黒岩よしひろによる変身ヒロイン忍者アクションマンガ。魔王復活をたくらむ森蘭丸ら魔導忍邪衆と、主人公・本能寺飛鳥たちの闘いを描いている。主人公である飛鳥は、特殊なプロテクターでレオタード姿の変幻戦忍アスカに変身する。
本作の終盤では、敵の女幹部である
水鬼姫との闘いが描かれる。そして、水鬼姫の部下として登場するのが、美少女ばかりからなる4人組のくノ一邪魔忍(ジャーマニー)である。ちなみにメンバーはそれぞれ新体操をイメージした武器を使用する。
水蜜は邪魔忍のリーダーを務める少女くノ一。関西弁で話し、バトンを利用した戦いを得意とする。単純な戦闘能力だけでなく、連載時点では明らかにされていなかった飛鳥の兄の本当の実力を見抜くなど洞察力にも優れている。
作中における主人公たちとの戦いでは、水鬼姫による策略で水の壁によって飛鳥たちが分断された際に、飛鳥の兄・大地を担当し彼を一方的にいたぶる。ちなみにこの時に、「この男が一番強いと思った」ということをつぶやき、大地の弱さを訝しがる場面がある。
その後、水鬼姫が飛鳥に仲間たちが傷ついた姿を見せつけようとして水の壁を取り去った後にも、飛鳥との戦いの中で攻撃を悠々とかわしながら大地を執拗に攻撃している。
その後、飛鳥の奮戦もむなしく、大地は水鬼姫の手によって飛行船から落とされて死亡
*1。ここで怒りに燃える飛鳥がプロテクター
*2を装着する。水蜜は、プロテクターを装着し変幻戦忍アスカとなった飛鳥に立ち向かうが、パワーアップした飛鳥に圧倒される。
最後は、「水鬼姫に手の内を見せる必要はない」と乱入してきた飛鳥の仲間、成馬と力太郎に攻撃される。彼女は、成馬の剣による斬撃を回避した後、続けて襲ってきた力太郎の扇も「タイミングが大外れやわ」と小ばかにしつつ、弾き飛ばす。
しかし、これらの攻撃は囮であり、続けて襲ってきた、成馬と力太郎の前後からの同時斬撃をかわしきれず死亡・消滅した。