年増・巨乳・ボンデージ風衣装と三拍子揃った悪役女。
高位の軍人であり、腕も立つが、いわゆる「イヤボーン」展開に斃れた。もっとも、フィアナを最期の瞬間まで「小娘」と侮るなど慢心ゆえの敗北としての側面も大きいが、そのあたりも悪役女としての魅力と言える。
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自慢の扇舞刀をはじき飛ばされた次の瞬間、串刺しにされるネヴィア |
また戦闘前には、謎めいた騎士・ジュレン(いわゆる宿命の敵キャラ)がみずからの指揮下に入ったことをいぶかしむシーンがあり、「坊やが何を画策しようとも、女に勝てる男なんていないって事を思い知らせてあげるわ」とうそぶく。しかし実際には、ジュレンはネヴィアの敗死・帝国軍総崩れを予見・画策しており、結局彼女はジュレンの手のひらで踊っていたに過ぎなかった。このあたりの甘さ・哀れさも、彼女の悪役女・やられ役としての魅力に一役買っていると言えるだろう。