ファンタジックな世界を舞台に、メリンダ王国を襲った暗黒千年王国と、それに立ち向かう伝説の勇者ランスの戦いを描いた成年マンガ。本作品の敵、暗黒千年王国は、これを率いるクイーン・モローとそれに仕える四天王からなっており、いずれも女性である。
本記事で紹介するのは、四天王とは別に登場する女悪役。物語の終盤、主人公たちは、二手に分かれてクイーン・モローの城に進入する。このとき、主人公は1人で城上部から潜入し、本作のヒロイン・ルーシア、その姉キャサリン、作中で寝返った剣士アドリアンが地下から進入することになる。
巨大な鳥に乗り場内に潜入する主人公であったがその眼前に、イスに縛られた状態のキャサリンを発見する。すぐに縄を解く主人公であるが、彼女はいまルーシアと一緒にいるキャサリンが偽者だと告げ、さらに主人公を誘惑し始める。彼女は主人公の男性器をなめた後、主人公に寄り添うが、次の瞬間本性を表し、主人公を刺そうとする。だが、主人公は血のにおいがすることから、彼女が偽者であることに気づいており、攻撃をあっさりとかわしたため、彼女は自分自身で自分の胸を刺してしまう。
彼女は驚愕しながらも、主人公を賞賛し、「ルーシアはもう・・・」とつぶやいて死亡した。
ちなみに、その本当の姿は、ショートカットの少女で、物語冒頭に登場するクイーン・モローの侍女と思しき人物に少し似ている
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