本作はジュブナイルポルノで、デモニア星を征服した悪の組織の『デモニア救星団』の下っ端の主人公濁川庸がいわゆる怪人ポジションである暗黒騎士と共に正義のヒロインたち『セイント・エージェント』と戦っていくという筋書き。
正義側がバズーカや無重力砲などの兵器を情け容赦なく使ってきたり、作中で戦闘員に死亡者も出たりなど、かなり真面目な戦闘が書かれている。
インフィニアは本作の暗黒騎士の一人。頭に角が生えている鬼の娘で、徹底して自身の肉体のみで戦う。
戦闘員から出世して暗黒騎士になったという過去ゆえにその地位に執着したり、対抗心で仲間の暗黒騎士を挑発したりといった描写が見られ、主人公も少し彼女に嫌悪感を抱いていた。
彼女は最初期は他の暗黒騎士と肩を並べていたものの、次第に濁川庸の働きで彼女のライバルの暗黒騎士であるアイゼナハ
*1の力が増大した直後からバズーカで吹き飛ばされたり、無重力弾で地面に叩き付けられて拘束され捕虜寸前になるなどひたすらやられ始めるようになる。
その結果上司に愛想をつかされて戦闘員に格下げされることを恐れた彼女は、濁川を色仕掛けで篭絡して自身の部下にし、アイゼナハを追い抜こうと画策する。
しかし濁川は
なぜか色仕掛けに引っかかり、結果彼女の能力も上昇して良い戦果を残すようになり降格を免れた。
その後濁川はアイゼナハとインフィニア2人の部下ということになり、それ以降彼女はメインキャラの一人になっている。