No.776　テレナ　*1

｢新リヨン伝説　もう一人のフレア｣　

　ワイズガイ制作・メディアステーション販売／1999年

　全１巻。

　不明

　緑色の長髪をした爆乳の女性。衣装は場面によって異なるが、胸元を強調したロングドレスが多い。本性を表すと、上半身が全裸の女性、下半身が女性器を思わせる巨大な触手怪物の姿となる。また、片目が爬虫類のようになったり、口から触手を出したりする場面もある。

　ファンタジー風*2の世界リヨンを舞台にした作品。本作では、前作・漆黒の魔神にも登場した戦士バロンジークと女剣士ネリスに加え、フレアという名の少女が活躍する。

　物語は以下のようなもの。ジークとネリスが手合わせをしようとしたところに裸の少女が現れる。彼女はフレアという女性に助けられたと彼らに伝えるが、直後に体内から虫によって食い破られて死んでしまう。そこでジークはその謎を解くため、少女の体にあったものと同じ紋章を掲げるある屋敷に向かう・・・という内容。

　テレナは本作のメイン悪役で屋敷の女主人である。彼女は自分の屋敷に多くの男女を集め、淫らな行為を行わせていた*3。そして、本作のメインキャラクターの一人であるフレアを捕らえると、彼女を性的にいたぶっていた。

　作中では、その後ジークがたずねてくるが、テレナはそれを喜んで受け入れる。さらに入浴中のジークに性的な奉仕まで行う*4。

　さらに、テレナはジークたちに食事を振舞うが、食事中にジークに魔物を倒す剣*5を見せられ気分が悪くなってしまい席をはずす。ちなみにこの後、なぜか声がエフェクトがかかったように低くなっている。おそらく、本性を表したことを示す演出と思われる。

　その後、テレナはジークが３００年前に彼女を封印した”バロンの血族”に連なるものであることに気づく。そして地下へ行くと、本性である下半身が巨大な触手怪物という姿になり、捕らえている女性たちの精気を吸ってパワーアップしようと試みる。なお、その途中ネリスが乱入してくるが、あっさりと触手で捕縛している。

　すると、そこにジークも現れる。彼女はネリスや女性たちを人質に取り、ジーク相手にもダメージを与え、戦闘を優位に進める。が、その時、捕縛されたネリスが取り落とした剣をフレアが拾い上げる。すると、なぜか剣*6が本来の力を発揮する。最後はジークとフレアの攻撃によって十字に切断され、爆発して死亡した。

　爆乳と美しい外見が魅力的な敵女。主人公とのセックスシーンもあり、怪物化しても上半身は人間のままである（顔芸はするけど）。一方で、本性を表してからは、なぜか声が低くなってしまい、いまひとつ萌えなくなってしまうのが残念である。

リージャ（新・リヨン伝説　漆黒の魔神）