「は…え…? あ…死んだ…。マジかよ…」
「さて、今までボンボンの漫画でしか読んだことがないガンダムXでも見るかな」と思ってレンタルDVDを借りてきた初版執筆者が、彼女の退場の折に漏らした台詞である。
登場した途端にそのボンキュッボンな肢体(Xは全体的に巨乳が多い)と、ボーイッシュなカリアゲ頭、一言でわかる勝生ボイスに、第1話でティファの写真を見せられたガロードの如く口笛を吹いた筆者であったが、待っていたのは
わずか5分後に訪れた推しロスであった。
鳴り物入りで出てきておいて一瞬で死ぬのはガンダムシリーズでは珍しくないが、まさか
かませのかませになろうとは予測もつかなかった(ぶっちゃけ、ああこいつきっとサテライトキャノン
*2の最初の犠牲者、とか初版執筆者も思っていた)。前掲のナレーションの通り、彼女の存在意義はアフターウォー世界のシビアさを示すため以外に
無く、それ故にわざと印象に残りやすいような派手な外見になったのではないか? との邪推もできる。というかそうでなきゃ浮かばれまい。