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タグ検索で◆petoris7yuは11件見つかりました。
CASE.01:鈴木恵一4
いつもより1時間も早く会社に着いてしまった。駐車場にはまだまばらにしか車は無く、 どこと無く淋しさを漂わせていた。 きゅるるるるる・・・・ 適当な場所に車を停め車から降りようとしたときお腹が不満気に抗議した。そういえば 今朝は朝食も取らずに出てきてしまった。 時計に目をやると針は7時10分を指している。まだ時間に余裕があることを確認した 僕は社内のカフェテリアで朝食を取ることにした。 白を基調にまとめられたカフェテリアに入ると何人かの社員がコーヒーを啜りながら 雑談に花を咲かせていた。 …
https://seesaawiki.jp/tsf/d/CASE%a1%a5%a3%b0%a3%b1... - 2011年09月20日更新
CASE.01:鈴木恵一3
眠れない・・・杉田と理恵が出て行ってからどのくらい時間がたっただろう僕はいま だ眠れずにいた。 気を紛らわす為にシャワーを浴びることにした。浴室に入ると鏡に映る今の自分の姿 が嫌でも目に入る。この身体になってすでに3カ月、見慣れたはずなのに理恵のことを 考えると今の自分の姿に無性に悲しくなった。 シャワーを終え、浴室から出るとちょうど杉田が戻ってきた。 「おかえりなさい」 「まだ・・・寝てなかったのか、明日仕事だろ?もう遅いから寝なさい。」 「あの・・・眠れないんだ」 「そうか・・・じゃ…
https://seesaawiki.jp/tsf/d/CASE%a1%a5%a3%b0%a3%b1... - 2011年09月19日更新
朝日の詩3
写真の中で絡み合う2人の美少女・・・・1人は琴美ちゃん・・・もう1人は・・・僕だ。 全身の毛穴が開くような感覚が僕を襲い汗が額を流れ落ちた。肩も小刻みに震えて いるのが自分でも判る。クラスメイトの気配を感じ慌てて写真をポケットに突っ込む。 「おはよう、真実、今日もかわいいねぇ」 「お・・・・おう」 クラスメイトの冷やかし混じりの挨拶にも力なく答えるのがやっとだった。そのままと ぼとぼと廊下を歩き教室に着くと時間は既に始業時間間近だった。教室ではクラス メート達が思い思いの場所で雑談に華を咲かせて…
https://seesaawiki.jp/tsf/d/%c4%ab%c6%fc%a4%ce%bb%... - 2011年09月19日更新
ショートSS SS作家
『車内は再び沈黙した。そして沈黙を保ったまま理恵の マンションに着いた。 「それでは、・・・少し考える時間をください。・・・さようなら」 短い言葉を残し理恵はマンションへと消え、杉田は足早に その場を後にした。 ・・・・ To be continued 』 ・・・っと、投下完了。 始めてこのスレにSSを投下をしてどのくらい経ったのだろう。初めは好奇心から・・・ だが今はライフワークになりつつある。今日もまた日付が変わる時間までモニ…
https://seesaawiki.jp/tsf/d/%a5%b7%a5%e7%a1%bc%a5%... - 2011年09月19日更新
CASE.02:虚ろなる日々
CASE02があまりにも不完全燃焼だったので補完する意味で外伝を書きました 時間的には女性化されて数週間、まだ女の意識に堕ちていない頃の話です ---- CASE.02 虚ろなる日々 「あっはぁ・・・く・・・ひぁ・・ああああああ」 あの日以来私は草川のペットとして生きてきた。毎夜この醜い中年に体をまかせ、朝、男を見送る毎日、その異常な日常が当たり前になりいつしかその行為に屈辱よりも快感を感じていた。 男に初めて貫かれたとき私はまだ自分のことを"俺"と呼んでいた。その頃の私は男として…
https://seesaawiki.jp/tsf/d/CASE%a1%a5%a3%b0%a3%b2... - 2011年09月18日更新
朝日の詩2
ちち・・・ちちちち・・・・ 朝がやってきた、いつものように小鳥たちが僕をせかすように騒ぎ立てる。今日は香坂先生と精密検査に行く日だ。たしか9時に迎えに来るって言っていたからそろそろ準備しないといけない。 僕は眠い目を擦り未練を断ち切るようにベッドから這い出た。 洗面台へ向かい歯磨きをする。女になって4日目だが未だに目の前の美少女が自分だと信じられない。確かに自分の面影は残っているのだが17年慣れ親しんだ顔とはまるで違う顔には今だ 慣れる事は出来なかった。 「ちょっと真実、女の子なんだから…
