしまった・・。


涙をごしごし拭い、濡れ濡れの下半身を拭き取り、パンティを履き変えた。
トイレから出てきた悠は、再びベンチに座った。
俯いていると自然と涙が零れ落ち、コンクリートにぽたぽたと黒い染みを作っていく。
列車内で無理矢理セックスを体験させられた。
『うぅ・・父さん、母さん、修・・』
自宅に帰った悠はシャワーを浴びた後、そのまま寝込んでしまった。
母がおじやを作り部屋に来た。
「悠ちゃん?大丈夫?何か有ったの?」
「ううん・・ちょっと身体が疲れて重い・・明日休むから・・」
「・・ん、分かった・・私はあなたの母親よ?自分で抱え込まないでね?」
「大丈夫だよ・・」
悠は無理してにこりと微笑んだ。
おじやを流し込み、食器を机に置いた。
心身共に疲れ果てた悠は泥のように眠りについた。
食器を下げに来た母親が、ふと悠の瞳から涙が零れているのを見た。
『悠・・何が有ったの』
母は悠の頭をそっと豊かな胸の間に抱き寄せた。

===悲しい自覚===

次の朝。
横になりながら昨日の光景が頭から離れない。
床に滴るまで濡れてしまった自分。
列車内で全裸にされて犯されている自分の姿。
膣内に突き入れられたあのリアルな感覚。
ぐるぐると浮かんでは消えていく。
ふと、身体が熱くなっているのに気付いた。
犯されているシーンを思い出し、自分はその事実に興奮してしまっている。
「オナニーしたい・・」
父は会社。
母もパートに行った。
今なら暫く一人・・。
バスタオルをベッドに二枚重ね、服を脱ぎ捨て全裸になる。
父が先日買ってくれた姿見をベッド横に持ってきて自分の姿を映す。
陰部を触ると既にじゅくじゅくと溢れてだしていた。


乱れる様を鏡で見る。
そこに映る少女はとてもいやらしい。
バスタオルがぐっしょり濡れ、ぐちゅぐちゅと陰裂が音を奏でる。
「ああぁん!いやぁ!」
鏡の中の少女は切ない顔で喘いでいた。
思い切り声を出せる。
更に興奮が高まる。
際限無く快感が高まっていき、小さなアクメが何度も来た。
それでもまだ高みに昇っていく。
「いい!いいっ!!いく、いく!いくう!!」
ガクガクと身体が震え、ベッドがギシギシと軋む。
「あああ!ああっ!」
ぐたっと全身から力が抜ける。
「ぁ・・はぁ・・はぁ」
快楽の嵐が微風になってきた頃、再び悠の身体が熱くなり自分を慰めろと身体が命令をする。
「まだ・・やりたい」
悠は又我が身を貪り、絶頂を味わう。
でも・・何か足りない。
奥深くに届く何かがどうしても足らない。
ふと膣口に挿入された二本の指に気付いた。
「ここに・・」
じゅぽっ!
その指を鼻に当てる。
ぬるぬると指の間で糸をひいているいやらしい指。
甘く独特な匂い。
手の平で自分が出した蜜をたっぷりすくい取る。
手の中いっぱいにねっとりした液体が付いた。
その蜜を舌で全て舐めとった。
自分の蜜を自分で舐める背徳な行為に恍惚となる。
『少し酸っぱい・・』
またすくい取り、また舐めとる。
その行為に没頭した。
次々と蜜は補充される。
悠は身体が発する信号を受け取った。
あれが欲しい・・。
あんなに痛かった。
二度と御免だと思った。
今度は間違い無く気持ち良くなりそうな・・。
でもそれを越えると多分もう戻ってこれない。
でも・・欲しい。
深く貫いて欲しい。
一旦それに気付くとそれしか頭に浮かばない。
ふと壁に掛けているバスドラムの太いスティックが目に入った。
『あ・・あれなら・・』
飛び起きた悠はスティックの持つほうを見る。
先も丸くなっている。
ベッドに横たわり、スティックに自分の蜜を塗りたくり、ゆっくり挿入した。
「あああ!いや!駄目!やめて!」
頭の中の悠は犯されていたその姿・・


