週刊少年ジャンプで『DEATH NOTE』と同時期に連載が開始し、今なお連載中のSF時代劇ギャグマンガに登場。本作は「天人(あまんと)」と呼ばれる宇宙人により開国が行われた並行世界を舞台に、過去天人と刃を交えたテロリスト「攘夷四天王」の一角である坂田銀時が武家の息子の志村新八、宇宙人の少女・神楽らと共に様々な依頼をこなしていくコメディであり、作中世界の科学技術は江戸時代どころか現代をも凌駕している
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本項目の機械家政婦は、後の準レギュラーである機械家政婦「たま(卵)」が銀魂ファミリーに加入する話に登場した機械家政婦たちを指す。
たまの生みの親である林博士を暗殺した助手の目黒博士は、全てをたまのせいにして闇に葬り、さらに機械家政婦機軍団をつかって江戸を支配し、機械帝国の王になろうと計画していた。このため、たまたまたまの頭部を入手した銀時たちはくりんちゃんほか機械家政婦たちに襲撃され追われる身になってしまう。
多勢に無勢の中、銀時たちはついにたまの頭部を目黒側に奪われるが、ちゃっかりたまの記憶装置を抜いておいたので、鹵獲したくりんちゃんに組み込み復活させた。
同じ頃目黒博士は、実は自分自身を機械化して顔を変えていた林博士(機体名は「伍丸弐號」)によって殺害され、伍丸弐號は元々自分の計画だった機械による王国建設に着手、江戸の都市機能を乗っ取ってしまう。
復活したたまと銀時たちはこれを阻止すべく研究所に討ち入り、機械家政婦をなぎ倒して、最終的には伍丸弐號を倒して江戸を救う。
伍丸弐號の核である林博士の人格の消滅とともに、リンクしていた機械家政婦軍団は一斉に動きをとめたので、すべてスクラップにされてしまった。
その後、リアルに作りこまれた機械家政婦たちを惜しんで、密かに裏の市場に流して高値で売買するものが後を絶たなかったという。