裏の動画投稿サイトDEAD Tubeをめぐる参加者同士の戦いを描いたバイオレンスマンガ。本作の主人公・町谷智浩はヒロインの真城舞に動画撮影を依頼されるが、その後彼女が殺人を犯し…という衝撃的な出だしから始まる物語。
DEAD Tubeの主なルールは以下の通りである。
- 期間ごとにテーマに沿った動画を投稿し、視聴数が1位の動画投稿者には1再生につき10万円が支払われる
- 動画投稿が最下位だったもの*1は、すべての参加者が動画撮影に使用した費用と犯罪の罪を負う。
したがって、動画投稿者は投稿にあたり犯罪行為もいとわなくなっている。また、当然のことであるが、背後には「大きな何か」が動いていることが示唆されている。作中では、主人公はヒロイン
*2に誘われて動画投稿者同士の争いに巻き込まれていく。
ゲス川乙女・榊原G・バルス婦人たちは第6巻〜第8巻の「15秒動画編」に登場する悪役たちで、DEAD Tubeへの動画投稿のプロフェッショナルである。ちなみに、この3人の他、巨大な女性・DX48と、まっちょんという刀使いを含めチーム「凶煉座」と名乗っている。
「15秒動画編」では、ジョージ.Lという男の策略により、生徒たちがDEAD Tubeへの動画投稿を競い合う
*3極限状態になってしまった中学校が舞台となる。そして、ジョージ.Lがゲームを盛り上げるために呼び寄せたのが、プロのDEAD Tuberであるチーム「凶煉座」である。
彼女たちは、主人公の妹である町谷花菜を撮影するために、一般学生を殺害しながら行動を開始する。その後、彼女たちは町谷花菜をとらえると拷問を加える。すると、そこに主人公たちが現れる。それを別な場所から見ていたジョージ.Lは、その様子を主人公が撮影することを期待するが、主人公は妹の姿を撮影することはできなかった。結果、ジョージ.Lの命令で町谷花菜は殺害されてしまう。それを見て激高した主人公は、その場で気絶していたヒロイン
*4にこの場にいるゲス川乙女・榊原G・バルス婦人の3人を殺すように命じる。以下の展開は個別に解説する。