女ザコ・敵女・悪女情報wiki - ヘレン/胎児に寄生した魔女(シザーマン)

キャラクター名

No.185 ヘレン/胎児に寄生した魔女

登場作品基本情報

「シザーマン」

マンガ

 倉田英之(原作)・たもりただぢ(作画)/秋田書店/2010年

登場シーン詳細情報

マンガ

 全1巻

外見

 異形の形相となった人間の女性。ただし、一時的ではあるが、寄生した人間の顔に戻ることもある。

概要

 西部開拓時代のアメリカを舞台に、魔女を”刈る”アンディ・ライトフォールの活躍を描いたアクションマンガ。本作品に登場する魔女は人間の髪の毛に寄生し、髪の毛を伸ばして攻撃するなど、髪に関係がある存在として描かれている。また、人間の女性に寄生して活動を行う。そのため、本作品では魔女を狩るではなく"刈る”/懺悔を”斬毛”と呼称したり、主人公が表向きは散髪人を営み戦闘時は巨大なはさみを武器にするなど、散髪行為をモチーフにした演出を多く見ることが出来る。

 本記事で紹介する魔女は、第3話に登場するヘレンという少女と、その妊娠中の母親の胎児に寄生したもの。親玉にあたるのが、胎児に寄生した魔女である。彼らは主人公が乗った鉄道の中で活動を開始し、乗客を皆殺しにした後、襲い掛かってくる。まず、ヘレンが主人公に襲い掛かるがあっさりと両断される。その後、全裸の母親(実は胎児が本体)の姿で主人公の前に現れ、鉄道がもうすぐ破壊された鉄橋につっこみ谷底に落下することを告げる。
 だが、主人公は巨大なはさみを空中に放り投げ、先頭車両を串刺しにして機関車を破壊する。胎児に寄生した魔女は何が起きたのかわからず混乱するが、その間にも慣性で動く列車は地面に串刺しにされた巨大ハサミによって両断されていき、ついに魔女のいる場所まで破壊される。その際に母親の体は破壊され、逃げ出そうとした胎児に寄生した魔女も主人公によって首を切断される。

見どころなど

 ヘレンは完全に怪物化してしまうが、ヘレンの母親(正確には胎児に寄生した魔女)は妊婦姿で全裸というあまり見られない姿を見せてくれる。派手な破壊シーンのため、かすんでいるが、何の罪のない母子(含胎児)が犠牲になったにもかかわらず、主人公の容赦のなさはなかなかすさまじい。

関連項目

マリー(シザーマン)
第2話の魔女(シザーマン)
     
さきほどまで楽しげに話していた幼女を容赦なく両断する主人公
母親の体は列車が破壊される中で首切断。中にいた胎児もこの直後に斬首される