本作は「悪魔城ドラキュラ」を手掛けたIGA氏がプロデュースした横スクロール型2DアクションRPG。近代的なゲームエンジンの使用により奥行きを持たせているかのような3D調の背景やモデルが特徴。
物語は、物語の舞台は18世紀のイギリス。孤児であるヒロインの「ミリアム」は、当時魔術と科学の融合させた研究をし地位を確立した錬金術師ギルドの暴走により悪魔召喚の儀式に際して生贄となる存在であったが、儀式の直前に謎の眠りに落ち、儀式を免れ生き残る。 時を止めたような魔術的な眠りにより、10年ほど歳をとらず眠り続けた。
その眠りから覚めた時、かつての仲間である「ジーベル」が、大量の悪魔を召喚したことを知り、彼と交わした約束を守るために、悪魔の巣くう城へと赴く。
その悪魔城へ船を出港させて向かう途中に悪魔の襲撃に遭い、船を攻撃する悪魔を蹴散らし続けるとお目当てのジーベルが突如目の前に現れる。ジーベルに事の経緯を聞き、悪魔召喚をやめるよう説得するも、ジーベルの不本意な錬金術実験台にされた恨みは晴れず交渉は決裂する。そして、「俺を止めに来たのだろう?ならば探し出して見ろ。」と挑発するかのようなセリフを最後にジーベルは姿を消す。
そこから赤い触手がミリアムめがけて襲い掛かり、ウェパルが登場し戦闘することになる。この魔物が本編の初ボスということもあり、まだこの手のゲームに慣れてないプレイヤーは手痛い洗礼を受けることうけ合いとなるだろう。
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やられ場面。本作のボスは一様にガラス細工のように固まり、砕け散る。その際の破片がミリアムに刺さり、悪魔の力を得て冒険の一助となる |