キャラクター名
No.822 エニグマ/瑠波(ルーパ)/主人公の母(憑依)
アニメ
第12話 「母は帰りぬ」 〜第13話 「永遠のファントム・ワールド」
外見
第12話では主人公の生き別れの母に化けて登場。(若い主婦といったたたずまい)
第13話では正体を現し、洋装で黒髪のロングヘアー、口裂け女を彷彿させる装い(口は裂けていない)
概要
特殊なウイルスが流出する事件ののち、人類は脳構造が突然変異し、『ファントム』と呼ばれる幽霊や妖怪を認識できるようになり、子供達の中には特異能力を持つものが現れた世界。
そんな中、特異能力をもった子供達は比較的楽天的に部活動やボランティア感覚で、人に危害を加えるファントムを退治していた。
・アニメ12話
「特異能力者襲撃事件」が続発し、特異能力者から能力が奪われる事件が続発する。
一方主人公一条晴彦は離婚して家を出て行ったはずの母親が突然帰ってくるという事態に大喜びして失われた時間を取り戻すかのように接していく。
ところが他のメンバーが違和感を感じないでもないなか、顧問のアリスから「晴彦の母に捜索願が出ている」という連絡が入る。
正体の露見に晴彦の母の肉体を捨て姿を現したエニグマは、その刹那、晴彦から特異能力を奪って去っていった。
・アニメ13話
エニグマは人間がファントムに人間の遺伝子を組み込んで化学処理して作り出した人間でもファントムでもないものであり、本来は人体実験や労働力確保、人体実験用素体として作られたものである事が判明する。
見どころなど
晴彦の若くて美人な母に憑依からの正体露見、体を抜け出た後もさらに美しい姿で主人公たちを圧倒してくれます。
13話では身の上話をした上で世界制服宣言、わざわざ晴彦の母に化けてトドメを刺すと言い出し顔芸付きで攻撃をしてくれます。
さらに裏技みたいな行為で主人公達が復活して、顔芸→総攻撃をうけて身動きをとれなくなり、結晶化して捨て台詞をはいたのち消滅、 という絵に描いたような理想的な悪役として散ってくれます。
アニメの製作側はハナから続編を作る気がなかったようで、味方中心メンバーにアニメオリジナルキャラが二人もいたり、原作で主人公達に勝つはずのエニグマが倒され、大円団になるように改変したためこれによってエニグマは奇跡的悪役になれたといえます。
小説版に登場する瑠波(ルーパ)
アニメのエニグマに相当する小説版のキーとなるファントムで、「特異能力者襲撃事件」の犯人。
ここまではアニメも同じだが、瑠波に脳内情報を奪われた人間は消滅して元々いなかった事になってしまう。
アニメと同じく容姿はさまざまな人間のそれに変化させることができる。
小説版では主人公達を打ち負かし物語の大転換点となる。
小説版はここからかなりシリアス(鬱)展開になっていくらしい。