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正式国家名	ウェレンスタル魔法王国
首都名	王都レフェリタリ
統治形態	王政
現在の首長名	ネフェルタード・エッフェンバルト
人口	2500万人
輸出品	穀物、食料品、綿織物、魔法道具など
輸入品	貴金属、毛織物、石材、武具など

確認できる範囲では1000年ほど続いていると言う大王国。
歴代の長は、代々女性が継ぐ事が定められている女王国家。
王の血筋でかつ、女性にのみに発現する大魔法儀式結界『女神の護り』にて守護された都市レフェリタリを王都とする。
大陸の中央にあり、穏やかな気候と肥沃な土地を多く有し、また、最前線からも遠い為に現状は平和そのもの。
それ故に緩やかな速度で政治は腐敗していっている。
現女王も高齢で結界の維持をするので精一杯な為にそれを正せず、現在は彼女の娘たちを派閥として水面下の攻防が行われている。
しかし、３姉妹の姉妹仲そのモノは良好な為に、主権を得ようと暗躍している貴族たちは歯噛みしている。
一重に彼女たちの教育を担当した宰相『ヴァン＝ホーエンヘルメイア』のおかげともいえる状態である。
彼女を筆頭に優秀な頭脳が無能な手足をどうにか制御して現在、この国は成り立っていると言っても過言ではない。
かつての古代魔法文明時代の中心地でもある為に当時の遺跡が数多く存在し、冒険者が最も活動的な場所とも言える。
王都には王立魔法学院が存在する為に魔法の研究が盛んで、有能な魔術師が生まれる土壌が整っている。
また、それらを統括・管理する為の存在である『マジックアカデミー』もそれに拍車をかけている。
しかし、そのアカデミーも現在では資金の横領などが相次いでおり、問題も多く、登録をしない「野良メイジ」と呼ばれるメイジが多く発生する要因ともなっている。