女ザコ・敵女・悪女情報wiki - バルス婦人/榊原G/ゲス川乙女(DEAD Tube〜デッドチューブ〜)
左:ゲス川乙女/中:榊原G/右:バルス婦人
「わ… 私の美しい顔に…」

キャラクター名

No.1000 バルス婦人/榊原G/ゲス川乙女 

登場作品基本情報

「DEAD Tube〜デッドチューブ〜」

マンガ

 ヤマグチミコト(原作)・北河トウタ(作画)/秋田書店/2015年〜

登場シーン詳細情報

マンガ

 第7巻〜第8巻に登場

外見

バルス婦人
 白いロングドレス姿の女性。髪型は縦ロールである。物語途中で下着姿になる。
ゲス川乙女
 スカジャンに短パン姿の女性。傷だらけの顔が特徴で牙が生えている。
榊原G 
 白い長髪にマイクロビキニ姿の筋肉質な女性。

概要

 裏の動画投稿サイトDEAD Tubeをめぐる参加者同士の戦いを描いたバイオレンスマンガ。本作の主人公・町谷智浩はヒロインの真城舞に動画撮影を依頼されるが、その後彼女が殺人を犯し…という衝撃的な出だしから始まる物語。

 DEAD Tubeの主なルールは以下の通りである。
  • 期間ごとにテーマに沿った動画を投稿し、視聴数が1位の動画投稿者には1再生につき10万円が支払われる
  • 動画投稿が最下位だったもの*1は、すべての参加者が動画撮影に使用した費用と犯罪の罪を負う。

 したがって、動画投稿者は投稿にあたり犯罪行為もいとわなくなっている。また、当然のことであるが、背後には「大きな何か」が動いていることが示唆されている。作中では、主人公はヒロイン*2に誘われて動画投稿者同士の争いに巻き込まれていく。

 ゲス川乙女・榊原G・バルス婦人たちは第6巻〜第8巻の「15秒動画編」に登場する悪役たちで、DEAD Tubeへの動画投稿のプロフェッショナルである。ちなみに、この3人の他、巨大な女性・DX48と、まっちょんという刀使いを含めチーム「凶煉座」と名乗っている。

 「15秒動画編」では、ジョージ.Lという男の策略により、生徒たちがDEAD Tubeへの動画投稿を競い合う*3極限状態になってしまった中学校が舞台となる。そして、ジョージ.Lがゲームを盛り上げるために呼び寄せたのが、プロのDEAD Tuberであるチーム「凶煉座」である。

 彼女たちは、主人公の妹である町谷花菜を撮影するために、一般学生を殺害しながら行動を開始する。その後、彼女たちは町谷花菜をとらえると拷問を加える。すると、そこに主人公たちが現れる。それを別な場所から見ていたジョージ.Lは、その様子を主人公が撮影することを期待するが、主人公は妹の姿を撮影することはできなかった。結果、ジョージ.Lの命令で町谷花菜は殺害されてしまう。それを見て激高した主人公は、その場で気絶していたヒロイン*4にこの場にいるゲス川乙女・榊原G・バルス婦人の3人を殺すように命じる。以下の展開は個別に解説する。
ゲス川乙女
 金属バットで戦うヤンキー風の女性。戦闘開始後、ヒロインに不意打ちされ片目をつぶされる。そして、ヒロインと真正面から殴り合いになるが、最後は全身の骨を砕かれて戦闘不能となった。その後、バルス婦人はヒロインを射撃しようとした際に、盾にされて死亡した。
榊原G
 筋肉質で体格の良い女性格闘家。戦闘開始後に、ゲストキャラの金子銀*5と対峙する。

 彼女は圧倒的な技術で金子銀を圧倒し、窓から放り出そうとする。しかし、金子銀は彼女を巻き込んで落下する。それでも死ななかった彼女は、同じく生きていた金子銀と改めて対峙するが、場面が切り替わった際には腹部に鉄骨が刺さった状態で死亡していた。
バルス婦人
 重火器を保有するなど、3人の中で最も戦闘力が高いキャラクター。戦闘開始後、ヒロインとゲス川乙女の戦いを観察し続けていたが、ゲス川乙女が殺されそうになったのを見て、助けるためにヒロインを銃撃する*6*7。しかし、彼女は隙をつかれ顔面を殴られるといったんは逃亡する。

 その後、追いかけてきた主人公とヒロインに対して、生き残っていた一般学生を人質に取りヒロインと人質の交換を申し出る。しかし、ここでヒロインが人質たち*8に「このままでは殺されるので最後まで足掻け」と発破をかける。

 バルス婦人は抵抗する人質に気を取られてしまうが、その隙に主人公とヒロインは扉を盾にバルス婦人に近づくと、彼女の顔面を殴打する。それでもヒロインの太ももを打ち、とどめを刺そうとするバルス婦人であったが、この時、榊原Gを撃破した金子銀が突如として現れ彼女を刀で串刺しにする。最後は串刺しになった刀の柄をヒロインが握りしめた状態から一気に振り回し、バルス婦人は一刀両断されて死亡した。

見どころなど

 バトル要素のある本作であるが、本作の多くの悪役は表の顔をもつ一般人で戦闘能力はさほど高くない。それに対して、チーム「凶煉座」の面々は、それぞれの戦闘力が高く、いかにもマンガらしい悪役となっている。

 ちなみに、作中で最もえげつない行動をしているのはバルス婦人で、主人公の妹の首を切断して殺害したほか、一般生徒を人質にして命乞いをする姉妹を無意味に殺害するなど悪辣さが目立つキャラクターになっている。また、顔芸率も高い。

 また、サービスシーン的には、特にバルス婦人は下着姿になる場面があり、榊原Gはマイクロビキニ姿であるなど、おいしい描写も多い。

クリックで開く

関連項目