五流!!日曜プログラマーのつどい - KinectをPCで使用する方法
既に他のサイトでいろいろと説明されていて必要ないけど,自分はこの手順で動いたという動作報告を兼ねてまとめ.
動作環境Winows7 64bit Home Premium, MEM 4GB

OpenNIを使用した場合

MMD(MikuMikuDance)を使用したい人はこっち.
*OpenKinectのドライバ入ってる場合は先に消しておいてください.

1.OpenNIをインストールする.
 http://www.openni.org/からdownloads->OpenNI Binaries->Stableと辿って,OpenNI Alpha Build for Windows v1.0.0.23をダウンロードします.
 Winodws7 64bitの環境ではProgram files(x86)ではなく,Program filesにインストールします.
 これにはOpenNIのライブラリやドライバ含まれています.
2.avin2-SensorKinectをインストールする.
 https://github.com/avin2/SensorKinect/tree/masterでダウンロードしてきます.
 展開するとbinフォルダの中にSensorKinect-Win32-5.0.0.exeがあるので,これを使ってインストールします.
 Winodws7 64bitの環境ではProgram files(x86)ではなく,Program filesにインストールします.
 これは簡単に言うとKinectのドライバです.
3.NITEをインストールする.
 http://www.openni.org/からdownloads->OpenNI Compliant Middleware Binaries->Stableと辿って,PrimeSense NITE Beta Build for Windows v1.3.0.17をダウンロードします.
 Winodws7 64bitの環境ではProgram files(x86)ではなく,Program filesにインストールします.
 インストール時にキーを求めてくるのでこれを入力します.→0KOIk2JeIBYClPWVnMoRKn5cdY4=
 これはソフトのインターフェース部分のような気がするようなしないような.
4.xmlファイルを書き換える.
 NITEをインストールしたところ,デフォルトでは多分C:\Program Files\Prime Sense\NITE\Data.
 この中にSample-Scene.xml,Sample-Tracking.xml,Sample-User.xmlがあります.
 このファイル全てについて,
 <MapOutputMode xRes="320" yRes="240" FPS="30"/>を<MapOutputMode xRes="640" yRes="480" FPS="30"/>に書き換えます.
 そして,
 <License vendor="PrimeSense" key=""/>を<License vendor="PrimeSense" key="0KOIk2JeIBYClPWVnMoRKn5cdY4="/>とします.
 またはこの行はコメントアウトして消してもいいようです.
5.環境変数の設定
 環境変数をこのように追加します.環境変数をいじったのでログインしなおしてください.
変数
XN_SENSOR_VENDOR_ID0x045E
XN_SENSOR_PRODUCT_ID0x02AE
XN_HOST_PROTOCOL_ALGORITHM_REGISTRATION0x40
6.動作確認
 インストールしたところの,Prime Sense\NITE\Samples\bin\,OpenNI\Samples\bin
 の中にサンプルプログラムが入っているので実行してみてください.動けばOKです.
  • 動かない場合
Sample-User.xmlの中の<ProductionNodes>〜〜</ProductionNodes>を次のように書き換えてみる.
 <ProductionNodes>
         <Node type="Image" name="Image1">
                 <Configuration>
                         <MapOutputMode xRes="640" yRes="480" FPS="30"/>
                         <Mirror on="true"/>
                 </Configuration>
         </Node>
         <Node type="Depth" name="Depth1">
                 <Configuration>
                         <MapOutputMode xRes="640" yRes="480" FPS="30"/>
                         <Mirror on="true"/>
                 </Configuration>
         </Node>
         <Node type="User" name="User1"/>
         <!--
         <Node type="Audio" name="Audio1">
         </Node>
         -->
 </ProductionNodes>

7.おまけ-MMDへ繋ぐ
MMDとKinectが接続できたら,モデルと自分の動きを合わせるための位置合わせが必要です.
Kinectの前に立ってこのポーズをしてください.上手くいけばミクもこのポーズを取るはずです.
※他にいいAAがなかったもので・・・

                                 ,.へ
  ___                             ム  i
 「 ヒ_i〉                            ゝ 〈
 ト ノ                           iニ(()
 i  {              ____           |  ヽ
 i  i           /__,  , ‐-\           i   }
 |   i         /(●)   ( ● )\       {、  λ
 ト−┤.      /    (__人__)    \    ,ノ  ̄ ,!
 i   ゝ、_     |     ´ ̄`       | ,. '´ハ   ,!
. ヽ、    `` 、,__\              /" \  ヽ/
   \ノ ノ   ハ ̄r/:::r―--―/::7   ノ    /
       ヽ.      ヽ::〈; . '::. :' |::/   /   ,. "
        `ー 、    \ヽ::. ;:::|/     r'"

OpenKinectを使用した場合

簡単なので簡単に説明します.
http://ajaxorg.posterous.com/からKinect-v??-withsource.zipをダウンロードして展開します.
グラフィックボードがしょぼい人はv14でないと動かないそうです.
ドライバをインストールします.OpenNIのドライバを入れている場合は消しておいてください.
PCにKinectを挿します.Windowsが自動でインストールしようとしますができないはずです.
デバイスマネージャを開くと,XBOX NUI Camera, XBOX NUI Motor, XBOX NUI Audioが表示されているはずです.
1つ1つ右クリックしてドライバソフトウェアの更新を行ってください.このとき自動更新ではなく手動を選択してください.
そしてKinect-v??-withsource\Driversのフォルダを指定すればOKです.
成功すればKinect-v??-withsource\Kinect-Demo.exeが動くはずです.

参考にしたサイト