女ザコ・敵女・悪女情報wiki - ネヴィア(エルヴァンディアストーリー)

キャラクター名

No.108 ネヴィア

登場作品基本情報

「エルヴァンディアストーリー ―白狼の騎士―」

マンガ

 いしぜきひでゆき(原作)・森本尚司(漫画)/リイド社/2007年

登場シーン詳細情報

 第7〜9話(第2巻)  

外見

 ボンデージ風の装束にマントを纏う。武器は刃の付いた扇(扇舞刀)。

概要

 伝説の剣・七神剣(セブンズソード)を欲し、プロイツ帝国が大陸に侵攻した。剣と関わる少年・少女、帝国に対する反乱軍達の戦いを描く物語。同名のゲームとのコラボ作品。

 ネヴィア指揮下の大軍が反乱軍本拠地に迫る。数に劣る反乱軍は全軍が出撃、これを迎撃する。しかしこの“全軍”は大がかりな陽動であり、少数の精鋭部隊が帝国軍本陣を奇襲するという策であった。
 奇襲を行うのは、帝国に滅ぼされたゲネス王国の王女・フィアナ、その従者ロインら。帝国兵に偽装して本陣に潜り込み、ネヴィアへ肉薄するフィアナであったが、手練れのネヴィアにあっさりといなされる。ネヴィアの剣がフィアナに迫るその時、ロインが身を挺してフィアナを救う。
 ロインは王家に伝わる七神剣の一本をフィアナに託して息絶える。忠臣の死に悲痛な叫びを上げるフィアナであったが、剣がその叫びに応え、そしてフィアナも剣に選ばれた者(白狼の騎士:ホワイトウルフ)として覚醒。急激に増した身体能力によりネヴィアと渡り合い、鳩尾を串刺しにする。そしてロインの無念を思いつつ、苦痛と驚愕に呻くネヴィアを斬り捨てたのだった。      

見どころなど

 年増・巨乳・ボンデージ風衣装と三拍子揃った悪役女。
 高位の軍人であり、腕も立つが、いわゆる「イヤボーン」展開に斃れた。もっとも、フィアナを最期の瞬間まで「小娘」と侮るなど慢心ゆえの敗北としての側面も大きいが、そのあたりも悪役女としての魅力と言える。
自慢の扇舞刀をはじき飛ばされた次の瞬間、串刺しにされるネヴィア

 また戦闘前には、謎めいた騎士・ジュレン(いわゆる宿命の敵キャラ)がみずからの指揮下に入ったことをいぶかしむシーンがあり、「坊やが何を画策しようとも、女に勝てる男なんていないって事を思い知らせてあげるわ」とうそぶく。しかし実際には、ジュレンはネヴィアの敗死・帝国軍総崩れを予見・画策しており、結局彼女はジュレンの手のひらで踊っていたに過ぎなかった。このあたりの甘さ・哀れさも、彼女の悪役女・やられ役としての魅力に一役買っていると言えるだろう。     

その他

 同名のゲーム(発売:スパイク/PS2用シミュレーションRPG)のコラボ作品であり、ゲームの舞台の100年前を描いている。ゲームの方は「ク○ゲーオブザイヤー」の有力候補となる程の出来であったという。

関連項目