過労死した一流ビジネスマン尾崎達郎が、家族の生活のためサイボーグ山崎宅郎として蘇り、さまざまな企業に派遣され関係する人々や会社を救っていくという物語。登場する架空の商品/サービスの中には、その後似たようなものが実現したものもある。また、お約束として物語の終盤にライバル企業のサイボーグ
*1が登場し戦闘になる。
鮎川蘭は第10話に登場した悪役で企業スパイ。外見は、本エピソードのゲストである技術者・村松が好きなAV女優“愛川うらん”に良く似ている。ちなみに、任務上セクサロイドとしての機能を持っている。
このエピソードでは72時間に渡り、全てのチャンネルを録画する機能をもったテレビ
*2が登場する。彼女は派遣された受付嬢として開発者である村松に近づき、彼を凋落し機密情報を奪おうとする。彼女がスパイであることに気づいた村松は、サラ金で借金をしてその金で産業スパイをやめさせようとする。
しかし、鮎川蘭はそれを聞き入れるはずもなく、村松から開発の鍵となる重要部品を奪いとるがそこに山崎が現れる。彼女は乳房を露出させ、乳首から発射する液体窒素シャワーで山崎を攻撃する。山崎は「女性と闘う企業を持たない」
*3ため一方的に攻撃を受け、ピンチに陥る。
しかし、あわやという時に、村松が彼女を後ろから突き飛ばし、その際に部品が片目に刺さってしまう。それにより人工皮膚がはがれ、醜い機械部が露出させた鮎川蘭を山崎は「バケモノ」と認識、戦闘モードになる。最後は、山崎に向かって液体窒素シャワーを繰り出すが、必殺“Y・スラッガー”
*4により防がれ、そのまま胴体を十字に切り裂かれ爆発した。