https://seesaawiki.jp/tsf/d/%c4%ab%c6%fc%a4%ce%bb%... - 2011年09月18日更新
CASE.01:鈴木恵一2
「すみません、恵がご迷惑をおかけしました。」 「いえ、お気になさらないでください。」 理恵に連れられ帰宅した僕を杉田が出迎えてくれた。杉田は理恵と半ば社交辞令的な挨拶を交わし、理恵もそれに答えた。 「それじゃ私は帰ります。」 「せっかくだから上がっていってください。タクシーを呼びますから」 意外な台詞が杉田の口から発せられた。一緒に居ればそれだけボロを出す可能性が増える。それは杉田もわかっているはず。僕は杉田の真意がわからなかった。 結局理恵はタクシーが来るまで待つことになった…
https://seesaawiki.jp/tsf/d/CASE%a1%a5%a3%b0%a3%b1... - 2011年09月18日更新
CASE.01外伝:鈴木恵一
白い壁の研究室の1室に1組の男女が椅子に座らせていた。その手には手錠がかけられ椅子から立ち上がることが出来なくなっていた。 男は40過ぎぐらいに見えるが引き締まった体のおかげでいわゆる『おやじ』には見えなかった。一方女の方は10代後半だろうか整った顔立ち、肩まで伸びた美しい髪、いわゆる美少女だ。 年の差を考えると親子だろうか。そんな2人を取り囲むのは見るからに胡散臭い黒服の男たちだった。 「さて・・・杉田君とんだ失態だったな。上層部はおかんむりだよ。君には責任を取ってもらわないといけない。な…
https://seesaawiki.jp/tsf/d/CASE%a1%a5%a3%b0%a3%b1... - 2011年09月18日更新
CASE.02:大塚邦夫
CASE.02 今日俺は罪の裁きを受ける。投獄されてから早5年いよいよその日がやってきた。 7年前、20歳の俺は女達を欲望のままに犯し、そして・・・殺した。当時の俺はこの非道な罪に対しても何も感じなかった。そんな俺をマスコミは21世紀のジャック・ザ・リッパーと呼び糾弾した。 7年の月日が経ち、今になって俺の中には罪の意識が芽生えていた。・・・おかしな話だが、それも今となってはどうでもいいことだ。どうせあと数えるほどの時間しか生きることが出来ないのだから。 静寂が支配する監獄に靴音が響く、いよ…
https://seesaawiki.jp/tsf/d/CASE%a1%a5%a3%b0%a3%b2... - 2011年09月18日更新
CASE.01:鈴木恵一
僕、鈴木恵一は林道を走っている。今では珍しくなってしまったレシプロエンジンの音色が心地良く耳に響く。 この林道を抜けると我が家はすぐそこだ。僕はハンドルを握りなおした。 「理・・・」僕は助手席に座る新妻に声をかけようとしたがすぐに止めた。旅行で疲れたのだろう、彼女は可愛らしい 寝息を立てて眠っていた。僕はそんな彼女をかわいいと思いもうしばらく眠らしてあげようと思った。 彼女、笹原理恵と出会ったのは2年前、彼女が1年後輩として新興自動車メーカーアトラスエレクトロニクス、デザ イン2課に配属されたと…
https://seesaawiki.jp/tsf/d/CASE%a1%a5%a3%b0%a3%b1... - 2011年09月18日更新
朝日の詩
朝日の詩 writen by 鶏 いつからだろう朝がこんなにも嫌いになったのは 今日もまた朝日が昇る。世界の夜明け、希望の朝・・・そのような言葉どおり朝は多くの人にとって待ち遠しいものだろう。だけど僕にとって朝は心地良い夢の終わり、 そして現実という悪夢の始まり。 僕の名前は高橋真実(まさみ)県立稲荷山高校に通う高校2年生だ。運動ははっきり言って苦手だが勉強はそれなりに出来る方だ。小学校まではどちらかというと 成績は悪い方だったが中学入った頃、あることがきっかけで勉強に打ち込むようになっ…
https://seesaawiki.jp/tsf/d/%c4%ab%c6%fc%a4%ce%bb%... - 2011年09月18日更新