雨宮慶太原作の特撮アクションドラマシリーズ。内容は黄金に輝く狼を模した鎧を纏った戦士・魔戒騎士が、人間の邪悪な心に寄生し魔物に変えるホラーと呼ばれる怪物と戦うというもの。深夜帯で放送されていたことからも分かるように、いわゆる”大人向けの特撮”である。
本記事で紹介するのは、2010年に公開されたホラー・カルマとの戦いを描いた劇場版「RED REQUIEM」に登場するホラー。最初はベビーカー
*1を押す女性として登場し、怪しい男(実は魔戒法師と呼ばれるホラー退治の専門家)に追われ人気のない駐車場らしき場所に追い込まれる。
彼女は居合わせた別な男(上に同じ)に助けを求めるが拒絶され、怯えるそぶりをみせる。しかし、直後に2人組は魔導火
*2を使い彼女がホラーであることを確認する。
正体がばれたバウルは開き直った表情を見せると、手近にあったスクーターを男たちに投げつけ戦闘になる。彼女はアクロバティックな動きを見せ男2人を苦戦させる(ちなみにこの過程で片腕の擬態が解け、怪物としての腕が露になる。)。そして、2人を追い詰めると、空中に飛び上がり攻撃を加えようとする。
しかし、突如として現れた少女:魔戒法師 烈花の不意打ちを受けて、車の上に落下する。バウルは烈花と格闘戦を繰り広げるが、烈花のかかと落としをくらい怯んだところを、男2人の攻撃(電撃のような遠距離攻撃)を受けたホラーとしての正体を現す。最尾は烈花の攻撃によってとどめを刺され爆散した。