異世界に召喚されたゲームクリエイターが、罠師として活躍する作品。主人公は現実世界では『神罠師』と呼ばれていた。しかし、あまりにも難度が高いダンジョンばかりを作ったためプロジェクトから外されてしまい、その直後に異世界に召喚され、勇者たち
*1に命を狙われる魔王の娘を助けることになる…、という物語。
ベローチェは、第1巻から第2巻にかけて登場する敵女。その正体は、主人公たちが最初にトラップによって殺害した勇者パーティのリーダー・アルベルトにストーキングしていた魔法使い(特級白魔法師)である。ちなみにいわゆるヤンデレキャラで、感情の起伏も激しく情緒不安定なのが特徴である。
作中では、ダンジョンの外にいた主人公に声をかけて、無力な一般人を装いダンジョン内まで案内させる。その後アルベルトの剣を見つけた彼女は何か
*2を悟り、主人公を結界と鎖で封じ込める(ちなみに主人公はヒロインの持つ瘴気で罠を作り出すが、結界に封じられるとその力が使えない)。その後、「(死んだ)アルベルトの気を引くため」と称して主人公を逆レ〇プしようとする。
しかし、そこにヒロインが現れたため、ベローチェは魔法と肉弾攻撃でヒロインやその仲間を攻撃し、最後に主人公を殺そうとする。
ところが、ここでヒロインと主人公が機転を利かせて、ベローチェに気が付かれないように瘴気の受け渡しを行っていた。そのため、ベローチェは主人公が発動した罠(木馬とトラバサミを組み合わせた拷問器具)によって捕縛されてしまう。
最後は、主人公によって下半身から口までをアルベルトの残した剣の柄によって少しずつ串刺しにされるという壮絶な最後を遂げた。ちなみに最後は自らの想い人の剣で貫かれることを喜んでいた。