本人曰く「アレクサンダーも今川義元も私が精を吸ってやったのよ!」と主張する淫魔だが、そんな彼女が弱体化されて主人公に散々に扱われる情けなさが良い。また、『にこいち!!』の他のストーリーでは割と悪霊の側の事情も配慮されることが多かったのだが、最終話の淫魔に関しては七宮姉妹も徹底して冷淡
*1だし、最期には消滅にまで追い込まれてしまう――という点も哀れを誘って素晴らしい。
ただ、豊満ボディのお姉さまとして登場したかと思ったら主人公と戦う頃には幼女にされている、というのは評価が分かれるところだろう。「こっちのほうがいい」という人も多そうだが。