ぬぷ・・ずぶずぶ・・
膣内を押し分けてスティックが入ってくる。
「痛あい!・・あぁ!・・でも・・気持ち良い」
痛みが直ぐ様快感に変わっていく。
スティックは悠の子宮口まで届いた。
膣内にある太い充実感。
入れる為にあるのだと思い知る。
「あぁ・・気持ち良い」
ゆっくりスティックを出し入れする。
膣内の壁が擦れる度に快感が吹き出す。
「あぁ・・凄い・・あぁ」
ピッチを早くしていく。
更に快感が高まる。
動かす手が止まらない。
じゅぽじゅぽと膣口が音をたてる。
「いいっ!これ良い!」
悠に今までの最高の高みが迫っていた。
『な、なんか凄いのが来そう!』
「あ!あああっああ!あぁん!ああぁ!!」
悠はスティックを挿入したまま失神した。
「ぁぁ・・ぁ・・」
ぐぼ・・
膣内の収縮によってスティックが吐き出された。
疼きが納まった途端、自分がしてしまった事に激しい罪悪感が沸き上がる。
汗と蜜で塗れた身体をシャワーで洗い流し、冷たいお茶で喉を潤した。
台所の椅子に座って考える・・。
僕は犯されたいの?
痴漢されて感じたいの? その状況に興奮したいの?
それこそあの男達の悠に対する開発であった。
否定出来ない自分が。
自分の部屋に戻って、母の言っていた女の子臭いっていうのが漸く分かった。
甘酸っぱく独特な匂いが部屋に充満している。
窓を開け、空気を入れ替えた。
鏡を戻し、依然として裸の自分を見つめる。
少女の面影は消え、隠微な女に変貌しつつある女性がそこに居る。
『もう真っ白な女の子じゃ無い・・僕は犯されて喜ぶ変態女・・ふふふ』
甘い吐息を深く吐き、窓の外を見た。
「明日も電車が待ってる・・乗らなくちゃ・・」
身体の中で、悠の何かが変わってしまった。




悠は次の日学校に居た。
女生徒達は、悠の変わり様に驚く。
言葉遣いは変わらないが、とろんとした目、薄く開いた唇、薄化粧。
そしてスカートの丈が極端に短くなった。
でも一番びっくりしたのは、親友の修。
「おい!なんだよその格好と化粧はよ!」
悠はとろんと修を見る。
「んん?悠は女の子だよ?・・これが僕・・」
確かに変わった。
修が何を聞いてもはぐらかされる。
『悠・・お前、どうしちまったんだ・・』
とろりと歩きながら遠ざかる悠を見て修は嫌な予感がして仕方なかった。
悠は学業やクラブではやる事はやっている。
ただボーイッシュな雰囲気がまるっきり変わってしまた。
帰宅する時間が来た。
悠はトイレでパンティを脱ぐ。
もうそこには以前の悠は居ない。
隠微な匂いが漂う女。
そんな悠を遠くで見ている男が居た。
『悠・・』
それは修だった。
7時5分発の快速。
悠はそれを待っている。
若き我が身を宴に捧げるために。
列車に悠が乗り込んだ。
修もなるべく近くに移動した。
背が高い修に悠の横顔と上半身が何とか見える。
悠に伸びる多数の手は、簡単に服を剥いでいく。
修は信じられない物を見てしまった。
セーラー服が捲り上げられ、剥きだしになった乳房が揉まれていた。
既に陰部も攻められ、悠は目を瞑り口を開き、頬が真っ赤に上気している。
それはどうみても快感に身を委ねている様にしか見えない。
修はショックを受けた。
親友が今痴漢の快楽に裸で悶えている。
頭の中が混乱している内に、立位で挿入された悠が、突き上げられていた。
身体が上下に揺れ、喘いでいる。
「あぁ・・んっ・・ぁ」
『え?悠・・お前・・』
「気持ち良い!これ!あぁ!いく!いくぅ!」
修は悠がアクメに至るのを見てしまった。
そしてホームで悠に問い詰める。
「悠!お前どうしたんだよ!警察に言えよ!」
「あ?修ぅ?・・気持ち良いんだあれ・・だから放っといてよ」


