女ザコ・敵女・悪女情報wiki - エスデス(アカメが斬る!)
「楽しいなあ アカメ!」

キャラクター名

No.971 エスデス将軍

登場作品基本情報

「アカメが斬る」 

マンガ

 タカヒロ(原作)・田代哲也(作画)/スクウェア・エニックス/2010年

アニメ

 WHITE FOX/2014年

登場シーン詳細情報

マンガ

 全編に登場

アニメ

 全編に登場

CV

 明坂聡美

外見

 軍服姿の青い長髪の女性。

概要

 ファンタジー風の世界を舞台にしたアクションマンガ。少年タツミは帝国の圧政から村を救うために帝都に出稼ぎに出るが、あることから殺し屋集団ナイトレイドの一員となる。そして、腐敗した帝国に立ち向かっていく。
 作中には、特殊な武器“帝具”を駆使してさまざまな技を操る殺し屋が数多く登場する。

 エスデスは本作のメイン悪役であり、最終的にはラスボスとなる帝国将軍の1人である。危険種(魔物)の生き血であるという帝具「魔神顕現デモンズエキス」を飲んだ結果、氷を操る能力を獲得している。これは、応用が利く能力で氷で剣を作り出すことが出来るほか、大量の氷を空中などに生成したり、兵隊を作ることも出来る。また、最終的には「時を凍らせる」=時間停止の能力さえも獲得している。

 ちなみに徹底的な弱肉強食主義者・実力主義者・戦闘愛好者であり、弱者が強者に従うのは当然だと思っている。一方で、人情味がある人物でもあり、部下のことを思いやったり、部下の敵討ちを墓前で誓う*1などの描写もある。また、作中では、紆余曲折を経て、主人公タツミに恋愛感情を抱いており、最後まで執着していた。

原作

 全編を通して、出番があるキャラクターであるが、作中での大体の活躍は以下の通り。

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 このように帝国軍の将軍として活躍し続けたエスデスであるが、最後は反乱軍の攻撃の前に帝国が追い詰められている中、タツミとの一騎打ちを望む。しかし、もう1人の主人公アカメによって邪魔をされ彼女と戦うことになる。

 しかし、その途上、帝国軍は敗走し、彼女は反乱軍に取り囲まれてしまう。そこで、彼女は溜めていた力を開放し、帝国の大部分を氷雪で覆ってしまう。その後は、反乱軍の帝具使い達と戦いを繰り広げ圧倒的な力を見せるが、その最中アカメに不意を撃たれ片腕を失う。

 それでもエスデスは焦りも見せず、反乱軍と戦いを続けるが、ここで帝具村雨の”奥の手”である役小角*3を発動したアカメが姿を現し、最終対決となる。

 この戦いでもエスデスは押し気味に戦いを進める*4。しかし、最後はアカメの村正を折った際に、アカメによる「エスデスの剣を拾い空中に飛んでいた村正の刃先を押し戻す」、という攻撃により心臓を刺され致命傷を負う。

 最後は自ら全身を凍らせて砕け散って死亡した。

アニメ版

 主人公のタツミが最終回直前に死亡しているなど、終盤の展開が原作と異なるが、最終的にアカメとの決戦になるのは同じである。アニメでは周囲に氷の壁を作り、アカメとの最終決戦に臨む。そして、押し気味に戦いを進めるが、原作と同じくアカメが奥の手*5を繰り出し、激しい戦闘となる。

 最後は、アカメの渾身の一撃に対して、時間を凍結させて動きを封じる。エスデスは勝利を確信したが、彼女が視認していたのはアカメの残像であった。そして、時間凍結の解除直後に、本体は空中高く跳んでいたアカメによって、斬られてしまう*6。最後は、主人公タツミの遺体を抱きかかえ、原作と同じように全身を凍らせて砕け散った。

見どころなど

 主人公アカメのライバル的存在であり、物語の序盤から登場し最終ボスまで務めるキャラクター。徹底した実力主義者といったキャラで強烈な印象を残した。一方で、キャラクター性が強いせいかやられ役という印象は少ないかもしれない。

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その他

 外伝である『アカメが斬る 零』にも少しだけ登場し、メラルド・オールベルクと対決している。

関連項目