No.663　メゲッドの部下

｢魔界医師メフィスト｣　

　菊池秀行（原作）・霜月かいり（作画）／メディアファクトリー／2012年〜

　第1巻〜第2巻にかけて登場

　黒い巻髪の美女。巨乳。作中ではローブと看護婦姿で登場した。

　菊池秀行原作の魔界都市＜新宿＞シリーズのコミカライズの1つ。本作は、タイトル通り、さまざまな作品に登場する人気キャラ、魔界医師メフィストが主人公となっており、＜新宿＞にあつまった『不朽の臓器』と、それに関わる謎の青年・梵（そよぎ）をめぐり、戦いが繰り広げられる。

　メゲッドの部下は本作の第1巻に登場する名無しの敵キャラクター。一定の土地を砂に変えて埋めてしまうという能力を持つほか、舌を長く伸ばし敵を攻撃することが出来る。

　作中では、『不朽の臓器』を拾得した登場人物たちの拠点を襲撃し、次々に砂に埋める*1。その後、次の標的としてメフィストが院長を務める病院を砂に埋めようとするが、メフィストと梵によって攻撃を受ける。

　彼女は謎の青年を舌で串刺しにした上*2、メフィストに攻撃を仕掛けるが、彼が操る針金で舌を両断された上、全身を絡みとられる。彼女は仕方なく縛られたまま逃走する。

　第2巻では、メフィスト病院に侵入したうえで、看護婦に化けて再び臓器を奪おうとする。しかし、メフィストの仲間である人形娘*3とメフィストの部下によって見咎められてしまう。

　彼女は、メフィストの部下を自分の舌で縛り上げ『不朽の臓器』の居場所を聞き出そうとするが、人形娘によって邪魔される。彼女は人形娘を蹴り飛ばすが、さらに梵がその場に現れる。

　彼女は、驚きながらも『もう一度殺してやる』と言いながら、梵に攻撃を仕掛けるが、今度は通用せず、刀で舌をバラバラに切り裂かれた上、一瞬で一刀両断されて死亡した。　　

　同一作者の『BRAVE10』などと同じく、なかなかの巨乳美人。ただ、衣装はやや地味目なのが惜しいかも。最後はものの見事に一刀両断されてくれる。

シーリュー（異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術）：彼女と同じく長い舌が特徴の敵女