「突き上げられるとさぁ・・何も考えられなくなって・・最高に気持ち良い」
「悠!親友だろ俺達!」
「親友だよ?・・僕を犯したい?良いよぅ」
ふーっと口を窄めて修に息を吹く。
「馬鹿野郎!!」
修の顔が怒りで歪み、悠の頬を張り飛ばして向かいのホームに走っていった。
『修・・すまない・・』
悠の瞳は殴られた痛みと、修に見られた心の痛みに、涙が溢れていた。
修は考え込んだ。
どうすれば良い。
考えに考えぬいた。
その間にも悠はめくるめく快楽に身を委ね、列車内でセックスを繰り返しているだろう。
修は悠の両親を呼び話す事を決心する。
両親も悠の変わり様に気付いていたが、何も話してくれない事に悩んでいた。
両親のショックはあまりにもでかかった。
母は泣き出し、父は天を仰ぎ唇を噛み締める。
暫く父親が目を閉じ何かを考えていたが意を決して修に尋ねた。
「修君・・君は悠と将来歩いていく気は有るか?」
「あいつとは何があっても親友ですよ!」
「明後日は連休だ・・悠と二人きりで旅行に行って欲しい」
「旅行・・ですか?」
「費用はわしが出す、そこで悠をとことん抱いてやって欲しい!頼む!」
「だ!抱く?あの・・」
「酷な頼みだろうが、戻せる可能性が有るのは君しか居ない・・わしには出来ない事だからな」
父親は修の目をまっすぐ見て言った。
「分かりました・・出来るかなぁ、俺に・・おばさんは、良いんですか?」
「修君・・悠ちゃんを戻してあげて・・お願い」
「妊娠しても構わん!その責任はわしらが持つ!だから悠を頼む・・」
「頑張ってみます・・戻ったとして、通学は俺の家からで良いですか?」
「構わない、助かる」
修は大変な事になったと思ったが、このままだと悠は狂ってしまう。
出来る限りの事をしよう。そう決意した



===戻すため===

悠は旅行をあっさり承諾した。
単なる気まぐれかなのかは分からない。
それでも悠は旅行の前日まで快楽の虜になっていた。
車両に男達と淫乱女にされた悠が居る。
比較的空いていたが、悠には関係ないようだ。
男達が服を脱がしていく。惚けた顔で脱がされる自分を見下ろす悠。
他の乗客達からも、全裸にされていく悠は丸見えになっていた。
乗客達の視線を感じ、内股に蜜を滴らせ、熱く燃える身体をくねらる。
床に座って股を大きく広げ、濡れた陰部も指で開いて見せた。
「見て・・見て・・」
下から膣に挿入され、バックからは肛門にまで挿入されていく。
二穴への激しい突き入れにボブの髪の毛がゆらゆら揺れる。
「あぁん、いい!いいよ!気持ち良い!」
口で剛直をくわえこむ。
三ヶ所の穴に入れられながら悠は悶え狂う。
「うぅん・・むぐ・・」
口内に射精され、悠がそれを飲み干していく。
「あぁ・・美味しいぃ」
男達が外出しに拘ったのは少女を汚したいからなのかもしれない。
悠は男達の完全なオモチャと化していた。
顔いっぱいに精液をかけられ、嬉しそうに涎を垂らしながら脳を侵す快楽に浸りきる。
「精液沢山・・熱い・・」
宴は終わり、悠はふらふら家に辿り着いた。
スカートは股下ギリギリで陰部が見え隠れしている。
両親はそんな悠を見ていられなかった。
「悠、明日行くんだぞ」
「はぁぁい」
悠は風呂にも入らずぱたりと寝てしまった。
「修君に任せよう・・」
朝、修が家に来た。
悠は真っ赤な超ミニ、透けパンに青のタンクトップでノーブラ。
「修・・行こ」
「なんだよ、その格好」
「良いだろ?これ」
両親が駅まで見送り、修に声をかける。
「頼んだよ・・」
「どこまで出来るか分かりませんが・・」
修はふらふら歩く悠の手を引っ張り列車に乗った。
指定席に向かい合わせで座り、修は悠を見る。
視線が定まっていない。
ふと悠が修の視線に気付き、淋しそうに俯いた。
一瞬見せた悠の素に修は希望の光が見えた気がした



