女ザコ・敵女・悪女情報wiki - 斎藤ムラサメ(戦国乙女シリーズ)

キャラクター名

No.167 斎藤ムラサメ

登場作品基本情報

「戦国乙女シリーズ」

スロット

平和/2008年

漫画

『百花繚乱 戦国乙女』
しなのゆら/電撃コミックス/2009年〜2012年

登場シーン詳細情報

漫画

 全編に登場

CV

結城アイラ

外見

公式サイトの人物紹介。漫画版の設定が多く流用されている。
 紫の長いウェーブヘアを持つ妙齢の美女。チャイナドレス風の衣装の上から白い甲冑をつけている。脇腹や太腿は大きく露出している。左目の下の泣きボクロが印象的。
 使用する武器は柄にも刃を取り付けた双刃刀。極低温の冷気を操る能力を持つ。イメージ的には『ONE PIECE』の大監獄インペルダウン副署長・ハンニャバルの使用する「血吸」に似ている(余計わかりにくかったらごめん)。
※画像はイメージです

概要

(※単行本3巻のネタバレを含みます!!)
 架空の戦国時代を舞台に女武者が鎬を削る、早い話が女性版戦国B○SARAのようなバトルを描いた物語「戦国乙女シリーズ」に登場する。この世界では男性は普通に名を漢字表記するが、女性はカタカナで下の名前を書くことが多い。
 原作のスロット版では、リーチ時に登場する三悪役の一人。残りは北京原人のようなムキムキの女武者オウガイと中性的な幼女コタロウなので、彼女の女性的な色気はひときわ目立っている。

 漫画版では序盤から登場し、主人公の一人である豊臣ヒデヨシの両親を彼女の目の前で惨殺した事が語られている。その後も上杉ケンシンと武田シンゲンとの戦闘に横槍を入れたり、豊臣家が守護する伝国の宝玉『榛名』の情報を得るために一芝居うって彼女を拉致し暴行を加えたり、榛名を封印した五重塔に向かう武将たちを迎え撃ったりする。
 そして終盤で室町幕府の15代将軍・足利義昭(10歳の美少年)を誘拐し、『榛名』を手に入れた織田ノブナガに「将軍の命が惜しかったら榛名を渡せ」と迫り、別に将軍の命などどーでもいいノブナガと義昭マイラヴな明智ミツヒデを仲間割れさせることに成功する。そこでノブナガを倒し(まあ実は生きてるんだけど)、『榛名』をムラサメに投げ渡したミツヒデだったが、解放された義昭は彼女が指揮する暗殺者により(ミツヒデをかばって)矢で射られてしまう。
 ムラサメを操っていたのは室町幕府高官の毛利輝元で、落魄した幕府を救う振りをして、今まで虐げられてきた毛利一族の無念を晴らすべく『榛名』を手に入れようとしていたのだった。かくて事の真相を知ったヒデヨシは輝元に襲いかかるが、ムラサメがその前に立ちはだかる。激戦の果てにヒデヨシの大槌で腹部装甲をブチ破られ、重傷を負った彼女は輝元の元へと向かうが…。

見どころなど

 あまり人が死なないこの漫画で、完全に死亡した「名前付きの人物」は彼女ただ一人である。
 輝元を「愛しき人」と呼ぶなど、彼に上司としての尊敬以上の思いを抱いていたはずなのだが、彼にとっては取り換えの利く手駒でしかなかったことが悲しい。漫画を読む限り、どうも愛人などではなくムラサメの一方的な片思いだったようである。
 しかし「あらそれはかわいそうね」では済まないのがこのアマ(失礼)の過去に行った行為であり、人の命を何とも思わずに奪うだけでなく、子供を苛めて興奮する変態性(下図参照)も持ち合わせている。そこが彼女の悪女たる所以であり、私がこの記事を作ろうと思った切っ掛けでもある。
 エロい衣装の女性が数々登場する本作の中でも、特にあからさまなお色気担当であることは作中の人物からも指摘されており、ビキニアーマー同然の姿をしたシンゲンから「エロねーちゃん」呼ばわりされている。巻末おまけ漫画では、なぜか自分がバニーガールの格好をしたイラストを寄贈している。
 リョナ要素は多々あり、初戦のシンゲン&ケンシン戦では胸部装甲を破壊されて白く豊満な乳房を晒し(でも大事なところは見えない、Shit)、ヒデヨシ監禁時には駆け付けた伊達マサムネに吹き飛ばされて壁に叩き付けられ「ああン♡」と嬌声を上げる。2巻の榛名争奪戦ではケンシンに電気技を喰らい「ッ…つ!あぁ…ッ!」と悶え苦しみ、3巻の本能寺最終決戦では実力で下に見ていたヒデヨシに圧倒され、腹をブチ破られて悲鳴を上げる・・・こうしてみると、輝元による処刑がトドメになったわけだが、その最後の一撃はこれ以上彼女を苦しませたくなかったが故の輝元なりの優しさに見てこなくもない。そうだとしたら不器用すぎるけど。

 …と思われていたが正式な続編の『LEGEND BATTLE』で普通に登場していたので、戦国乙女陣営を欺くための偽装だったらしい。