彼(周防郁雄)の目的は、素質もタレント性もないので当然権利も主張しにくい、よって”元値の低い”タレントを相対的に安く使い、その割には高い仕事をとってきて、その差額で利益をあげることなのです。もとから技術がある人間を雇う、あるいは、これから教育する価値があるような”スジのある”人間を雇う場合、雇う側は足元を見られます。そういう人は成長が早いだろうし、いずれは独立されたり、ヘッドハンティングの脅しを受けて昇給を飲まざるをえなくなったりするでしょう(こういったタレントはバーニングに適さない、っていうか、もともと入ろうとしないわけです)。
____ /_ノ ヽ_\ それに、こんなことで多少仕事が入っても、安いお。 /( ●) ( ●)\ 俺は ちゃんと歌歌って演技して、印税やギャラを /::::::⌒(__人__)⌒::::: \ がっぽり稼いでくれる娘のほうがいいお | ( ( | \ `ー' / / ̄ ̄\ / _ノ \ | ( ●)(●) . | (__人__) そういう娘は元値が高いんだよ。 | ` ⌒´ノ 安く仕入れて、高く売る!商売の基本だぞ . | } . ヽ } ヽ ノ \ / く \ \ | \ \ \ | |ヽ、二⌒)、 \
”整形費用をだしたのも(宣伝してやったのも)俺、お前が売れたのもそのため。つまり今のお前のタレント性とは、すべて我々が施した後天的なものにすぎず、お前の元来そなわった素質やきらめきを買っていたわけではない、文句があるなら出て行け!”こういわれれば、タレントは搾取を容認するしかありません。もし投資が回収できてなかったら、”出て行け”が”出してやるものか”にかわり、この”強権発動”により、出て行くことさえできません。まさに事務所に足元を見られ、自由や発言権を奪われている、置屋かタコ部屋状態といえましょう。
ホントにあの事務所系列は激やせしちゃう娘が多いです。薬物とかではないでしょう。最初は健康そうでも、世間での実際の人気や自分の実力と、マスコミでの持ち上げられ方のギャップにいずれ気が付いて、自分はもしかして裸の王様じゃないのかと疑心暗鬼になって悩んでしまうのでしょう。ライバル達の恨みもうけるし、コネの効かない現場では冷ややかな対応をうけたりもすることでしょう。・・・実際私からみても、弱小事務所のライバル達の方が、マスコミに散々叩かれてるけど力量が上じゃないか、何よりも芸能界で残っていけそうじゃないか。私は何なのだ??・・・そして売れている証明である所得も大手なのに弱小事務所より安い。搾取されているのではなく本当に儲かっていないのです。関係者への接待、ライバルつぶしを含めて、莫大な工作費がギャラを食いつぶしてしまうのです。ホントに売れそうな人はそんなことしなくても向こうから仕事の依頼が殺到してくるはずです。
結局いえることは、バーニングは、タレントの商品的価値という、半ばタレント個人の持ち物であり、業界全体にプールされた、半ば公共的な物ともいえるものを、自由に社外に持ち出されたくないがために、厳重にカギをかけておきたいだけなのです。それが、他に持ち出せないものである・・というところがミソです。それが、=厳重なカギとなります。カギというより、鎖とでも表現した方が適当かもしれません。つまり、もともとタレント性が低いゆえ、事務所にたいして強いことがいえない弱い人間にたいして、事務所にリアルタイムに所属していなければなんの意味も効果もない(つまり出たとたん無意味になる)”ブーム”とか”安定した仕事”とか、”好感度上位””ステキなママさんタレント”イメージなどの”付加価値”を与え、その交換条件としてタレントの自由を奪うという、この置屋的みたいな拘束が、すなわち”第一の鎖”となるということです。
そしてさらに、この鎖からタレントが抜け出したら”マスコミに言ってバッシングさせるぞ!”全部の会社にファックス送って仕事を干すぞ!”などの脅しでタレントの逃走意欲を防ぎ、身柄をさらに鎖で縛っているわけで、これが第二の鎖となります。というわけで、つまりバーニングのタレントは二重に鎖で縛られている状態なわけです。しかもこの外側の鎖はバータレだけにとどまらず、バッシング、スキャンダルなどのマスコミ操作により、”自分の所属でないタレントの身柄ですら、自分のところから抜けだした元バータレ同様、どうにでも操作できる”という、世界の資本を牛耳るユダヤ資本も真っ青の伝家の宝刀があるおかげで、バーニング以外のタレントをも縛ることができ、彼らの威光は芸能界全体に及んでいるというわけです。
極論をいうと”業界の意見”というときの”業界”とは、タレント個人を含めた業界で働くすべての人間ではなく、すべての芸能事務所でさえもなく、バーニングとジャニーズのみのことを指します。他は入りません。自分の力の割合など全体に比べたら微々たるものですので、他の者を干すことなどできず、当然、意見を通すこともできないからです。