上半身はごつい鎧にもかかわらず、下半身はほぼ紐パンのみというエロイ衣装が印象的な女悪役。主人公に対する言動も、「ボウヤ」呼ばわりであったり「女の部屋に夜這いに来るには、十年はやいんじゃないかしら」など、いちいち挑発的で思わせぶりなもので印象に残る。
主人公のライバルキャラの元・恋人だったらしいことが示唆されるなど、訳ありな設定があったためか、物語終盤では味方化してしまうのが、惜しいといえば惜しい。ちなみに、彼女は主人公のお目付け役であった老人のことを気に入って、エピローグでは一緒に日本に帰ろうとしていることが描写されている。