表情がくるくる変わる。
一瞬素に戻ったかと思ったら、又視線がふらつく。
『変わっちまったな・・』
悠と修が高級ホテルの一室に入った。
ドアに入室厳禁の札をかける。
悠はと見ると、ダブルベッドに座り素足を投げ出し、股間を弄っていた。
陰毛が透けて見えるパンティも丸見えなのに、気にする素振りは無い。
修が悠の横に座り聞いてみた。
「悠、前言ったよな・・やらせてやるってよ」
悠は瞬間素に戻り俯いた。「やだ・・修は親友だからやだ!やりたくない!」
「そうか・・でも決定権はお前には無えんだ・・無理にでもやるからな」
怯え、表情が強ばる。
「え?・・何言ってるんだよ・・僕はやだ・・」
修の目が燃え、突然悠をベッドに押し倒した。
「や・ら・せ・ろ!」
荒々しくスカートを剥ぎパンティを下げる。
「やだって!やめろよ」
両手を頭の上で押さえ込み、固定しながらタンクトップを捲り上げる。
ぶりんと両乳房がこぼれ落ちた。
「やだやだやだやだ!」
修は正直言って、裸の悠に唾を飲んだ。
魅力に負けそうになる。
「おとなしくしろや!」
聞いたことの無い親友の怒声に悠は怯えている。
「修・・怖いよ・・」
乳房を鷲掴みにした。
「あう!」
乳首にむしゃぶりつき右手で右の乳房を強く揉んでいく。
「!やだ!やめろよ!」
悠は乳房に噛り付く親友を引き剥がそうとしたが、修は離れない。
「やめ・・あっ・・う」
悠の叫びに快感の声が混じりだしてきた。
乳房を揉んでいた右手がつつっと陰部に降りていく。
「修!そこだめ!」
手の平で陰裂全体を包み込み強く撫でる
「あぁ・・いや・・」
膣口からとろりと蜜が溢れてきた。
修は覚えている知識を総動員した。
中指を肛門に差し込み、人差し指を膣口に入れ、親指でクリトリスを擦る。
悠の身体が跳ねた。



