窮地に陥ったフロージェは、みずから精鋭を率いてスパズの本陣に奇襲を掛けた。しかしスパズはフロージェの決死の襲撃を一蹴、彼女を捕らえ、まさに陵辱せんとした時
*4、突如乱入者が現れる。ケインツェルが援軍を率いて駆けつけたのだ。
強敵出現に勇み立つスパズであったが、ケインツェルは彼女を一瞬で貫き、重傷を負わせる
*5。(19巻はここまで)
(以下、コミックス未発売のため折りたたんであります)
しかしスパズはなおも挑みかかり、その怪力と雷撃の猛攻にケインツェルは剣を失ってしまう。あわやと思われたその時、ケインツェルの仲間が炎でスパズを焼く。その隙を見逃すケインツェルではない。仲間の投げよこした武器(スパズの得物である)を手にするや、驚愕の表情を浮かべるスパズに刃を振るう。逞しい肉体を豊満な乳房ごと切り刻まれ、スパズは血飛沫を上げながら倒れ、絶命した。(『月刊ビッグガンガン』2017年1月号)