No.561　ヘラー

｢合体天使ユーナイトＸ｣

　ZENピクチャーズ（制作）／2014　

　緑色のレオタードと網タイツ着用し緑色のマントを纏う。

　萩原明日香

　「ナイトエンジェル」こと華音舞と「ナイトファイター」こと御空涼の2人が合体して「ユーナイトＸ」に変身し、人間界の侵略を企む魔界の軍団「インフェルナス」と戦う物語。ヘラーはインフェルナスの女幹部で、怪人フェルナピアスと戦闘員を引き連れ2人を襲う。ユーナイトＸの舞と涼のシンクロ率が低くなると変身が解除されるという弱点を見抜き2人を追いつめるも、窮地を脱したユーナイトＸに怪人フェルナピアスを一掃されてしまう。

　フェルナピアスを倒されてしまい逃げようとするヘラーを追うユーナイトＸだったが、パワーを使い切り合体が解除されてしまう。しかし、先の拷問で動けなくなった涼を置いて、舞は無謀にもたった人で1人でヘラーと対峙する。ユーナイトＸに合体しない舞に対して余裕の表情を見せるヘラーだったが、涼を思う気持ちが舞を覚醒させヘラーを圧倒し、ボロボロとなったヘラーは最期に舞の必殺パンチの衝撃波を喰らってしまい爆死した。

　近年、敵女が登場しても「ヒロインと和解する」・「最終決戦を前に逃亡する」等、残念な展開が多かったZENピクチャーズ作品だが、今作では久々に敵女がきっちりと倒される作品であり、しかも、合体もしない素面のヒロインにフルボッコにされて倒されるという美味しい展開となっている。演じる荻原氏がスタントもこなすアクション女優だけあってアクションのキレは勿論、ヒロインにフルボッコにされる受けの表情なども抜群であり、最期の爆死する際の悶え苦しむ表情や断末魔も見ごたえがある。

素面のヒロインにフルボッコ。ヤラレ演技のキレも抜群！

この直後に爆死（写真はメイキング映像より）

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