「ああ!くうぅ、修!」
戻ってこいとばかりに攻め続ける。
首を左右に振りたて嵐の様な快感に悶え狂う。
「ああ!凄いぃ!それ凄いよ!いい!」
修は内心びっくりした。
別にテクニシャンでも無いし、経験も少ない。
悶えまくる悠を見て、修の庇護欲が沸き上がる。
「悠!皆の所に戻ってこい!!」
指を高速回転させると、悠の身体が暴れだした。
「僕おかしくなる!!修!入れて!お願い!」
いつの間に脱いでいたのか、修が若き巨砲をどんと突き入れる。
「ああぁぁぁ!」
「悠!お前のここ凄え!」
悠は入れられただけで絶頂を迎えたが、そこはまだ頂上では無かった。
「お、修!僕怖い!」
悠は上下感覚が無くなり、修にしがみ付いた。
修も悠を抱きしめながら射精に持っていく。
「ああ!ああ!駄目!僕いく!いく!いっちゃう!」「俺も限界!何処に出せば良いんだ?言ってみろ!」
「僕の中に出して!」
「出すぞ!受け取れ!!」
修の若き放精が悠の子宮口を何度も叩く。
修の背中に爪を立てる。
「ああぁぁぁっああっ!」
悠の意識が真っ白になり、どこかに飛んでいき失神してしまった。
「はぁ・・ふぅ・・おい悠大丈夫か?」
頬をぺちぺちと叩くと漸く意識が戻ってきた。
「お・・修ぅ・・凄い・・こんなに気持ち良かったの初めてだよ・・」
「そうなのか?俺別に特別じゃ無いんだけどな」
悠が修の首にしがみ付く。
「とにかく凄いんだ・・説明出来ないよ・・って又大きくなってきた?」
挿入したままの修の巨砲がぐぐっと硬くなる。
「任せろ!何度でもいかせてやるから」
「うん、来て!忘れさせてよ!あれを!」
「分かってたのか?」
「当たり前だよ・・親友の考えなんか分かるさ」
悠は、もう勘弁してと泣くくらいイきまくった。
修も何度か悠の体内に放出する。
夕方の戸張が降りた頃、若き暴風雨は終わった。
「もうだめ・・煙も出ねえや・・ふぅ」
「はぁ・・あぁ・・あそこ・・感覚無い・・」



夕飯の時間もあと少し。
二人は汗を流す為、一緒に入浴。
性別は違ってしまったし肉体関係も持ったが、以前の様に話せるようになった。
放出し尽くした修が悠の裸体を冷静に批評する。
その度に悠の頬が染まる。
風呂から出た二人は浴衣に着替えベランダに出た。
「セックスまでしちまったけど、これで良かったのかな・・」
「修・・有り難う・・何とか戻れそうだよ・・」
「良いって・・第一俺も凄え気持ち良かったし」
「そ、そんなに僕の身体気持ち良かった?」
「最高じゃねぇの?」
「いっぱいいっぱい抱いて、いっぱいいっぱいいかせてよね?」
「そのつもり」
「もう忘れたい・・淫乱な僕を・・」
「もう過去の話さ」
「そうだ修?僕達まだやっていない事有った!」
「何それ」
「キスしようよ」
「って親友同士でキスするのか?」
「さんざんやりまくっておいて今更・・ね?しよ?」
悠が修の首に手を回す。
二人の唇が静かに合わさった。
「ん・・む・・」
長いキスが続きそっと離れた。
顔が火のように赤いのは修の方だった。
二人は夕食を済ませ、夜にまた激しく求め合う。
旅行の間、修は精も根も尽き果てるまで攻め続け、いつしか悠は淫乱な悠を忘れていった。
旅行から帰った悠を両親が優しく迎える。
次の日、悠は引っ越しの為学校を休んだ。
「悠、鉄道警察にはきちんと言っておいたからな」
「うん、勇気が無かった僕も悪いよ・・」
「暫くは電車乗れないものね・・」
「じゃ修んちに行こうよ、父さん」
悠の荷物をトラックに積んで修の家に向かった。
勿論修の両親の了解済。
次の日から修と悠は仲良く通学を始めた。
もう二度とあの快速には乗りたくない。
淫乱な女には戻らない。
快楽と情が合わさって、初めて愛情になるのだと悠は思う。
今日も悠は修の腕にしがみ付いていた。
隠微な快楽の虜になるには大きな犠牲を伴う。
悠はそれに変わるもっと大きな物を見つけた。

悠は修の虜になった。

===END===


投下完了です。
今回も結局私が良いと思うやり方で終えました。
次回は毛色の違うのを書いてます。