アロギナ(魔獣・魔人)と呼ばれる異界の生物を召喚し、あやつることができるジャーマンの少女ディノと彼女が召喚する4人の魔人の戦いを描いたファンタジー作品。主人公の母親はバンカークという国を滅ぼした魔女であり、その際に”印”を持つアロギナ多数召喚していた。主人公の目的は、母親の残したアロギナを異界に戻し、母親の所業を明らかにすることである。
ライジェルは本作品のラスボスに当たる存在でラシアン王国の大神官である。髪の毛を刃状の触手に変えて攻撃する能力を持っている。その正体はハイアロギナ”ラドリュー”であり、主人公の母親ディトナをだまし大量のアロギナを召還させたうえで、アロギナとディトナの精神同調を断ちバンカークを滅ぼさせていた
*1。ちなみに外見は主人公の母親にそっくりである。
彼女は物語の終盤で、ディトナと協力者グラバム将軍によって広場におびき出され、戦闘に突入する。そして、圧倒的な力でディトナとグラバムを追い詰める。途中、ディトナの仲間であるハイアロギナ・ベルリネと主人公も戦闘に加わるが、優位は変わらずベルリネを殺害することに成功する。
ところが、精神体となったベルリネは主人公と融合、獣人のような姿になる。そして、圧倒的な身体能力と格闘能力でライジェルを追いつめ、あっさりとその体を切り裂く。その後、ライジェルの体からはラドリューの本体が抜け出し、主人公に襲い掛かるがこちらもあっさりと切り裂かれ、拳大の本体のみが主人公の捕縛された。