大正12年を舞台に、風と気を使いこなす神天流という武術を代々伝えてきた天狗一族と、鬼の一族との戦いを描いた作品。本作品では、邪気を吸収する力を持つ石妖神と呼ばれる石をめぐり戦いが繰り広げられる。
水鬼の絲久蘭は、鬼一族の大将”紫鬼”に仕える星魔五鬼衆(せいまいつきしゅう)の1人。敵の心を読む能力と水を操る能力を持っている。作中では、第7話において仲間の紅葉とともに主人公たちの前に姿を現すが、このときは「あいさつ」だけですぐに退散する。
その後、奪われた石妖神を取り返すため鬼の本拠地”御霊邸”を訪れた主人公たちの前に立ちはだかる。そして、登場人物の一人鎮摩と戦いになる。彼女は、鎮摩の心の迷い
*1を見抜き、精神的な揺さぶりをかけつつ、水を操る攻撃で彼を苦しめる。
しかし、最後は怒りによって武器である刀
*2の本当の力を引き出した鎮摩の攻撃によって一撃で消滅した。