なんといってもその異様にエロい格好であろう。
このゲームの女妖精は女王エルファリア以外みんな露出狂だ。
しかもドット絵の描き込み具合が異様に細かく、やられモーション・ダメージボイスともに完備しているという豪華仕様。
ただしゲーム自体の難易度がかなり高めなので、エロ衣装に見とれていると
矢ぶすまに射殺されかねない。
ゲーム内テキストで「
死んだ敵は魔力に変換され云々……」と死を明言されている。
ここまではっきり断言するのは、この手のゲームではめずらしい。
やられると地面に倒れ付し、少しの間だけ遺体が残るものの、最期には魔力の霧となって儚く消えてしまう。
好みが分かれるところだが、肉体消滅が好きな人にはたまらない演出だろう。
なお、このとき放出された魔力は各主人公の武器に吸収させることが可能。
メルセデス編では味方なのでやられはない……かと思いきや、女王エルファリアの崩御をきっかけにして王女メルセデス派と妖精伯爵メルヴィン派の間で内戦が勃発し、伯爵派の妖精兵を倒す羽目になったりする。
メルセデス派の妖精もデモシーンで王女を庇って斬られたりするなど、彼女たちに安住の時はない。
前述したように、最終的には妖精王女メルセデスも他の4人の主人公と協力することになる。
その経緯は丁寧に描かれており理不尽ではないのだが、斬られたり撃たれたり突かれたり触手になぶられたり
*2して散っていったザコ妖精たちのことを思うとやはり無常感がある。