Gitを使用する上での必要な作業と知識。
ユーザ名とメールアドレス設定
ユーザ名を設定
$ git config --global user.name "user name"
ユーザのメールアドレスを設定
$ git config --global user.email "user.email@mail.com "
設定を確認
$ git config --global -l
改行コード設定(windows, Linux, Macのマルチ環境ならば必須)
- 改行コードを、レポジトリ登録時に"CRLF"を"LFに変換、チェックアウト時には"LF"の状態(無変換)で取得する。
$ git config --global core.autocrlf input
- レポジトリ内でのファイルごとの属性を決める。(.gitattribute ファイルの作成)
ファイルをチェックアウトしたときのファイルごとの属性を追加する。
.gitattribute
#git レポジトリに ".gitattribute"を登録する。扱いは".gitignore"と同じ
$touch .gitattribute
".gitattribute"に以下の内容を記述する。(以下はサンプル)
#ファイル設定をデフォルトで判断させる。レポジトリの登録情報によらず"text"属性のファイルはチェックアウト後には"LF"になる。
* text=auto
* text eol=lf
# 例外動作として *.slnのファイルを"CRLF"でチェックアウトする
*.sln text eol=crlf
# "*.jpg"と"*.png"ファイル属性にバイナリ属性を追加
*.jpg binary
*.png binary
下記のコマンドにより、レポジトリに上記設定を反映させる。
# 現在の作業内容をローカルレポジトリに登録
$ git commit -m "Saving files before refreshing line endings"
# レポジトリの登録内容を消す(バージョン管理上の情報は残る)
$ git rm --cached -r .
# HEADに状態を戻し、最新状態にする。
$ git reset --hard
# resetしたあと、.gitattributeの情報により改行コードが変更されている場合、.gitattribute情報に則った情報をレポジトリにコミットする。
$ git add .
$ git commit -m "Normalize all the line endings"
詳細は下記URLを参照
https://help.github.com/articles/dealing-with-line...
Git 入力補完(git-completion)
Cygwin, Linuxの場合はパッケージソフトからインストールできる。
windowsの場合はwindowsのInstallerで入れた場合、CUIソフトのGitBashを使用すれば[TAB]補完がデフォルトでついてくる。
コマンド入力補助、ブランチ名、タグ名の入力補助を[TAB]でしてくれる。ストレスフリーな環境を構築するためには必須機能になる。
注意:cygwinの場合入力補完機能をいれると、補完文字を読み込むため遅くなるため注意が必要。(bash-completionなどを入れる場合はチューニングの必要がある)