他の呪印使いがほぼ後衛の為に同じように考えがちだが、実は中衛に該当する。
ゲーム開始時の呪印説明文から、本来は最も呪印らしい立ち位置に存在すると思われる。
攻撃的補助魔法全般、闇と魔の二系統の攻撃魔法を操る事が出来る。
補助役としても魔法役としてもやや中途半端な印象だが、本領は前衛配置のアタッカーで初めて発揮される。
HP・攻撃力・防御力の数値はエストを含めて呪印使いの中で最も高く、全能力が平均からやや上をキープしている。
しかし護法石が固定装備なので耐性に自由が効かず、防御力の長所が伸ばせないのがネック。
[星の大河]が装備出来るので対雑魚攻撃魔法役として使いたくなるが、それでは攻撃力の長所すら消えて完全に劣化ナッチーになってしまう。
<サクリファイス>は攻撃力・魔撃力の両方を参照し、コストの割には極めて高いダメージを与えられる。
[ルナティックウルフ][偽竜の姿絵]は上級武器解禁とほぼ同時に作成出来るので、これらを用いて<サクリファイス>を中心にするのが最も安定する。
最大MPがかなり低い為、[妖精のパンツ]を穿いたとしてもMPに不足感を覚える。
しかし<飛来魔爪><サクリファイス>はコストパフォーマンスに優れているので、[白いドロドロ]で長所を伸ばした方が使い易い。
呪印属性と敵弱点属性が上手く噛み合えば活躍可能で、呪印は装備を整えるのも難しくない。
戦力で考える場合は攻撃偏重の各種スキルを理解し、事前調査と防御面を補う仲間がいるのが望ましい。
パッシブが採取スキルの為、回収に出番がある。
しかし折角の長所が護法石固定のせいで伸ばせない、全く同時期に分かり易い強後衛のナッチーが加入して装備が被る、クリア後に上位パッシブのリラが加入。
出番が全くないといった事態は避けられるが、不遇キャラの一人と言える。
……と、上記の用に通常プレイでは散々だが、<ブロークンハート>+<身代わり>を戦法の主軸に据えた場合では評価は一転する。
呪印キャラの中で最も早い段階で<ブロークンハート>を使え、HPが呪印の中でも高い為に、最も早い段階で、最も強い<ブロークンハート>を使用できる。
パーティ編成画面を開くと戦闘不能はHP1で回復するので、事前にHPを調整する場合は戦闘不能にしてから編成画面を開くとよい。
<身代わり>でダメージを肩代わりする前提なら、護法石固定もある程度は無視出来るのもよい。加入月で[身代わりチョッキ]が手に入るのも追い風。
不安要素はMP不足からくる残弾数だが、3〜4回撃てば中盤の敵のHPは大体削れるので、残りは他のアタッカーで削り落とせる。
前準備こそ必要だが、レベルも上げも殆ど無しに強敵をサクサク倒せてしまうので、RTAでは主要メンバーの一人として使用される程。
戦法のピーキーさや全体回復の使い勝手が悪くなる等のデメリットもあるので相手は選ぶが、上手く決まればボスキラーとして活躍が期待出来る。