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廃棄されたギアを使って全身をサイボーグ化し生き返ったジーナ
*3は、衛星軌道上に浮かぶギア製造プラント『星舟』へと向かう。『星舟』に侵入したジーナはギアの力で『星舟』を融合、全世界に復讐するために地球に大量のギアを落下させようと目論む。人類滅亡を防ぐためにティールは浮遊大陸ツェップの軍部や、闇慈・瑞葉の神道兄妹と共に『星舟』に立ち向かう。ティールの物質変換光線とツェップの砲撃により『星舟』は粉砕されるが、コアであるジーナは生き延びており、ツェップを破壊するためにギアを流星に変えて打ち出す。次々に流星を迎撃していくティールの姿を見て、ジーナは「兵器なんか人を殺すために存在していればいい」「(それを行えないお前は)所詮は三流の兵器」と嘲る。
だが、瑞葉はその声に「誰も兵器なんかじゃない!!」と叫び、ただ一人闘い続けるティールの元へと駆け寄る。様々な人間たちの心に触れたことで、ただただ暴れ回るだけだったティールの「力」は、その特性通り「変わっていった」。瑞葉の意志と、ティールの力が合わさった光の柱が、『星舟』を貫いた。
争いが終わり、光の過ぎ去った空には、戦士たちの作る未来に希望を馳せる一人の女と、幾千の鳩たちだけが残っていた。